【8/31】「国会日程は政治空白をつくらない前提で国会対策委員長が政治日程を協議」で一致、９月１７日説は言及せず

【与野党幹事長・書記局長会談　令和２年２０２０年８月３１日（月）】

　先週末金曜日の午後２時過ぎにNHKニュース速報で報じられ、午後５時開始の記者会見で安倍晋三首相が辞任を表明したことを受けて、月曜日午前１１時から、開かれました。野党各党のSNSなどによると、二階俊博・自民党幹事長は「首相辞意」を報告。報じられている「９月１７日（木）臨時国会召集」には言及しませんでした。各党の出席者が順ぐりに意見を表明。一部野党は「第２０２回臨時国会は首相指名選挙だけで閉じるべきではない。所信表明演説と各党代表質問、予算委員会総括質疑もやるべきだ」と語りました。

　そして、最終的には、「政治空白をつくらない前提で、国会日程を、国会対策委員長で話し合う」との認識を共有したようです。

　菅義偉・内閣官房長官が近く出馬を明言。菅さんを中心に自民党総裁選は進み、９月１３日、１４日、１５日ごろに自民党大会に代わる両院議員総会を開催。合流新党は９月１６日に結党大会を開催。１７日に召集となりますが、合流新党の「９・１６」よりも前に自民党が日程を設定していることは野党の動きを認識していると思われ、二階さん、森山裕さん、枝野幸男さんらが高度の政治判断を繰り広げることになりそうです。二大政党党首の顔は見えてきましたが、それ以外は、極めて流動的な政治日程となります。

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