【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

珍しい、立憲・維新・共産・国民の4野党国対委員長会談で、3項目の要求、国葬・物価・第7波で十分な会期を求める

2022年07月25日 19時43分03秒 | 第209回臨時国会 令和4年2022年 院の構成
[写真]穀田恵二、遠藤敬、馬淵澄夫、古川元久各国会対策委員長、きょう2022年7月25日、常任委員長室で、立憲民主党本部SNSから。

 きょう令和4年2022年7月25日(月)は、立憲民主党、日本維新の会、共産党、国民民主党の4野党国会対策委員長会談が開かれ、3項目の要求をまとめました。

 自民党と日本維新の会が伸ばした第26回参議院議員通常選挙で当選した議員の任期は明日始まりました。

 4党国対委員長は来週8月3日(水)からの第209回臨時国会で、(1)安倍晋三国葬の説明(2)物価高対策の審議(3)コロナ第7波の自宅療養期間短縮などの方針に関して十分な審議を求めることで一致。あすにも、馬淵澄夫立憲民主党国対委員長が自民党国対委員長に申し入れるてはずとなりました。

 立憲と維新、維新と共産、立憲と国民の国対委員長が同席するのは、ことしはまれとなっています。参院選での自公政権の磐石化や、安倍さんの葬儀という「弔問外交」の機会をめぐって、遠藤国対委員長らが軟化したものとみられます。

 衆議院議長が提案するとみられる「3日間の会期」に対する「対案」は野党共同では協議は持ち越したようです。

 馬淵国対委員長が秋からも続投するかは流動的な状況です。

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