韓国と日本の政治的な和解が行われそうである。私たち日本人は韓国人に特に悪感情を抱いているわけではない。これはごく限られた一部の人にはそうではないかもしれないが、一般の大多数の日本人にとって韓国が唾棄すべきも国だとはだれも考えていないと思う。
ただ、政治的にはどうもそうもいかないという点があって、むやみに悪化させる要素がいくつかあったが、韓国の現政権の努力によってその政治的な関係の悪化はなくなりそうである。
いや、これは別に韓国に限ったことではない。中国にだって大多数の日本人が悪感情を抱いているとは思えない。もちろん、政治的にはいろいろあって軍事的な傾向が中国にもあれば、日本にもあったりする。私自身はこれについてはどちらについても憂慮はしているが、だからといって中国に対する感情がわるくなってはいない。大国になった中国では11億の人を食べさせていかなければ、政権は成り立たない。そういう事情があるのだと思えば、ある程度は仕方がないことだと思う。政府間はどうであっても中国人に対して悪感情を抱く理由がない。そこらあたりをこれは平和を愛する日本人として現在の時点で述べておきたい。
中国人かどうかはわからないが、中国語で書かれた「四元数」のい解説の文書をいつだったかインターネットで見かけた。「数学・物理通信」に私の書いた四元数の連載の解説とかも読まれていたらしく、それが後で本になったこともちゃんと追跡をされていて、その本文がもとの解説とあまり変わっていないと書かれているらしかった。らしかったとしか言えないのは私が中国語をほとんど解しないからであるが、その雰囲気は読み取れた。