仕事場のバルコニーは冬の間は寒いせいか、ここに置いてあるシクラメンがなかなか咲かない。これは例年のことである。
私はシクラメンは冬の花というイメージをもっていたが、どうもあれは温室育ちのせいではないか。先週の金曜日か土曜日だったかに急に暖かい日があったので、シクラメンが勢いよく一斉に咲いた。
いつかも書いたように朝鮮(いまの韓国)に住んでいた子供時代に子ども絵本かなにかでシクラメンという花があるということを知ったが、本当にシクラメンとご対面したのはそれから20数年後の30歳過ぎのころであった。
それまで一度もシクラメンを見かけたことがなかったとは思わないが、それがシクラメンと呼ばれていることも知らなかったのであろう。
このごろはスーパーの花屋の店先に冬が始まる前にシクラメンの鉢植えが並べられてあり、それは500円くらいで値段が手ごろなので妻が私のために買ってくれた。
しかし、1日おきに水はやっているが、なかなかつぼみから花が咲かずようやく、桜の花便りが聞かれるこのごろになって一気に咲く。
私は貴婦人のような、真紅のシクラメンが好きなのだが、それが今年も1鉢あり、真っ赤な花をつけている。もっとも今日は寒さがどうだったかかわからないが、暖房をつけなくても過ごせたからそれほどもう寒くないのであろう。
ここ数日書いてきた数学エッセイ「因数分解の公式を忘れたら2」の図も、ピクチャー環境でようやく描きあげて、ほぼ完成で、あとはこのエッセイの読み返しだけが残っている。
なにか自分の気をとられていることがあると、ブログは惰性のようには書いているが、どうも単なるルーチンワークになっている。
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