【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

立憲民主党は泉健太代表が主導してあすにも新型コロナ第7波要望を決定、金曜日中の官邸申し入れも

2022年07月14日 18時20分44秒 | 立憲構成員である読者を想定した2021-22選挙・組織情報
[写真]泉健太立憲民主党代表、神奈川県内で、今月、宮崎信行撮影。

 立憲民主党の泉健太代表は、あす令和4年2022年7月15日(金)に参院選で勝った岸田文雄内閣が新型コロナウイルス感染症対策本部を開き、「第7波」入りを認定する見通しとなったことから、「第7波対策に関する要望」を党としてまとめることを決めました。

 あす午後1時から政府から説明を聞き、そのまま、要望書の案を出席議員間で詰めたい考え。最短で、あす金曜日の夕方中に官邸・内閣府高官に提出することもありそうです。

 泉代表は第7波への対応で、組織力で他の野党に抜きん出るとともに、党内での進退論を牽制し、なし崩し的に、続投を既定路線にするねらいありそうです。

 蛇足ですが、私の「東京在勤・千葉在住」のサービス業の友人も濃厚接触者認定されたが、PCR検査の民間病院予約がなかなか入らないということのようです。岸田政権の良い政策で、濃厚接触で休業しても、経済的なひっ迫はありませんが、なかなか経済は上向かないようです。政治ジャーナリストを含んでマスコミも廃業者が続出。高学歴40代の活路はあるか。あってほしいと心の中で祈っています。

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【ハピバ】岡田克也さん、きょう69歳の誕生日「大きな塊おじさん」健在で、今秋に発言が注目されそう

2022年07月14日 08時25分19秒 | 岡田克也、旅の途中
 岡田克也さんが、69歳のお誕生日を迎えました。おめでとうございます。ご両親もいまだ健在です。

 今週日曜日の参院選では福井で山崎正昭元議長が80歳で当選。安倍晋三さんはその父と同じく67歳で他界しましました。

 立憲民主党の泉健太代表は47歳。岡田克也常任顧問は昨年11月以降SNSで「泉」の固有名詞に触れない不気味な静けさを保っていますが、実際には、常任顧問として、菅直人最高顧問とふたりでにらみを利かせています。


[写真]月に2、3回開かれる、立憲民主党常任幹事会でにらみをきかせる、岡田克也常任顧問、衆議院第二議員会館の地下にある「立憲民主党会議室」で、2022年6月7日、宮崎信行撮影。

 また、選対本部長代行として、「神奈川で奇跡が起こる」と応援演説し、その候補者は当選しました。


[写真]「神奈川で奇跡が起こる」と演説した岡田克也選対本部長代行、2022年7月2日、神奈川県内の東海道在来線の「戸塚」駅前で、宮崎信行撮影。

 聴衆は、地方議員さんを入れても50名足らずでしたが、朝日新聞、共同通信の記者も現地で発言をチェック。それを意識してか「選挙後に大きな塊をつくる」と語り、立憲民主党と国民民主党の合併を図りたい考えを示しました。略称「民主党」にこだわっているのは岡田さんのようです。

 ところで、2010年に幹事長に就任してからの12年間の反動からか、その候補者を「社会人としてしっかりした実績がある人」と強調。東大法学部の後輩だということもあったのでしょうが、あまり元気な人はうんざりだというところでしょう。

 6年前の今ごろは、「まずは3分の2をとらせないこと」の目標について記者から問われ「3人区の北海道で徳永エリさんと鉢呂吉雄さんの民進党公認2名が当選した」と田中角栄さん・渡辺美智雄さんばりの訳の分からない数学を披露したうえで、東京都知事候補を血眼になって発掘。経産省の官僚の後輩の古賀茂明さんにホテルに来てもらった際には、天気の話をして「いや、天気の話でなく都知事選の話でしょ」と切り返されたうえで断られました。鳥越俊太郎さん擁立後は、枝野幸男幹事長が宇都宮健児さんに降りてもらうよう圧力をかけ野党一本化を実現しましたが、トリプルスコア(イメージ含む)で敗北。岡田代表・枝野幹事長から、蓮舫代表・野田佳彦幹事長の「花斉会コンビ」にかわってしまいました。が、翌年の都議選直後の突然の「希望の党」騒ぎで、逆に、「枝野幸男代表・岡田克也代表」の体制が期せずして復活し、おととしまで続きました。およそ1年間、枝野代表・福山哲郎幹事長からあまり相談されず不満を持っていましたが、きょねん秋に枝野さんが退いた後は、固有名詞に触れないながらも、22歳若い泉健太代表を持ち上げているようです。小沢一郎さんとのわだかまりは全く解けていません。



 私はさる2022年5月21日、生まれて初めて、三重3区にある岡田克也事務所にうかがいました。これに先立つ、三重・津市で開かれた会合では、私は出張先で鞄を軽くしたのになぜかICレコーダーを3個も持ってきてしまったので、とりあえず鞄の機材を机に出しました。また記者席がないため、動画撮影用に最前列に座りました。そうしたら岡田さんが上機嫌で前列の人にあいさつしながら、「何、最前列に座って、そんなに並べちゃって。きょうは何もないよ」と小川淳也政調会長と前原誠司国民民主党選対委員長の話に記事になるようなことはでないと牽制。保守政治家というのは、右でもない、左でもない、連続して当選している政治家だということを学びました。

 党代表当時は、網膜剥離手術のため目を傷めており「暴言王トランプ大統領誕生で米国大混乱」「英国のEU離脱で世界経済大混乱」と岡田さんらしくない世界情勢を提示しましたが、目も完全に治ったため、正しい世界情勢の羅針盤を林芳正大臣に提示し続けています。林大臣は岡田委員には自分ひとりで答弁するよう心がけています。

 おととし秋の新・立憲設立でから1年ほどは、私は衆議院外務委員会室には入れませんので、岡田さんの写真も無かったのですが、きょねん秋から常任顧問としてにらみをきかせるようになってからは、また写真も増えてきた印象です。

 1歳年下の安倍さんはこの世を去りましたが、山崎元参議院議長より11歳も若い。「神奈川の奇跡」発言がどこまで確証があったのかは分かりませんが、22歳年下の泉代表を持ち上げることが、未来につながりそうです。

 以上です。

投票日までの1か月間は20万7964ページビュー、1年間は99万8111ページビュー

2022年07月13日 18時33分15秒 | 宮崎信行 Miyazaki Nobuyuki
 「ニュースサイト宮崎信行の国会傍聴記」の第26回参議院議員通常選挙の投票日までの31日間のページビューは20万7964PVとなりました。昨年10月よりは2割減ですが、参院選に限れば最多となりました。





 また、それより前365日間のページビュー数は99万8111PVとなりました。わずかに100万届かず。選挙後の党内政局は無さそうですので、きょうの時点で確定させて、100万届かずと発表します。

 当ニュースサイトを始めてから、朝日新聞社の売上高が半減以下になりました。記者の給料や出張旅費にあたる販売及び一般管理費はさらに減っています。この選挙戦でも、街頭演説会場で他社の記者を見ることが少なかったです。当サイトとしてはチャンスです。

 また、東は仙台市、西は大阪府堺市にとどまりました。今回は、岸田総裁、泉代表とも東京・神奈川が多かったです。現場も結果も集票につながったと思います。選挙の際にも東京一極集中。そしてこの1か月間最も多かったのは、「銀座で茂木幹事長が罵声を浴びた」という記事。陰湿な日本人を感じます。そして、安倍晋三さん暗殺。政権交代なき政治の機能不全によって、安倍さんが物理的に取り除かれるという象徴的な選挙となりました。政権交代ある政治の根っこを自ら絶やした日本人を軽蔑しますし、私が格差社会の頂点に生まれてから48年間あり続けることを、申し訳ないと思う必要がないことを自覚しました。

 選挙が終わって3日間、これからどう生きていこうか考えました。別に大袈裟な話ではなく、国政選挙のたびにそういう時間が生じます。これから「黄金の3年間」となりますが、実際には2年2カ月後の自民党総裁選に前後して選挙はあると思います。年間100万ページビュー超えにも再び挑戦できそうです。今回の参院選での全国漫遊はかないませんでしたが、例えば、「那覇空港からゆいレールでパレットくもじの演説会場から那覇市水道局前を経てまた那覇空港に帰る」くらいのルートは頭に入れておかないと、出張時につかれますので、3年間の間に少しずつ国内旅行もしていこうと考えています。

 まあこんなもんでしょ。

 そして、改めてですが、政権交代なき政治を国民がつくってしまったがために、安倍晋三元首相兼自民党最大派閥会長を物理的に取り除くことになりました。世界キリスト教神霊統一協会(統一教会)によって人生を根絶やしにされた方の悲痛を考えれば安倍氏の死は当然であり、一ミリたりとも同情の必要はありません。長野県、山形県の満蒙開拓団で命は失わなかっけれども財産は失った有権者は政府は嘘をつくと初めに考えるのは当然。人は死んでも金は死なないので、金の恨みは、平均寿命かける1・5倍くらいの年数続きます。世界日報から原稿料をもらっているジャーナリストはかなり多いですから、舌鋒が鈍る人も多いでしょう。朝日新聞の売上が半減し、フリージャーナリストの舌鋒が鈍る格好のチャンス到来ですから、今までと同じことを今までと同じようにしていきます。

 以上です。

立憲民主党、当面は常任幹事会、両院議員総会、両院議員懇談会を開催せず

2022年07月12日 21時33分18秒 | 立憲構成員である読者を想定した2021-22選挙・組織情報
[写真]国会議事堂上空の青い空と白い雲と赤い信号、某年8月、宮崎信行撮影=アプリで色を強調しました。

 立憲民主党は当面、常任幹事会、両院議員総会、両院議員懇談会を開かない方針を決めました。

 第26回参議院議員通常選挙で、大阪府を除く46都道府県での全国比例の得票率で野党第一党を維持したことから、体制に大きな変化がなく、第209回臨時国会に向かいます。

 以上です。

立憲民主党はあす執行役員会を開くと発表、田名部匡代さんら12名、波乱はないもよう

2022年07月11日 19時42分00秒 | 立憲構成員である読者を想定した2021-22選挙・組織情報
 立憲民主党はあす午後3時から執行役員会を開くと発表しました。12人の中には、青森県1人区で堅調に再選した田名部匡代さんも含まれます。全員現職国会議員。但し所属県連が参議院1人区の衆議院議員はすべて自民党公認に負けています。
 波乱はないとみられます。
 以上。

泉健太立憲民主党代表は続投に強い意欲、自民党「業界団体を締め付けて、動員し、目に見えないテコ入れをしていた」

2022年07月11日 02時00分22秒 | 第26回参院選(2022年7月)
lol[写真]泉健太・立憲民主党代表、2022年7月11日未明、党本部、宮崎信行撮影。

 きのう令和4年2022年7月10日に投開票された第26回参議院議員通常選挙での、自民党議席増、立憲民主党議席減の結果を受けて、泉立憲代表は11日未明、党本部で記者会見し、党代表続投に意欲を示しました。来年4月の統一地方選での議席増で、党勢拡大をし、政権交代をめざすかまえ。

 1人区は野党4勝28敗。泉さんは「権力を持った政権与党であれば、そこから業界団体への締め付け、動員ですとか、分かりやすいかたちでのテコ入れができる」とし「そういった力はなかなかとりうる手段が限られている」と語り、地方議員を増やしたり、力を出し切る総合力を高めたいとしました。

 比例代表で、立憲民主党の票と日本維新の会の票のどちらが上回ったかはしばらく確定しなそうです。

 第26回参院選について、筆者は「定常選挙」「最も政治構造が変わりようがない選挙だ」と冷めた予想をあらかじめしていました。また、「雇われている有権者」が日本の歴史上はじめて6000万人を突破。また、今回の選挙は政党党首が東京・神奈川のテコ入れに追われたことで、全国いっせい国政選挙でも、東京発の情報がより比重を増しました。この間の当ニュースサイトも、銀座での演説で自民党の茂木敏充幹事長が「自民党いつまでいるんだよ」と罵声を浴びたとする記事・動画のページビューが最も多かった。あたかも、安倍晋三さんを選挙ではなく物理的に失わせる歴史的事件を暗示していました。

 アベノミクス異次元の金融緩和で景気が良くなったことはたしかなようで、史上2番目の立候補者という大乱戦となりました。複雑な選挙制度を活用してさほど資金が豊富と思えなかったれいわ新選組とたNHK党が3年前政党になりましたが、れいわがさらに議席を増やしました。「ノーマスク・ノーワクチン」の参政党が1議席を得る見通し。

 立憲の福山哲郎さん、国民の伊藤たかえさんが当選しました。1人区では、満蒙開拓団で公に騙されたワースト1・2である長野・山形で野党が勝ち、青森、沖縄の4つだけで、過去と比べても選択肢が機能しない「定常選挙」となり、国民の無力感が残ったと考えられます。

 「景気回復この道しかない」「アベノミクスの恩恵を全国津々浦々へ」「負けるわけにはいかないんです」の安倍晋三首相が命を落としました。現場のスタッフは「看護連盟の方は、この会場にいませんか」と絶叫しました。

 政策としては「物価高と戦う」を関心のある政策項目だとあげた有権者の方が「1兆円の交付金」「物価・賃上げ・総合生活本部」に共鳴して自民党支持率がより高くなりました。「ウクライナ軍への防弾チョッキ供給に反対する共産党をゆるすな」「日本をウクライナにするな」との声に、筆者は「日本がロシアになることを想定しない日本国民が真珠湾攻撃をしておいて原爆を落とされて被害者ずらの国民性がよくわかる」と批判しましたが、「現実的な安全保障」という呼び方のもと、共産党はある一定の評価を得たようです。

 立憲民主党から自民党陣営に移った人も、自民党の選挙のやり方に辟易していたようです。「負けられない戦い」が自民党関係者の生活が第一であることは明白ですが、かすかな希望の光は見えていると思います。自分で気づいていて書いていませんでしたが、海江田万里さんが代表のころの街頭演説会は5人しか聴衆がいないこともありましたが、聴衆が増えました。枝野幸男代表をおいかけた際は「変えよう、変えようではありませんか」が具体的でないことを馬耳東風で流していました。泉さんは会場ごとに演説内容を変えることが良いか悪いかは分かりませんが、政策全般に明るく、全体のパフォーマンスも20年以上連続して国会議員をしていることから生まれた持ち味を感じました。

 金融緩和が終われば、政策の選択肢が生まれて、選挙による政権交代が再び現実味を帯びることもあると思います。投票率も上がりましたし、選挙ボランティアの同じ顔ぶれに見えるけれども、充実していた印象でしたので、そのうちなんとかなるような気がします。それまでは特例公債発行による給付金でお茶を濁す政治がももうしばらく続きそうです。

 今回の長い選挙戦をきっかけに、全国をあちこち回りたかったのですが、宮城、千葉、神奈川、東京、三重、大阪にとどまりました。宮崎市・那覇市・広島市・山陰にも行きたかったのですが他日を期したいと思います。猛暑でしたがまったくバテることなく、実質2カ月にわたる選挙戦を走り抜けることができ、30年以上かかわっていて、今が一番選挙や政治が楽しいです。3年前は突然切れて、このニュースサイトを中断させましたが、今回はますます充実させてやっていこうと感じました。選挙で自分を見つめなおすことができました。

 以上です。

立憲民主党開票センターやや重苦しい雰囲気ながら野党第一党維持なら平穏か

2022年07月10日 20時32分00秒 | 立憲構成員である読者を想定した2021-22選挙・組織情報
 立憲民主党開票センターは、レガシーメディアのスタジオからのインタビューに幹部が答えているため、他社の記者、技術スタッフらも平穏。雰囲気はやや重苦しいものの、比例での第2党・野党第1党の確定の数字も出る可能性もあり、今後の政局は半熟ゆで卵のようにゆっくり進みそう。
 ものづくり労組が強い三重・四日市の岡田克也常任顧問が、国民民主党の吸収合併を主張する見通し。秋にかけて、岡田さんが近年ではひさしぶりに自分から動くこともありそうです。

警視庁・神奈川県警が警護・警備人数増だけで対応、立憲民主党は急きょ「民主主義を止めるな 暴力には屈しない」プラカードを作成して対応

2022年07月09日 23時02分18秒 | 人物
 警護対象者が殺害されたことを受けて、警視庁警備局警護課や神奈川県警などは、きょう令和4年2022年7月9日(土)午後7時からの神奈川県・川崎駅前の街頭演説で、警護官を増やしたり、警備の警察官を増やしたり、所轄署の制服警官を増やしたりする当たり前の対応をしました。SNSで不特定多数に告知された聴衆に対して、金属探知機、持ち物検査、職務質問などはいっさいしませんでした。

 神奈川県警も、警備の経験が豊富なベテランの巡回を増やして若手の警備を確認。所轄警察署のおまわりさんも周囲を固めました。

 立憲民主党も「民主主義を止めるな。権力には屈しない」とのプラカードを急きょ作成して掲示し、陣営スタッフの位置を明示。党本部職員も首都圏ということで派遣され、導線確保の確認を手伝うことなどで対応しました。





 泉代表は「残り1分だ」として、一人だけ、最前列のカメラ目線となりました。全国のライブ配信用カメラの位置を確認しており、会場以外にいる支持者らへの直接のメッセージで、会場の混雑を緩和したかっこう。

 グータッチ大会は、候補者のみで、泉健太代表は、ぶら下がり記者会見に移動。

 とくだん重々しい雰囲気はありませんでした。

 以上です。

泉健太代表、安倍元首相暗殺でも「私たちはこのステージに立たねばならない」とマイク納め、「生活安全保障」の訴えゴール

2022年07月09日 20時46分00秒 | 第26回参院選(2022年7月)
 あす投開票を迎える第26回参議院議員通常選挙は史上2番目に多い立候補者となりました。ですからアベノミクス金融緩和で景気が良い界隈が実在するのは事実でしょう。
 きのう暗殺された安倍晋三元首相による容赦ないやり方の国政7連勝での選挙機能の劣化で、自公過半数は変わりようがない選挙ですが、泉健太立憲民主党代表は神奈川・川崎のマイク納めで、未来の民主主義への仄かな希望を炙り出しました。


 泉さんは、官公労にも顔がきく逢坂誠二代表代行をしたがえ、「幹部で話し合って急遽マイク納め式は神奈川にした」と語り、必勝を依頼しました。
 泉さんは、安倍さんに触れ、「実は、私もあの場所で1ヶ月前演説した。他人事ではない」と述べました。そのうえで、岸田文雄首相の物価高に対する姿勢や黒田東彦日銀総裁が円安は日本経済にはプラスと語る姿勢をあげつらい、「それでも、アベノミクスを見直す」と述べ、暴力のありやなしやに関わらず、生活安全保障の旗を掲げ続けると宣言しました。
 7時59分過ぎからは、党本部カメラ目線になり、全国でライブ配信を見ている支持者に前屈みで笑顔で生活者目線を強調する、役者ぶりを発揮しました。
 この後のぶら下がり記者会見には昨秋の衆院選後の3倍ほどのマスコミが集まり、昨日の凶行で奈良だけでなく近畿地方の選挙現場から不安が寄せられているとしつつ、泉さん本人としては、今日の方が遠くから手を振る有権者が増えるなど民主主義の健在ぶりを感じたと強調しました。
 物価の街横浜と、本州最大の基地の街である神奈川を選んだことで、分かりにくいとの批判があった「生活安全保障」がキレイにゴールしました。

【参院選】【神奈川】寺崎雄介、「安倍晋三元首相の死に政治家として民主主義を守る決意を新たにした」

2022年07月09日 18時31分00秒 | 第26回参院選(2022年7月)
 立憲民主党公認の参議院神奈川5人区候補、てらさき雄介さんは9日、横浜市の東戸塚で演説し、前日の安倍元首相の非業の死に「政治家として民主主義を守る決意を新たにした」と語りました。
 山崎誠、青柳陽一郎両衆議院議員、横浜市外から女性一期の望月県議、ボランティアの石井さんらが懸命のアピールで、追い込みをはかっています。
 神奈川県における羽田孜の一番弟子の異名を持つ寺崎さんは、地元の相模原市中央区以外での全県的な知名度を驚異的なスピードで上げる大善戦で、急速に輪を広げています。



違和感の表明です、「統一教会(統一協会)」の偶像として標的か、安倍晋三元首相暗殺で、新聞「許されない」はどの神か、そもそも民主主義の根幹を壊したのは安倍晋三さん張本人

2022年07月09日 14時13分23秒 | 政権交代ある二大政党政治の完成をめざして

[写真]安倍晋三さん、きょねん6月、宮崎信行撮影。

 安倍晋三さん暗殺から1夜あけて、あすが第26回参議院議員通常選挙投票日となります。

 奈良県警察本部刑事部長(警視庁でいう警備部長を兼ねていると思われる)らが特定の宗教団体と記者会見で言及しましたが、容疑者が世界キリスト教神霊統一教会(統一協会)の壺売りなどの霊感商法で身代が傾いた家庭に育ち、その人生に影が落ちた人物であることが有力となりました。人は死んでも金は死なないので、文鮮明が韓国で10年前に他界しても恨みは残り、日本政界で最も統一協会と関係が深く、資金源として頼った安倍家の晋三さんが偶像として攻撃の対象になったことが、「民主主義への暴力」かというと疑問が残ります。

 岸田文雄首相や新聞各紙が「許されない」「あってはならない」と書きました。この主語はなんでしょう。旧約聖書第1章創世記の「初めにあった光」の神様なら、そもそもアダムとイブも許されていない。その場合は、ローマ教皇は統一協会を今日まで認めていないのではないか。

 民主主義の根幹にかかわると言いますが、アベノミクス異次元の金融緩和を「景気回復この道しかない」と自民党本部に懸垂幕を垂らして第47回衆院選の争点にしたのは安倍さんです。民主主義選挙の選択肢をなくして、国民に思考停止させたのは8年前の安倍さん本人ではないか。その安倍さんが現世から取り除かれたことが、民主主義の根幹にかかわることなのか。法治国家は一人の人物の属人性にかかわることなのか。あらゆる暴力が許されないと自民党議員が書き込んだら、それは急迫不正の侵害に対抗する実力も許されないこととなり安倍さんのレガシー全否定。

 浜口雄幸元首相(遭難後に衆議院本会議に出席できている)、元大蔵大臣・日銀総裁で野党民政党幹事長として政権交代をめざす第18回衆院選で駒本小学校で即死した井上準之助らも「金融緩和と防衛費拡大」をめぐって落命しています。異次元の金融緩和を始めた安倍さんに非業の死という業が来ることを、私はある程度予感していましたが、ほかにそういう人はいないのか。私は5年前の都議選のしょっぱなに安倍さんが駒本小学校で演説会をし最終日に秋葉原で「こんな人たちに負けるわけにはいかないんです」と失言した中で、分かっていたかどうか知らないですが、自民党東京都連は駒本小学校の歴史的な業を知っているのかどうかと問うていました。

 そして、奈良の演説会場の動画。自民党のスタッフの絶叫。「会場に看護連盟の人はいらっしゃいませんか」。なぜ「看護師」でなく「看護連盟」なのか。前夜に決まった昼の演説会場に看護連盟が動員している前提で、若いスタッフが絶叫する世界観は、何を前提にした世界観なのか。

 いまさらいうまでもなく、異次元の金融緩和の9年間に、莫大な個人資産を持ちつつも重度の認知症で法人・個人の決裁が滞りがちだった実父の介護と法人専務としての役回りを果たし、3年半前に事業承継・相続した私は、自転車感覚で仙台とんぼ返りし、高価な機材を所有・サブスクリプションしてのスチール・ムービー・ペン・音声同時取材・配信ができる態勢を整えられました。その2022年、自民党関係者の「負けられない」とは何がどう負けられないのか。

 「許されない」の神様が誰か分からないインテリたちが唱える「民主主義」という漢字4文字こそ、日本の明治維新の敗北に違いないと考えます。

 たった3年3カ月で、0・2億人もの日本人が民主党から自民党へと投票先がスイングしたことでもたらせれた政権交代なき選択しなき「負けられない」「この道しかない」選挙。選挙によるダイナミズムが機能しない今日現れたスナイパーは、実は一人一人の日本人、おおむね30歳以上の有権者全員なのでないか。過去の統計と比較して、おそらく戦後3番目ぐらいの低投票率になるとみられます。

 あくまでも私の「違和感」の表明です。

 以上です。

【動画】【安倍晋三】元首相暗殺銃撃事件動画、崩れ落ちる安倍さん 地上波テレビで放送無し、ケネディ暗殺とは違った忖度報道

2022年07月08日 23時56分32秒 | マスコミ批評
 安倍晋三さんの暗殺について、エクアドルの「ラジオ3アンテナ」という報道機関とみられるツイッターに、日本で報じられていない、2発目が顎を貫通した瞬間の動画が載っていました。

 なぜ日本で放送されていないものが流通しているかは不明。

 放送局各局による、なんらかの忖度報道かもしれません。

 安倍さんの背後にいた、おそらく警視庁所属とおもわれる警護ないし警備の警察官が、後ろを振り向いて、トレンチコート上の防護衣が入っているはずの
アタッシェケースを後ろに向けていますが、本来ならば、警護対象者に覆いかぶされるのが通例だと、私は認識しています。

【追記 1:05】
 SPは、バッジを直していて初動が遅れたように見えます。さらに要人の後ろの道にいた奈良県警所属と思われる警察官が被疑者に向けて走ったさい、制服姿の女性学生とぶつかり地面に後頭部ないし背中をぶつける転倒をしたうえに頭を車の車輪に挟まれたように見える動きがあり、その警察官が女性の救護に動作を変えるなど、なんの備えもない状況のように見えます。【追記終わり】




【第26回参院選】あす最終日、泉健太・立憲民主党代表のマイク納めは川崎駅東口で元気玉炸裂だ!

2022年07月08日 20時15分55秒 | 立憲構成員である読者を想定した2021-22選挙・組織情報
[写真]3年前の改選候補の最終マイク納めの後、候補者を囲んで写真に納まる、立憲民主党神奈川県所属議員ら、牧山ひろえ参議院議員フェイスブックページから拝借。

 延長のない150日間の国会で、大型連休前後からフライングスタートした、18日間の第26回参議院議員通常選挙は、かなり長かった印象がありますが、あすで最終日。

 神奈川も、日本もいろいろありましたが、若くて精悍な泉健太代表の安定感とさわやかさが印象に残りました。

 その一方、2019年統一地方選挙後、立憲民主党躍進の牙城となった、神奈川県連では、残念な「民主しぐさ」がありました。

 泉代表と逢坂誠二代表代行は、あすの最終マイク納めの場所として、神奈川県・川崎駅東口を選びました。

 筆者が前回川崎駅東口に行ったのは、5月13日で、どんだけ長い参院選だったろうという気がします。



 ごらんのように、ほとんどが現職地方議員で明るかった3年前の神奈川のマイク納め。牧山さんは2位で、自民党のひとりだけの公認候補の票を上回る地方自治体が相次ぎました。例えば、早稲田ゆきさんの選挙区内地方自治体でもトップで、早稲田さんは昨秋の衆院選で2回連続小選挙区当選を果たしました。

 なかなか伝わらないなと感じることもあります。地方議員が「多い」のではなく「増えた」のです。例えば都市部だから「多い」のなら、2015年から2019年の神奈川は地方だったのでしょうか。日本語として全く違います。私は損益計算書の話をしているの貸借対照表の話をされても通じません。3年前にはある有力政治家から「でも、風は吹いていないよね」と言われて閉口して、しばらく本当に閉口していたこともあります。

 3年前からの3年間で、逗子など県西では議員選があったようですが、ほとんど人数は変わりません。神奈川県連所属の地方議員の年収は平均で2000万円、中央値で2200万円です。そんなことはごく一部の分かっている人は知っています。

 選挙は政策論争というよりお祭りですから、泉代表・逢坂代行が「人の血が通った」民主主義の仕上げのために、神奈川の元気玉を党本部に取り込もうとするのは、一番良い形だと考えます。

 以上です。