「２０２１年４月２２日（木）のバイデン米大統領主催の気候変動サミットに招待された」菅首相が表明

　菅首相はけさ未明午前１時（あちら時間の前日午前１１時）にバイデン・新大統領と電話会談しました。この後、午前９時からの参議院予算委員会で「４月２２日（木）に気候変動サミットを開催するとし招待」され、「諸般の事情が許せば出席する方向で検討する」と返答したことを明かしました。公明党の谷合正明参議院幹事長に対する答弁。

　仮に４月２２日（木）に外遊する場合は、「デジタル庁設置法案」が仮に首相出席を求めた衆議院本会議で趣旨説明・代表質問で審議入りすることに与野党が合意した場合は、４月２０日（火）の衆議院本会議以前に審議入りする相場観が共有されることになりそうです。

　首相はバイデン新大統領と「日米同盟を一層強化し、自由で開かれたインド太平洋を実現する」とした、平和安全法制後の安倍・菅政権の姿勢を維持しながらも「気候変動問題について米国のパリ協定復帰を歓迎する」と政権交代による政策転換を支持しました。

　こちらの午前１時に、あちらの前日午前１１時の大統領と電話会談をするのは、良くあることですが、属国扱いならば、在日米軍がすでに予防接種しているワクチンを分けてもらいたいところです。

　さて、参議院予算委員会は午前９時から「第３次補正予算案」の２日目の審議で、そのうち基本的質疑２日目。山本順三委員長は冒頭から与野党合意として、基本的質疑の後に、質疑を終局し、締めくくり質疑を行うことを発表しました。午後４時半前後に採決になる公算。

　その後、最速で午後４時半から参議院総務委員会・財政金融委員会・文教科学委員会が開かれ、補正予算関連４法案を質疑。採決の後、本会議に金融上程されます。現在３委員会の最後の質疑者は午後６時２５分頃まで質疑する予定。そのため本会議は午後６時設定ですが、午後７時ごろに開会し、７時半前後に第３次補正予算案が可決・成立することが有力と思われます。

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