[写真]闇バイトを啓発する「防犯協会」の看板、東京・歌舞伎町で、宮崎信行撮影。
前日、日本維新の会共同代表(国会議員団長)についた前原誠司さんは、先の通常国会(第213回国会)での党から個人への政策活動費の「10年後公開」自公維合意の詰めが甘かったことを認めて、今国会で再改正法を実現したいとしました。
【参議院本会議 きょう令和6年2024年12月3日(火)】
国務大臣の演説に対する代表質問1日目。
国会報道で、一つの党の衆参議員が合算されるのは、自民党総裁選のときのみ。衆、参各々で過半数で初めて法律になります。衆では、自公はハングパーラメント(宙づり議会)で、参でも自は過半数ありませんが、自公で過半数。お尻の参で「公」の力ができ、その先議の院である衆で「国」が力を持つ構造。なので、立憲民主党(148、39議席)が意外と埋没するかもしれません。
前日、日本維新の会共同代表(国会議員団長)についた前原誠司さんは、先の通常国会(第213回国会)での党から個人への政策活動費の「10年後公開」自公維合意の詰めが甘かったことを認めて、今国会で再改正法を実現したいとしました。
【参議院本会議 きょう令和6年2024年12月3日(火)】
国務大臣の演説に対する代表質問1日目。
国会報道で、一つの党の衆参議員が合算されるのは、自民党総裁選のときのみ。衆、参各々で過半数で初めて法律になります。衆では、自公はハングパーラメント(宙づり議会)で、参でも自は過半数ありませんが、自公で過半数。お尻の参で「公」の力ができ、その先議の院である衆で「国」が力を持つ構造。なので、立憲民主党(148、39議席)が意外と埋没するかもしれません。
辻元清美さん(私鉄総連)が全体の来夏までの構図を示しました。辻元さんは「衆では与党過半数割れになりました。与党多数で押し切る国会ではなく、与野党、国民の見えるところでオープンにしっかり議論をして、合意形成をしてほしい、という民意が示されました。そこで、総理約束してください。与党多数の本院・参議院は与党が多数ですけれども、この参でも熟議と公開、よろしいですね」と念を押すところから始めました。
辻元さんは闇バイトを取り上げ、スポットワーク(タイミー、ウーバーなど)は日雇いスポット派遣に近いとして、雇用形態や低収入が背景にあるとしました。辻元さんは「国民は不公平感を持ち誠意を信頼していないから経済発展しない」と指摘しました。首相は経済対策(決定、補正予算案印刷中)に「闇バイト対策の防犯カメラ、青パトを入れた」としました。辻元さんがこれを取り上げた背景に、同党のNC「次の内閣」の警察庁・消費者庁にあたる部門会議で、杉尾秀哉さん(来夏非改選)や塩村あやかさん(改選)のチームワークがよいため、参・立として実績を積み重ねたい思惑がありそうです。
参・自は武見敬三会長となりましたが、きょうは、松山政司・参自幹事長(旧・宮沢派)が登壇。首相に「日本の国のあるべき姿への発信が少ない」と問うと、首相は「ご指摘を踏まえてよく取り組んでいきたい」と答弁し、議員から苦笑されました。
【衆・本会議】
立憲は、3枠あり、秘書からも「目に見える成果だ」と選挙で頑張った甲斐があったと喜ばれています。代表、幹事長が二人とも登壇する異例の出番となりました。小川淳也幹事長は、APEC首脳会合で、首相がスマホを見たり、トルドー首相に着席したまま握手したりした外交マナーを指摘しました。「茂」という名の首相は吉田茂以来ですから、吉田首相のような外交マナーを期待します。
維新の前原さんは政治改革と教育無償化を中心に問いました。
公明の斉藤鉄夫新代表は今、社会は変化してきており、ややもすると、主義主張が違う者を排除する傾向が高まっている。分断と対立を必要以上に際立たせ、それをエネルギーにする力がまかり通る社会になってきている」と語りました。
ところで、石破さん、前原さん、斉藤さんは「鉄道オタク」「鉄ちゃん」として知られますが、斉藤さんは地域に鉄道が来ると、その後に地域が経済繁栄するという原体験にもとづく嗜好です。
れいわ新選組の山川仁・国会対策委員長(1期)は「沖縄振興予算が3000億円を割っている」と指摘しました。
共産の田村智子委員長は衆転後、初登壇し、女性差別撤廃条約の徹底を求めました。
首相はこの2日間に、改正食料・農業・農村基本法に基づく来年の計画で、直接支払い(農業者戸別所得保障)の再導入を検討したい自身の考えを示しました。また、核禁止条約の締約国会議オブザーバー参加に関して、条約に核保有国が入っていないことから、オブザーバー参加の意義が少ないと明示しました。浅尾慶一郎環境相は、COP29会議での気候変動予防の途上国への基金の造成が合意文書に入ったことで、来年に閣議決定する地球温暖化次期5カ年計画に位置づけたいと答弁しました。村上誠一郎総務相は、兵庫県知事選で斎藤知事(議会不信任で失職)を立花孝志候補(元参議院議員)が応援する「実質2候補」となったことを念頭に、公職選挙法の数量制限に抵触するおそれがあるとしました。マイクロフォン、標旗、選挙カー、ビラのどの上限かは未詳。現行法で電話とSNSは上限規制がありません。
【衆・予算委理事懇談会】
木曜日の集中審議「政治とカネ」の開催で折り合いました。
【衆参両院議院運営委員会】
きのうの理事会で、橘慶一郎、青木一彦官房副長官らが今国会に11法案を提出したいと説明しました。
【衆・懲罰委員会】
新委員長が挨拶し、理事として自民の村井英樹、立憲の後藤祐一両国対委員長代理らを選任しました。
【閣議】
辻元さんは闇バイトを取り上げ、スポットワーク(タイミー、ウーバーなど)は日雇いスポット派遣に近いとして、雇用形態や低収入が背景にあるとしました。辻元さんは「国民は不公平感を持ち誠意を信頼していないから経済発展しない」と指摘しました。首相は経済対策(決定、補正予算案印刷中)に「闇バイト対策の防犯カメラ、青パトを入れた」としました。辻元さんがこれを取り上げた背景に、同党のNC「次の内閣」の警察庁・消費者庁にあたる部門会議で、杉尾秀哉さん(来夏非改選)や塩村あやかさん(改選)のチームワークがよいため、参・立として実績を積み重ねたい思惑がありそうです。
参・自は武見敬三会長となりましたが、きょうは、松山政司・参自幹事長(旧・宮沢派)が登壇。首相に「日本の国のあるべき姿への発信が少ない」と問うと、首相は「ご指摘を踏まえてよく取り組んでいきたい」と答弁し、議員から苦笑されました。
【衆・本会議】
立憲は、3枠あり、秘書からも「目に見える成果だ」と選挙で頑張った甲斐があったと喜ばれています。代表、幹事長が二人とも登壇する異例の出番となりました。小川淳也幹事長は、APEC首脳会合で、首相がスマホを見たり、トルドー首相に着席したまま握手したりした外交マナーを指摘しました。「茂」という名の首相は吉田茂以来ですから、吉田首相のような外交マナーを期待します。
維新の前原さんは政治改革と教育無償化を中心に問いました。
公明の斉藤鉄夫新代表は今、社会は変化してきており、ややもすると、主義主張が違う者を排除する傾向が高まっている。分断と対立を必要以上に際立たせ、それをエネルギーにする力がまかり通る社会になってきている」と語りました。
ところで、石破さん、前原さん、斉藤さんは「鉄道オタク」「鉄ちゃん」として知られますが、斉藤さんは地域に鉄道が来ると、その後に地域が経済繁栄するという原体験にもとづく嗜好です。
れいわ新選組の山川仁・国会対策委員長(1期)は「沖縄振興予算が3000億円を割っている」と指摘しました。
共産の田村智子委員長は衆転後、初登壇し、女性差別撤廃条約の徹底を求めました。
首相はこの2日間に、改正食料・農業・農村基本法に基づく来年の計画で、直接支払い(農業者戸別所得保障)の再導入を検討したい自身の考えを示しました。また、核禁止条約の締約国会議オブザーバー参加に関して、条約に核保有国が入っていないことから、オブザーバー参加の意義が少ないと明示しました。浅尾慶一郎環境相は、COP29会議での気候変動予防の途上国への基金の造成が合意文書に入ったことで、来年に閣議決定する地球温暖化次期5カ年計画に位置づけたいと答弁しました。村上誠一郎総務相は、兵庫県知事選で斎藤知事(議会不信任で失職)を立花孝志候補(元参議院議員)が応援する「実質2候補」となったことを念頭に、公職選挙法の数量制限に抵触するおそれがあるとしました。マイクロフォン、標旗、選挙カー、ビラのどの上限かは未詳。現行法で電話とSNSは上限規制がありません。
【衆・予算委理事懇談会】
木曜日の集中審議「政治とカネ」の開催で折り合いました。
【衆参両院議院運営委員会】
きのうの理事会で、橘慶一郎、青木一彦官房副長官らが今国会に11法案を提出したいと説明しました。
【衆・懲罰委員会】
新委員長が挨拶し、理事として自民の村井英樹、立憲の後藤祐一両国対委員長代理らを選任しました。
【閣議】
【経済財政諮問会議】
官邸での第15回経済財政諮問会議では「持続可能な地方行財政に向けて」と「持続可能な社会保障に向けて」が議論されました。
【立憲民主党常任幹事会】
昼休みに開かれ、第27回参院選で、長野1人区で羽田次郎さん、広島2人区で森本真治さんの両現職を公認しました。広島のもうひとりの現職・宮口はるこさんは他に転出するとみられます。
官邸での第15回経済財政諮問会議では「持続可能な地方行財政に向けて」と「持続可能な社会保障に向けて」が議論されました。
【立憲民主党常任幹事会】
昼休みに開かれ、第27回参院選で、長野1人区で羽田次郎さん、広島2人区で森本真治さんの両現職を公認しました。広島のもうひとりの現職・宮口はるこさんは他に転出するとみられます。
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このニュースサイトは以下のウェブサイトを活用しています。
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