flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

肱川

2008-01-04 00:00:36 | 水のほとり

(ひじかわ 一級河川 愛媛県)
 標高460mの宇和町鳥坂峠に源を発し、宇和盆地、大洲盆地を経て伊予灘へ注ぐ全長103kmの愛媛県最長の河川である。
 南予地方を潤す肱川は、緩やかでその豊富な水量に対し、特に下流は山間を流れる狭い川幅区間が多く水が滞留し、そして肱川の名の由来の一つともされる、腕の肘のように屈曲する流れであるが故にそこから氾濫し易く、過去に数多くの水害をもたらしている。
 私の父も戦前に、この大洲のまちへ災害の援助に来たことがあると言っていた。この大洲は中流域であり、過去に水害の歴史が多いが、豊富な水量がもたらす水産物や農産物、水運、鵜飼い等の恵みも与えている。
   

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コメント (2)
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