flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

湯築城 平成十九年

2008-01-16 01:00:40 | 孝霊天皇流族関係記事

(ゆづきじょう 愛媛県松山市 国指定史跡 日本100名城81番 日本の歴史公園100選210番)
 市電に乗り、2年4ヶ月振りの冬の道後公園に訪れる。
辺りは南北朝時代、伊予守護河野氏が築いた二重の堀を廻らす梯郭式の城である。
      
 主郭のあった丘の頂部に上がり、続いて東側の麓にある、建長年間(1249-55)に河野氏始祖小千命と河野一族を祀った岩崎神社参拝した。そして、発掘調査により検出された遺構を基に再現された武家屋敷や庭園を改めて見学し、その歴史を紹介する湯築城資料館に立ち寄った。そして館長さんにお話しを伺った後、石手寺に向かった。

(関連記事:湯築城平成十七年 道後 寶巌寺 松山城

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父の命日

2008-01-16 00:00:09 | kourei-ki-日記-
13年前の1月16日午前5時30分、父は静かに息を引き取った。

年明け早々、知人らと旅行に行き、出先で腹を壊したといって帰ってきた。
その夜から、食べ物を受け付けなくなった。

その後、点滴などを受け、容態をみていたが、日に日に抵抗力が無くなり、死相が現れ始めていた。そして前日には呼吸がしにくくなり、意識が朦朧となって、あの世へ旅立った。
死因は、心筋梗塞ということであった。

その日から私は天涯孤独となった。
そして負債を背負い、返済に奔走した。

翌日、葬儀を行った。
その日は阪神淡路大震災の起った日であった。

参列者が私に、「お父さんは寂しくないよ、大勢の人と旅立ったよ」
そして私に「これからお父さんは一心同体だよ」といった。

父は生前、「死んでもお前を守ってやる」といっていた。
「たまには姿を現してやるからな」と冗談もいっていた。

その後私は、周囲の人から「顔つきが変わった」とよくいわれるようになった。
それは、私の肩に乗る重みと、今後の動向は私が如何にするかしかないことを感じたからだった。

今夜、父の好きだったコーヒーと、甘いお菓子を供えて、父のことを思いながら休もうと思う。
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