【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

中村喜四郎・岡田克也政治塾開講、中村「自民党は変わってしまったからこちらでお世話になる」、玉木雄一郎代表が初回講師

2019年10月23日 19時01分43秒 | 第49回衆院選(2021年10月 岸田続投 枝野辞任)
[写真]和やかに段取りを確認する、左から、中村喜四郎、玉木雄一郎、岡田克也各衆議院議員、衆議院第一議員会館内で、きょう2019年10月23日、宮崎信行撮影。

 17日付当ブログ記事で報じた、「中村喜四郎・岡田克也政治塾」が開講しました。

 冒頭あいさつで中村喜四郎さん(当選14回、70歳)は「みなさまこんにちは。私は茨城県第7区から衆議院に出ています、中村喜四郎と申します」と自己紹介。中村さんは「自民党は変わった。非常に変わってしまった。具体的には、勝つためなら何でもやる」と語り、「国民が選びようがない」衆議院解散を連発する、安倍晋三首相(自民党総裁)の手法を「民主主義が壊される、崩壊する」と批判。「こちらの方に籍を移して、お世話になる」とし、共同会派所属議員の選挙対策を手助けする考えを明示しました。

 幹事の岡田克也さん(当選10回、66歳)は「私が一年生議員の時に、自民党だったんですが、(5期先輩の)中村先生に四日市に応援に来ていただいて、その時に教わったことを実行して、私の選挙運動はできている」と語りました。

 初回講師の、玉木雄一郎・国民民主党代表(当選4回、50歳)は「みなさんと一緒に選挙についてともに学び合うこの会は、永田町でやっているいろいろな会の中でもっとも重要な会だと思う。いくら政策を勉強しても、胸にバッジがつかないと話にならない」「選挙について学ぶことは政権をめざすうえで最も必要だ。みんなで選挙に強くなろう」と意義を強調しました。

中村喜四郎「自民党は変わってしまった」岡田克也と政治塾開講、初回講師は玉木雄一郎代表 20191023 宮崎信行撮影



 会合は、共同会派「立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム」所属の衆議院当選1回生全員に対して、中村さん、岡田さんのほか、野田佳彦前首相、江田憲司さんの4名が呼びかけました。初回講師は江田さんの予定でしたが、台風19号などの被害への対応を優先し、順延されていました。

 会合は、立憲民主党員から池田真紀さん、堀越啓仁さんら8名以上、国民民主党の西岡秀子さんのほか、井上一徳さん、日吉雄太さんら11名以上の「立国社」所属衆議院1期生が参加。

 衆議院第一議員会館の地下1階の共用会議室スペースにある、「第二会議室」を借りて開かれ、冒頭部分が報道陣に公開されました。