物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

三角関数の章を書かねばならない

2021-08-27 12:46:59 | 数学
大学を定年退職をした後で、勤めていたE大学の学生のためのe-Learningのコンテンツを数年書くという作業をした。理工科系の学生で、おちこぼれそうになった学生のためのコンテンツである。これは学内限定で閲覧可能となったが、一般の方が見ることはできない。

そのe-Learningのコンテンツをお見せした、ある出版社の方から出版しないかとお勧めを頂いたのだが、三角関数の章がなかったのでお断りをした。

その後、そこから小著『四元数の発見』を出さしてもらった。三角関数について書くというのが自分に課した宿題になったが、なかなかうまくできない。

それに再度挑戦してみようという気がおきた。それでとりかかったのだが、すぐに加法定理の導出法に関心がうつり、それについて考えているというわけである。


加法定理

2021-08-27 12:37:28 | 数学
またまた、三角関数の加法定理の導出に関心を抱いている。

もう何年も前に武藤徹先生から頂いた本『数学読本』II (三省堂)にこの三角関数の加法定理の導出がでており、あまり他では見たことがない導出法だったので関心があったが、その導出法をあまりよくわからなかった。

それをこの機会に一度考えてみようと思った。まだもう少し深い理解があるかと思うが、一応理解できたと感じている。武藤先生はぱっと書いておられて、あまり詳しくは書かれていないので、前に読んだときにはわからなかった。

私はあまり頭がよくないので、書かれていることを理解するには時間がかかるのである。