宮崎信行の夕刊フジ

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が衆参両院と提出予定法案を網羅して書いています。業界内で圧倒的ナンバー1。

【比例区】やっぱり「前田たけし」でしょう

2010年07月05日 21時10分55秒 | 第22回参院選(2010年7月11日)反省の夏


 全国比例には、

 前田武志(前田たけし)候補

 をオススメしたいですね。

 1986年、自民党から衆議院に初当選。岡田克也さんより1期(4年)先輩、参院の北澤俊美さんより6年先輩になります。

 1993年6月18日、宮澤解散と同時に自民党離党。

 その後、前田さんは「政権交代可能な二大政党デモクラシー」をめざして、羽田さん、北澤さん、恒三さん、岡田さんらとただの一日もぶれることなく、まっすぐにひたむきに歩いてきました。

 ところが、前田さん、まだ閣僚経験がないんですね。まあ、あいだに落選経験があるから、と言ってしまえばそれまでですが。

 15年の夢、政権交代を実現させた鳩山・菅内閣では、4年後輩15歳年下の岡田さんが外相、6年後輩1歳年下の北沢さんが防衛相です。

 それよりなにより、第38回衆院選初当選組では、村井仁氏、松田岩夫氏、前田武志さんが経世会で目立っていて、その後、新生党、新進党と行動を共にしてきたのに、村井、松田両氏は私たちを裏切り、自民党に復党しました。そして、まんまと内閣府特命大臣の座を手中に収めました。現在長野県知事の村井氏は8月、現在参議院議員の松田氏は7月の任期切れで引退するようです。松田氏は自民党に2度目の離党届を出し、党紀委員会が除名しました。「1度裏切る人間は2度裏切る」という岡田さんの名言を改めて実感しました。

 おととい、ツイッターで、「比例区は前田武志さんにします」とつぶやいたら、さっそく、「私も、思う事ありまして、前田たけしさんです。『当たり前田のたけしやでぇ~』というつぶやきをいただきました。

 
 「当たり前田のたけしやでぇ~」というフレーズ、お仲間うちで浸透させていただいているようです。

 さて、選挙情勢ですが、まったく楽観できません。一時期(太陽党時代)を除き、党籍を共にしてきた民主党でイチバン各種団体の動向に詳しいとされる代表経験者の事務所によると、天理教さんのご支持をいただいて、しっかりと票固めしている前田たけし候補ですが、全国ですので、前幹事長による45人大量擁立作戦のあおりで、当選圏(党で18~20人程度か?)入りは難航しているようです。

 天理教のみなさまのより一層のがんばりを心よりお願い申し上げます。それと、私たち天理教さんの信者ではない有権者も、チャラチャラした新人ではなく、ホンモノの政治家をしっかりと評価しなければならない時代を迎えています。

 なお、おこがましくも、もう一つ注意点を申し上げます。今回の比例名簿には、もう一人「前田」というの候補が出ていますが、お間違えのないように。「前田たけし」の方ですから。絶対にフルネームで書いてください。按分とかもったいないですからね。フルネームで「前田たけし」。難しければ、記載台に掲げられた立候補者一覧表で、順番(五十音順)が先に書かれている「前田さん」と覚えてください。

 政権の安定、私たちのくらしの安定のためには、安定したキャリアの持ち主を選ぶのがベストです。前田たけしさんは私たちを裏切りような人でありません。この15年の軌跡が証明しています。まるで世界のホームラン王のような顔立ちがそれを証明しています。

 1度裏切る人間は2度裏切る。
 民主党の単独過半数で、ウロチョロ煩わしいインチキ一兵卒にトドメをさしましょう。 
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする