物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

数学セミナー増刊 『量の理論』

2021-11-15 11:18:34 | 本と雑誌
数学セミナー増刊 『量の理論』を小島順さんのサイトから印刷した。

小島さんの「量の数学」は難しくてよくわからないが、その後に討論があって、江沢洋、小島順、斎藤正彦、高橋利衛、森毅の諸氏が量の理論について討論していた。この部分がかなり長いのだが、先週の土曜の午後をこれを読むのに費やしてしまった。

これがなかなか面白かった。斎藤、高橋、森氏らはすでに物故であろうが、江沢さんと小島さんとはまだ存命であろうか。

森毅さんと江沢さんの発言が特に面白いと思ったが、それはどうしてだったのだろうか。

この増刊号を読んでわかる人がどれくらいいるのだろうか。私にしても興味深いことはわかったが、よくわかったかといえば、それには程遠い。

数教協で議論されていることでも、政治的な状況との関係でタブーになったテーマがあるらしいこともわかったし、そういうふうに語る人は数教協の内部でも少なくなっているのではなかろうか。


12月発行の「数学・物理通信」の原稿だが、

2021-11-15 10:56:04 | 本と雑誌
12月発行の「数学・物理通信」の原稿だが、まだ目途がたっているわけではない。

私もいま武谷三男の科学史的な資料を入力中だが、さてこれがまにあうかどうか。それ以外にも投稿もあるのだが、自分で書いた古い原稿の修正を出すことも考えられるが、これはいまちょっと見合わせておきたい。

今朝、熱力学の始まりの熱力学第一法則のことを書いておきたいとも考えている。

さてさてどうするのか。