物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

日曜で気分一新して

2021-11-22 10:24:34 | 物理学
日曜で気分一新して仕事場に出てきた。土曜日は休まないが、日曜は極端に言うと、はし一本も転がさない。

ぼんやりといまごろなら、こたつに入ってさして広くもない庭の木々を見たり、居眠りしたりしている。妻に付き合ってテレビを見たりもしている。

しかし、テレビを見ることはできるだけ控えるようにしている。それでも妻が暇なのか日曜日には昼過ぎには古畑任三郎シリーズを見たりする。

テレビを見るのを控えるとはいっても、見ないわけではないので、極端にテレビ漬けにならないとの配慮だけである。

これはもう半世紀も昔のことだが、湯川秀樹先生が所長だった、研究所の非常勤講師を数か月務めたことがあった。

そのころ所長室の隣室の小さな会議室で昼食を所員みんなで取っているというので、そこに行くようになった。すくなくとも半年は非常勤講師を務める予定だったが、6月の半ばにE大学工学部の講師に任用された。ただ、はじめから半年はその研究所にいてもいいとの許可をもらって、9月までそこに滞在をした。10月初めに松山に赴任した。

もっとも講義の義務は免除されなかったから、E大学に6月だったか生まれてはじめて初歩の量子力学の集中講義にでかけたのを覚えている。

その私の初めての講義を聞いた学生の数人はその後には工学部の同僚の教員となった。工学部長を後で務めたM君もその中の一人であった。