きょう令和2年2020年1月2日(土曜日)も大きく政治が動きました。
午後6時40分過ぎから、内閣府で、西村大臣、小池東京都知事、黒岩神奈川県知事、大野埼玉県知事、森田健作・千葉県知事の5人が囲み取材。これに先立ち「3時間議論」をし、現行の新型インフルエンザ特措法にもとづく緊急事態宣言の発令、休業に伴う補償金や協力金への国の地方創生交付金などでの手当て、特措法改正を知事らが直談判。大臣は「厳しい認識を共有した」と語りました。
大臣と知事が3時間議論するのは異例。言及はありませんでしたが、学校のことに加えて、補償の国費負担割合について、激論があったことも推測されます。
事前報道では、東京、埼玉知事だけが向かったともされました。首都圏9都県市は年1回の会合と年の輪番制幹事の常設機関「首都圏サミット」を持っており、それでいて都知事がSP付きなどすべて特別扱いされるリーダーシップもあり、小池さんが首都圏4知事をたばねて、非・オンラインで、永田町にかけつけたようです。知事らが言及した通り「異例」。
官邸・公邸では、決められない菅義偉首相が1日、2日とも厚生労働省から報告。きのう田村大臣も加わりました。気になるのは、安倍首相辞任会見があった8月28日の直前まで内閣官房の対策室長で、厚労事務次官になった樽見さんが常に同席していること。意外なことに首相への報告は事務次官抜きで、局長が訪問することの方が普通です。事務次官と医務技監が首相に会って、常設の結核感染症課を持つ健康局長(医系技官)は入ってないようです。8月には医務技監更迭説もありましたが、3年間在任していましたので、うがった見方だったかもしれません。樽見事務次官(開成→東大法)の重用と、「8割おじさん」こと理論疫学者の西浦・北大教授の専門家会議から分科会への人選漏れが、招いた人災の要素もなくはありません。
きょねん2020年4月7日(火)から5月25日まで続いた第1波の緊急事態宣言で、GDP一次速報値の実質はマイナス9・9%。3四半期連続マイナスで、4-6月期としては5年ぶりのマイナスでしたので、かなり景気は冷えました。第3波によるロックダウンとなると、とどめをさされる事業者も多そうですが、先送りしても、いずれとどめをさされます。菅義偉首相は究極の選択を迫られています。
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午後6時40分過ぎから、内閣府で、西村大臣、小池東京都知事、黒岩神奈川県知事、大野埼玉県知事、森田健作・千葉県知事の5人が囲み取材。これに先立ち「3時間議論」をし、現行の新型インフルエンザ特措法にもとづく緊急事態宣言の発令、休業に伴う補償金や協力金への国の地方創生交付金などでの手当て、特措法改正を知事らが直談判。大臣は「厳しい認識を共有した」と語りました。
大臣と知事が3時間議論するのは異例。言及はありませんでしたが、学校のことに加えて、補償の国費負担割合について、激論があったことも推測されます。
事前報道では、東京、埼玉知事だけが向かったともされました。首都圏9都県市は年1回の会合と年の輪番制幹事の常設機関「首都圏サミット」を持っており、それでいて都知事がSP付きなどすべて特別扱いされるリーダーシップもあり、小池さんが首都圏4知事をたばねて、非・オンラインで、永田町にかけつけたようです。知事らが言及した通り「異例」。
官邸・公邸では、決められない菅義偉首相が1日、2日とも厚生労働省から報告。きのう田村大臣も加わりました。気になるのは、安倍首相辞任会見があった8月28日の直前まで内閣官房の対策室長で、厚労事務次官になった樽見さんが常に同席していること。意外なことに首相への報告は事務次官抜きで、局長が訪問することの方が普通です。事務次官と医務技監が首相に会って、常設の結核感染症課を持つ健康局長(医系技官)は入ってないようです。8月には医務技監更迭説もありましたが、3年間在任していましたので、うがった見方だったかもしれません。樽見事務次官(開成→東大法)の重用と、「8割おじさん」こと理論疫学者の西浦・北大教授の専門家会議から分科会への人選漏れが、招いた人災の要素もなくはありません。
きょねん2020年4月7日(火)から5月25日まで続いた第1波の緊急事態宣言で、GDP一次速報値の実質はマイナス9・9%。3四半期連続マイナスで、4-6月期としては5年ぶりのマイナスでしたので、かなり景気は冷えました。第3波によるロックダウンとなると、とどめをさされる事業者も多そうですが、先送りしても、いずれとどめをさされます。菅義偉首相は究極の選択を迫られています。
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Ⓒ2021年、宮崎信行 Miyazaki Nobuyuki
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