「ちょっとうんざりしている」と言ったら、少し誇張かな。昨日も一日中を数値積分のエッセイの見直しをしたのだが、式の番号をきちんとするために文を見直している。式の番号は自動的に決められるが、本文中の式の番号を本文を読んで正しいかどうかをチェックするのに時間がかかる。
それも以前に書いた初めからある付録の部分を付録の一番後ろに回したので、式番号が全く変わってしまった。しかし、その見直しもさきほど終わったので、これからはその入力をしなくてはならない。
およそ、下敷きにした参考文献とほとんど同じ文章の部分もあるが、少なくとも自分に納得しないとこういうエッセイだって書けないのである。なかなか忍耐がいる。もっとも私はこういうエッセイを書くのが好きなのでしかたがない。
大学在職中に私より若い同僚の方であるが、優秀な方であるのに研究上で何かがわかっても自分がわかったら、それを論文にあまりする気にならないのだという方がおられた。人もいろいろだと思う。