田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

カルチャーナイト 2008 Part Ⅲ

2008-07-28 18:24:25 | ステージ & エンターテイメント
 カルチャーナイト2008のあったこの夜は、道新の花火大会やクロスシティジャズなど他にも興味のある行事があったのですが、私は迷わずカルチャーナイトへの参加を決めたのでした。

 さて、私は三岸好太郎美術館から「北海道知事公館」(地図)に移動しました。
 おめあての「あみゅうぜリサイタル」の開演まで少し時間があったので、他の部屋を覗いてみると「民話を語り伝える会」が多くの人たちに民話を語り聴かせていました。
 少しの間聴いていたのですが、これがなかなか興味深いものでした。
 来年のメニューに入れてもいいかも、と思ったほどでした。
        

 「あみゅうぜ」とは、フランス語で「楽しむ、遊ぶ」という意味だそうですが、札幌大谷短大音楽科の卒業生で活動しているグループです。
 当日は6名の出演でしたが、実際は10名ほどで活動しているとのことでした。
 クラッシックの歌唱が主体ですが、日本歌謡やポピュラー音楽など幅広いジャンルの演奏を披露してくれました。女性3人の歌声にピアノとフルートが絡むという面白い構成のリサイタルでした。
        

 最後は知事公館の近くにある「札幌管区気象台」(地図)に移動しました。
 気象台ではクイズや実験などさまざまな催しを展開していましたが、私は気象機器などを主に見て回りました。
 ふだん決して入ることのできない地震観測の部屋や火山活動を監視する部屋は、現地からのデーターを収集する機器に溢れていました。
        
    ※ 右正面のモニターは道内各地の活火山をリアルタイムで監視しています。

 特に火山活動を監視する装置は、高感度カメラが道内の活火山に設置されていて、四六時中その様子がリアルタイムで監視できる仕組みになっていました。
 その他にもたくさんの機器が展示されているのに興味を抱いた私が、稚拙な質問を繰り返したのですが、その都度丁寧に説明してくれた職員の方々が印象的でした。
        

 こうしてたった一夜のカルチャーナイト2008は終わったのですが、私はそのほんのごく一部を体験したに過ぎません。当夜は市内各所で多くの市民が札幌の文化に親しんだことでしょう。
 こうした地域の文化に親しむカルチャーナイトの動きが全道的に広がっていると聞きます。(今年は13市町村で開催)とても素晴らしいことだと思います。
 北国の夏の一夜をカルチャる(こんな言葉を使うと怒られるかな?)っていいですね~。