物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

数学・物理通信13巻2号の編集を始めたい

2023-03-24 18:27:20 | 数学

数学・物理通信13巻2号の編集を始めたい。昨日13巻1号を発行したからである。二つほどすでに投稿があるのだが、私の1号に書いた記事の余話を書いておきたいと思っている。これは単に自分の関心事であるから、他の人には関心事ではないかもしれない。

 

だが、あまり大したことではないが、私の知的な好奇心を呼び起こしたのは事実である。こういう細かな事実の積み重ねも大切なのだと思っている。以前にはそのことに関心がなぜ起きなかったのか不思議である。というのももう数十年前にこのことについて調べていたのだから。

 

そしてそのことを最近どこかにノートした記憶があるのに今探してもなかなかでて来ないのでいらいらしている。

 

1号に関しては早まってミスを犯してしまった。これは目次の英文タイトルのところの番号が3とすべきところを5としていることに2号の編集に入ってきがついたのである。がどうもはやまってしまった例となった。


あまり深夜まで起きていないのだが、

2023-03-24 10:37:58 | 数学

あまり深夜まで起きていないのだが、昨夜は2時くらいまで起きていた。

これは昔読んだ本だとか最近購入した3Dグラフィックスの本の球面線形補間の箇所の説明を自分が書いた本の記述と比べていたりしたために深夜まで起きていたことになったのだ。

球面線形補間の結果はわかっているので、どの本も間違った結果は書いてはいない。しかし、その結果の出し方があまり明瞭ではないと思う。別に誤魔化しているということはないのだろうが、鮮明に説明をすべきではないかというのが私の意見である。

以前に悪戦苦闘して読んだ本の四元数のはじめのところに「四元数という用語は、3D数学においてはきちんとされずに広まったちょっとした流行語です。それはたぶん、ほとんどの人が四元数を理解していないからです。四元数を取り巻くこの謎は、主として、多くのテクストでの四元数の取り上げ方に起因しています。願わくば、本書が四元数に関するみなさんの混乱を解決する手助けになることを望みます」(『実例で学ぶゲーム3D数学』(オライリー・ジャパン)より引用)とあります。まさにその通りであろう。

私もこの本を10年以上前に読んで学ぶことが多かった本だが、それでもすべて明解という訳でもなかった。これは小著『四元数の発見』(海鳴社)にも言及したが、球面線形補間の導出法がもう一つ明確ではなかったことも一因である。それはしかしまだ大したことではなかったし、きちんとした説明は『四元数の発見』に述べておいた。

むしろ私にわかり難かったのは四元数の累乗の説明であった。ここは『実例で学ぶゲーム3D数学』での説明がまちがっているわけではなく、ちょっと理解がやはり難しいのだと思う。その辺も私はいちおう『実例で学ぶゲーム3D数学』にしたがって説明をしておいた。

この理解が後で球面線形補間の説明で効いてくる。