[写真]衆議院の委員会が開かれる分館の2階、おととし2017年5月、院の許諾を得て、宮崎信行が撮影し、所持。
人事院勧告を実施するために必要な給与法を改正する関連法案を審議する、衆議院の委員会が順調に動きました。
第200回臨時国会は、召集から15日が経ちました。
火曜日、水曜日の参議院予算委員会では異例の安倍晋三首相の令和元年台風19号に関する3分程度の政府報告に対する各党の質疑が挟み込まれる格好となりました。しかし、大きな炎上はありませんでした。
国家公務員一般職給与法改正案や、同特別職給与法改正案を審議する衆議院内閣委員会は各大臣から所信的あいさつを聞きました。人事院総裁による人事院勧告の説明もありました。
裁判官や検察官の給与法改正案を審議する衆議院法務委員会も。
そして、異例の外務大臣から防衛大臣に横滑りした河野太郎大臣。衆議院安全保障委員会で所信的あいさつ。防衛省設置法改正案が今後審議されますが、人事院勧告以上に、初任給は月0・8万円アップ。菅義偉・内閣官房長官は、中東への自衛隊派遣を記者会見で発表しました。
在外公館の給与法案は来年の通常国会になります。条約の承認案を審議する、衆議院外務委員会も順調に滑り出しました。
菅原一秀・新大臣の贈答品スキャンダルがある、衆議院経済産業委員会も定例日のきょう開かれました。但し、今後は、田嶋要・野党側筆頭理事が、委員会の日程立てでせめぎ合う局面もありそうです。
以上、令和元年2019年10月18日(金)の国会の動きの簡単なまとめでした。