物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

たまたま聞いたのだが、

2023-03-16 13:34:46 | 本と雑誌

たまたま聞いたのだが、NHKラジオ第2放送で英語タイムトライアルの断片を聞いた。このときになかなか日本語的だが、英語に訳せそうにない表現をとりあげていたらしい。

 

この中に「覆水盆に返らず」という表現が出てきた、あれ、これは中学生のころ一生懸命英語の表現を覚えていたころに覚えていたことわざだなと思ってきいたところIt is no use over spilt milk.であった。ところがなにせもう70年くらい昔の記憶なので、記憶の細部がはっきりしない。

 

それでしかたなく岩波ジュニア新書の『英語ことわざ集』を取り出してきて、調べたのだが、どこかに出ているのか知れないが、わからない。仕方なく英語の辞書のspillを引いたら、It is no use over spilt milk.がようやく出てきて記憶を確かめることができた。やれやれ。


岩波新書の著者として

2023-03-16 13:07:17 | 本と雑誌

岩波新書の著者としてたくさん書いている著者として遠山啓とか武谷三男とかがいる。しかし、彼らも5冊しか書いていない。彼らは私のお気に入りの著者であるが、もう一人のお気に入りの著者に松田道雄がいる。

 

松田道雄は12冊の岩波新書を書いている。その中でもやはり『私は赤ちゃん』『私は二歳』をもっていたが、孫が生まれたときに、子どもに言われて送ってやったので手元にない。他の松田道雄の岩波新書はすべて持っているはずである。それらの書を読み返す時間はなかなか持てないけれども。

 

ご子息には数学者になった方がおられたり、手品師になられたりされた方がおられるとか聞いている。私の年代の人ならひょっとすると私と同じように島崎敏樹さんの岩波新書に関心を持たれた方もおられようか。この人も5冊岩波新書に書かれている。

 

詩人だった大岡信さんは27冊を岩波新書に書かれているが、『折々のうた』とその関連書である。私も数冊はもっているが、なかなか全部をもつことはできてはいない。