コンサドーレの試合を観戦に行くと、競技場内の各所にCVSというビブスを身にまとった人たちに遭遇します。
CVSとは、Consadole Volunteer Staff(コンサドーレ・ボランティア・スタッフ)の頭文字を集めた略語です。
彼らはコンサドーレの主催試合の運営を円滑に進めるために、無償で運営のお手伝いをしている方たちです。
そのCVSの方と、昨夜の試合中に面白い交流がありましたのでレポートすることにします。少し長くなるかもしれませんがお付き合い下さい。
昨夜、私は勤務が終わって職場からそのまま競技場に駆けつけました。
事務所を出るとき、空模様が怪しかったので事務室に置いてある折りたたみ傘を持参しました。
天気予報から雨の心配はないと判断していたのですが、試合が始まるとポツポツと雨が落ちてきました。
大して降っていたわけではなかったのですが、座って観戦するよりはと思い、他の観客に邪魔にならないようにスタンド最上段のところに行き、傘を広げて観戦することにしました。
ワイシャツ姿で脇にはカバンを抱え、傘を差しながらの観戦は「まさにサラリーマンズナイトそのものの絵だなぁ」などと1人悦に入っていました。
しばらくした時、とんとんと私の肩を叩く人がいました。見るとCVSのビブスを身にまとった、かなり年齢の高そうな婦人のボランティアスタッフの人でした。
「お客さん、消防法でスタジアムでは傘を差すことが禁止されています。売店で他の客のようにポンチョを購入して観戦下さい」と言ってきました。
傘を差しながらスポーツ観戦しているテレビ画面の記憶もあったのですが、消防法と言われたら私も返す言葉がありません。私はムッとしながら「家に帰ったら同じようなポンチョはあります!」と言いながら傘を閉じました。
傘を閉じても耐えられる程度の雨でしたので、そのままそこに立って観戦を続けました。
※ 大分ゴールキーパー西川(オリンピック代表)がサッポロのチャンスをつぶし、傷んだ場面です。
しばらくすると、彼女はまた私のところにやって来ました。
今度は、「お客さん、どこかに座って観戦された方がいいんじゃないでしょうか」と言うのです。私は先ほどのムッとした気持ちを持ち続けていたこともあり、「かまわないでください」と少々邪険に言い放ったところ、彼女は何も言わずに遠ざかりました。
ところが、彼女はまたまた私のところにやってきたのです。
今度はコンサドーレのマークの入った赤いポンチョを携えてきて「これ私のポンチョですけど、これを着てどうぞ座って観戦してください」と言うのです。
彼女の好意を無視するのは失礼と考え「座らなくちゃダメですか・・・」と言いながら、ポンチョを借りることにしました。
※ 私が借りたポンチョと同じポンチョを着たサポーターです。
結局、それからも大した雨が降ることもなく、私はコンサのチャンスとピンチに、歓声をあげたりヒヤヒヤしたりしながら試合に没頭し、試合終了のホイッスルを聞きました。
すると彼女はポンチョを受け取りに私のところにやってきて、「コンサドーレの株主ですか?」と聞くのです。
コンサドーレにはサポーター株主会というのがありますから、それを差してのことだと思うのですが、どうしてそんなことを聞いてくるのかな?と思いました。
さらに「私は65歳だけれど、こうしてコンサをサポートしているの。あなたもどう?」などと誘われてしまいました。
※ 写真の彼女が話題の主です。名前は残念ながらチェックできませんでした。
さて、彼女はなぜ私に親切にしてくれたり、話しかけてきたのでしょうか。
私の何かにシンパシーを感じたのでしょうか?
んなぁ~ことあるわけないか。
単にCVSの職務に忠実であろうとしたということでしょう。
ごくろうさま!
CVSとは、Consadole Volunteer Staff(コンサドーレ・ボランティア・スタッフ)の頭文字を集めた略語です。
彼らはコンサドーレの主催試合の運営を円滑に進めるために、無償で運営のお手伝いをしている方たちです。
そのCVSの方と、昨夜の試合中に面白い交流がありましたのでレポートすることにします。少し長くなるかもしれませんがお付き合い下さい。
昨夜、私は勤務が終わって職場からそのまま競技場に駆けつけました。
事務所を出るとき、空模様が怪しかったので事務室に置いてある折りたたみ傘を持参しました。
天気予報から雨の心配はないと判断していたのですが、試合が始まるとポツポツと雨が落ちてきました。
大して降っていたわけではなかったのですが、座って観戦するよりはと思い、他の観客に邪魔にならないようにスタンド最上段のところに行き、傘を広げて観戦することにしました。
ワイシャツ姿で脇にはカバンを抱え、傘を差しながらの観戦は「まさにサラリーマンズナイトそのものの絵だなぁ」などと1人悦に入っていました。
しばらくした時、とんとんと私の肩を叩く人がいました。見るとCVSのビブスを身にまとった、かなり年齢の高そうな婦人のボランティアスタッフの人でした。
「お客さん、消防法でスタジアムでは傘を差すことが禁止されています。売店で他の客のようにポンチョを購入して観戦下さい」と言ってきました。
傘を差しながらスポーツ観戦しているテレビ画面の記憶もあったのですが、消防法と言われたら私も返す言葉がありません。私はムッとしながら「家に帰ったら同じようなポンチョはあります!」と言いながら傘を閉じました。
傘を閉じても耐えられる程度の雨でしたので、そのままそこに立って観戦を続けました。
※ 大分ゴールキーパー西川(オリンピック代表)がサッポロのチャンスをつぶし、傷んだ場面です。
しばらくすると、彼女はまた私のところにやって来ました。
今度は、「お客さん、どこかに座って観戦された方がいいんじゃないでしょうか」と言うのです。私は先ほどのムッとした気持ちを持ち続けていたこともあり、「かまわないでください」と少々邪険に言い放ったところ、彼女は何も言わずに遠ざかりました。
ところが、彼女はまたまた私のところにやってきたのです。
今度はコンサドーレのマークの入った赤いポンチョを携えてきて「これ私のポンチョですけど、これを着てどうぞ座って観戦してください」と言うのです。
彼女の好意を無視するのは失礼と考え「座らなくちゃダメですか・・・」と言いながら、ポンチョを借りることにしました。
※ 私が借りたポンチョと同じポンチョを着たサポーターです。
結局、それからも大した雨が降ることもなく、私はコンサのチャンスとピンチに、歓声をあげたりヒヤヒヤしたりしながら試合に没頭し、試合終了のホイッスルを聞きました。
すると彼女はポンチョを受け取りに私のところにやってきて、「コンサドーレの株主ですか?」と聞くのです。
コンサドーレにはサポーター株主会というのがありますから、それを差してのことだと思うのですが、どうしてそんなことを聞いてくるのかな?と思いました。
さらに「私は65歳だけれど、こうしてコンサをサポートしているの。あなたもどう?」などと誘われてしまいました。
※ 写真の彼女が話題の主です。名前は残念ながらチェックできませんでした。
さて、彼女はなぜ私に親切にしてくれたり、話しかけてきたのでしょうか。
私の何かにシンパシーを感じたのでしょうか?
んなぁ~ことあるわけないか。
単にCVSの職務に忠実であろうとしたということでしょう。
ごくろうさま!