publish or perishとはちょっと恐ろしい表題であろうか。
これはいまではそういう出版社がアメリカにあるのだろうか。実はSpivakという数学者の書いた本がE大学の図書館になるのかどうかOPACで検索したら、このSpivakの本の出版社が実はpublish or perishという名前らしかった。
いうまでもなく研究者は研究の結果を発表するためにpublish(出版)しなければ、研究資金を獲得できない。すなわち、研究者として生き残れない。
これがアメリカの実状である。この実状は日本でも一般的になりつつある。これがいいことかどうかは言わずとも知れたことであろうか。
Spivakは微分形式の数学のわかりやすい本を書いたらしい。これは志村五郎さんの本から知ったことである。これは日本語に訳されてもいるらしい。E大学のOPACにその訳書があることが出ていた。