岡田さんの基本的質疑登板は、下野後の12回の通常国会のうち10回目だと思います。蓮舫代表当時は出番がありませんでした。
午後2時12分から2時57分までの45分間。なお、国対委員長は同日朝8時35分の理事会で自民党が「裏金議員リスト」を提出しなければ審議に応じないかまえもとっています。しかし、森山裕総務会長ら6人の衆参党幹部が3グループで弁護士を交えた聴取を始めており、完全版でなくても審議の定刻スタートそのものには応じる公算が高いと考えられます。
平成6年政治改革4法からちょうど30年後の令和6年国会。当ニュースサイトは「ミスター政治改革・普通の言葉が伝わる政治の羽田孜の弟子は岡田克也だ」という当初の設定を、多少無理がありつつも、15年守り続けて、継続できています。
当サイト内の「4人会」の検索が増えています。東大法学部同級生の村上誠一郎、山口那津男、岡田克也、小野次郎の各国会議員経験者による「もともと憲法観が近い4人の気のおけない憲法論争」。この場では山口さんが平和安全法制に当時から否定的な考えを示していたとの驚くべき事実も明らかになっています。
しかし、山口さんはきょう午前中の参議院本会議で「まずは震災対応に政府一丸となって取り組まなければなりません。そのうえで、昨年発覚した自民党の政治資金問題によって失墜した政治への信頼をどう取り戻すことができるのか。今国会における最も重要な課題です」と頭出しをしました。
ところが「衆議院で過半数を持つ自民党が政治改革を主導すべきだ」と明言しました。岡田さんが政治改革をめぐり、与党・公明党の分断を誘う呼び水発言をしていることも頭に入れたうえで、全面拒否を示したとみてとれそうです。
岡田さんは、あすは島根1区補選にのぞむ亀井亜紀子さんや石橋通宏県連代表らの応援、あさっては党大会、しあさっては予算委員会の「お忙し氏」となります。
岡田さんの質問通告6項目は「政治改革に対する総理の基本姿勢」「岸田派の不記載」「安倍派幹部の責任」「政策活動費及び旧文通費」「政治資金の透明性確保」「政治家本人の処罰強化」となりました。
一方、先週金曜日に党議最終決定した政治改革実行本部の最終とりまとめの
以上です。