8月も終わりが近づいて、9月が近づいている。
私にとっては9月は「数学・物理通信」の100号の発行を迎えるからだ。現在通巻で99号であるので、9月発行で100号になる。
これは私にとって、とても記念すべきことである。最近では編集委員になってくださったSさんのおかげで投稿論文の掲載可否の決定が迅速になっているが、それでもここ数年の自分の仕事としては誇るべきものだと思う。
発行の当初から編集委員を務めてくださっている、数学者のSさんも喜ばれるであろう。1か月に1回は面会に行って「数学・物理通信」の編集と発行について話し合っていたが、おられる施設がコロナのために面会謝絶になってしまって久しい。
基本的に私のUSBメモリーに入れた号を彼のパソコンに入れる操作をしていたのだが、それもできなくなった。
昨年末に2つの号をプリントしてそれを施設の管理事務所に預けに行ったのが、最後になっている。
施設は郵便を受け付けるので、プリントして郵送ということも考えられるが、それも面倒である。どうしたらいいか。
2009年12月に1号を発行しているから、足掛け11年は越えた。どこまで「数学・物理通信」の編集と発行が続けられるは私にもわからない。