夏の高校野球 南北海道大会は古豪北海高校が勝つべくして勝ち甲子園大会出場を決めました!
今日、甲子園大会の出場校を決める南北海道大会の決勝戦が円山球場 (地図)で北海高校 対 札幌第一高校の間で戦われ、観戦してきました。
試合開始1時間30分前に球場に着いたのですが、球場前には長蛇の列が出来ていました。札幌勢同士の決勝とあって、関心が高かったようです。
※ 円山球場の外は入場を待つ人たちの長蛇の列ができました。
私が球場に入ったときには、スタンドにはほとんで空席がないような状態でしたが、一人だったこともあり、なんとか空席を見つけて座席を確保しました。
※ ご覧のようにスタンドは高校野球ファンで埋まりました。
試合は北海高校が6対0というワンサイドゲームのような展開で勝ち、見ているほうとしては今ひとつ緊張感に欠けた試合となってしまいました。
そこで野球について少しは薀蓄を傾けることができますので、このような結果となった要因について触れてみたいと思います。
※ 試合開始を待つ整備されたグランドです。
私は試合の綾は1回裏と2回表の攻防にあったと見ました。
1回裏、北海高校の攻撃、札幌第一の先発山下は簡単にツーアウトを取りました。そこから「早くスリーアウトを」と勝負を焦ったのでしょうか。二者に続けてヒットを打たれます。続く打者を四球で歩かせ、あっという間に二死満塁のピンチを迎えてしまいます。ここから粘りたかったのですが、次打者にあっさり先制打を打たれ、2点を献上してしまいました。
一方、2回表、札幌第一の攻撃、いきなり先頭打者が三塁打を放ち願ってもないチャンスです。次打者は打てのサインから強振すると三塁横を抜けようかという強い当たりが襲いましたが、北海の三塁池田が横っ飛びに好捕するファインプレーでワンアウト。スポーツにタラ・レバはないと言いますが、これが抜けていれば1点返してさらにノーアウト二塁のチャンスが続いたはずです。
札幌第一にとって悔やまれるのが次のプレーです。三塁走者のスクイズプレーのサイン見落としがあったようです。次打者はスクイズバントをしたのですが走者は動かずミスミス一死を献上し、次打者も倒れて零点に抑えられました。ここで1点でも取っていれば、試合の流れは違っていたかもしれません。
私はこの回の攻防を見たとき、ある程度勝負は見えたように思いました。
試合巧者の北海に対して、札幌第一はいかにもスキがありすぎたように思われました。
その後も、札幌第一はチャンスは何度か作るものの拙攻を繰り返し点に結び付けることが出来ません。一方北海は試合巧者ぶりを発揮して確実に点を積み上げていき、6対0という最終スコアになってしまいました。
※ 勝利の校歌を噛みしめている北海高校のナインです。
甲子園出場を決めたナインは大喜びでしたが、はたして北海高校は甲子園ではどうでしょうか。
全体に小粒の感じは否めませんが、駒大苫小牧高のような活躍を道民としては願いたいと思っています。
※ 甲子園出場を決めて抱き合って喜ぶ北海ナインです。
ところで今ひとつ印象に残ったのは、札幌第一高校の素晴らしい応援でした。ブラスバンドとチェアガール、応援の生徒が最初から最後まで統制のとれた見事な応援を展開しました。
見ていてとても気持ちよく、今すぐ甲子園に行って応援しても良いくらいの応援でした。
今日、甲子園大会の出場校を決める南北海道大会の決勝戦が円山球場 (地図)で北海高校 対 札幌第一高校の間で戦われ、観戦してきました。
試合開始1時間30分前に球場に着いたのですが、球場前には長蛇の列が出来ていました。札幌勢同士の決勝とあって、関心が高かったようです。
※ 円山球場の外は入場を待つ人たちの長蛇の列ができました。
私が球場に入ったときには、スタンドにはほとんで空席がないような状態でしたが、一人だったこともあり、なんとか空席を見つけて座席を確保しました。
※ ご覧のようにスタンドは高校野球ファンで埋まりました。
試合は北海高校が6対0というワンサイドゲームのような展開で勝ち、見ているほうとしては今ひとつ緊張感に欠けた試合となってしまいました。
そこで野球について少しは薀蓄を傾けることができますので、このような結果となった要因について触れてみたいと思います。
※ 試合開始を待つ整備されたグランドです。
私は試合の綾は1回裏と2回表の攻防にあったと見ました。
1回裏、北海高校の攻撃、札幌第一の先発山下は簡単にツーアウトを取りました。そこから「早くスリーアウトを」と勝負を焦ったのでしょうか。二者に続けてヒットを打たれます。続く打者を四球で歩かせ、あっという間に二死満塁のピンチを迎えてしまいます。ここから粘りたかったのですが、次打者にあっさり先制打を打たれ、2点を献上してしまいました。
一方、2回表、札幌第一の攻撃、いきなり先頭打者が三塁打を放ち願ってもないチャンスです。次打者は打てのサインから強振すると三塁横を抜けようかという強い当たりが襲いましたが、北海の三塁池田が横っ飛びに好捕するファインプレーでワンアウト。スポーツにタラ・レバはないと言いますが、これが抜けていれば1点返してさらにノーアウト二塁のチャンスが続いたはずです。
札幌第一にとって悔やまれるのが次のプレーです。三塁走者のスクイズプレーのサイン見落としがあったようです。次打者はスクイズバントをしたのですが走者は動かずミスミス一死を献上し、次打者も倒れて零点に抑えられました。ここで1点でも取っていれば、試合の流れは違っていたかもしれません。
私はこの回の攻防を見たとき、ある程度勝負は見えたように思いました。
試合巧者の北海に対して、札幌第一はいかにもスキがありすぎたように思われました。
その後も、札幌第一はチャンスは何度か作るものの拙攻を繰り返し点に結び付けることが出来ません。一方北海は試合巧者ぶりを発揮して確実に点を積み上げていき、6対0という最終スコアになってしまいました。
※ 勝利の校歌を噛みしめている北海高校のナインです。
甲子園出場を決めたナインは大喜びでしたが、はたして北海高校は甲子園ではどうでしょうか。
全体に小粒の感じは否めませんが、駒大苫小牧高のような活躍を道民としては願いたいと思っています。
※ 甲子園出場を決めて抱き合って喜ぶ北海ナインです。
ところで今ひとつ印象に残ったのは、札幌第一高校の素晴らしい応援でした。ブラスバンドとチェアガール、応援の生徒が最初から最後まで統制のとれた見事な応援を展開しました。
見ていてとても気持ちよく、今すぐ甲子園に行って応援しても良いくらいの応援でした。