【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

【東京6人区】山本太郎候補、日曜日の期日前投票は「7位」れいわ新選組大ピンチに

2022年07月07日 21時17分12秒 | 第26回参院選(2022年7月)
 およそ72時間前に当ニュースサイトが入手した速報系報道機関の東京6人区でのさる7月3日(日)の期日前投票の出口調査で、れいわ新選組代表である山本太郎候補が7位で、次点で落選するピンチとなっていることが分かりました。

 およそ72時間前に入手したペーパーを、これまで記事にしていなかったことは、善意でも悪意でもなく、自民党の中盤情勢、三大紙の1つの中盤情勢、共同通信の終盤情勢を次々に記事にしたため、混乱を避けるために遅くなっただけです。

 出口調査では公明党の公認の竹谷とし子さんがトップで、6分の1超。自民党の2候補の合計は、竹谷票を超えます。序盤から中盤でかなり数字を落とした共産の山添さんは3位となっています。日本維新の会の松井一郎代表が「この街頭演説会後に期日前投票に行ってください」と呼びかけた、維新の海老沢由紀候補が5位。立憲が6位と8位になっています。

 都民ファーストの会・国民民主党の荒木ちはるさんは9位ですが、「小池ゆり子効果」が遅ればせながら出てきた、当選圏内入りをうかがわせるところまで盛り返してきました。小池さんはかなり電話もかけているようです。

 自民党調査で、山本太郎代表の支持者が40代・50代が多いため、日曜日に期日前投票所に行きづらい人が多いと推測されますので、当日投票を含めれば、上に行くと予想されます。が、山本代表が東京・神奈川を中心とした遊説日程を組まざるえないほと足止めされたため、比例も伸びないかもしれません。

 黄金の3年間ないし2年2カ月(次の自民総裁選)の間に、国会議員5人以上の政党であることは既に確定。昔の社民連は4人でものちの菅直人首相・江田五月議長が輩出しました。

 が、一枚看板であり応援弁士のいない山本代表が「フェス」「ボランティア参加型」の10年近くに及ぶ組織づくりの下り坂に入った場合は、求心力の急低下も予想されることから、存亡の危機といっても大げさではない、重大な数日間を迎えたといえそうです。

 以上です。