日本を代表するアスリートを育てた保護者を招いて、子育ての極意を伺うというちょっと趣向の変わったシンポジウムが開催された。それぞれの親から興味ある言葉を聞くことができた。

10月20日(土)午後、道立総合体育館(通称:北海きたえ~る 豊平区豊平5条11丁目)で、日本オリンピック委員会が主催する「アスリート・ペアレントサミット」なるものが開催されたので参加し、アスリートたちの保護者の話を聞くことができた。
シンポジウムに登壇したのは、
1)元女子プロテニスプレイヤー杉山愛選手の母親、杉山芙沙子さん、
2)女子卓球オリンピック選手平野早矢香選手の母親、平野美恵さん
3)女子バスケットボール日本代表長岡萌映子選手の父親、長岡大尚さん
4)女子スピードスケートオリンピック選手高木美帆選手の父親、高木愛徳さん
の4人だった。
私自身とても興味深いシンポだったこともあり、4人の発言をことごとくメモしたために、1回の投稿ではとても全てをレポートすることができない。そこで前後編の2回に分けてレポートすることにする。
司会を務めたJ0Cの職員が最初の質問として「子どものために心を砕いたこと」という問いがなされた。

※ 女子テニスの杉山愛選手の母親 杉山芙沙子さん
それに対して、杉山さんは母であり、コーチである立場から3点について述べられた。それは①家族哲学を持つ~子どもは社会からの預かりものだから、例え子どもといえども互いに尊重するように心がけた。②テニスは家族で楽しむためのツールと考えた。③選手のポテンシャルを引き出すために手伝うという気持ちで接した(コーチの立場か?)、と述べた。

※ 女子卓球の平野早矢香選手の母親 平野美恵さん
平野さんは、夫婦ともに学生時代に卓球選手だったが、①卓球は余計にすることのひとつと子どもに説いた。②自分たち(親)にできないことは、できる人に任せた。(一番良い環境を考える)③進む道は本人に考えさせて決めさせた。親はそれを支援するということを徹底した、ということだった。

※ 女子バスケットボールの長岡萌映子選手の父親 長岡大尚さん
長岡さんは、①保護者自身も、子どものゴールイメージを具体的に持ち、親はそれに向けて全力でサポートした。②周りの関係者との信頼関係を築くことに留意した。③指導者の考えを聴き、チームメイトの保護者の方たちも良い人間関係をつくるように努めた、と述べた。

※ 女子スピードスケートの高木美帆選手の父親 高木愛徳さん
高木さんは、①小学生時代はいろいろアドバイスしたが、中学生くらいからは自分で決めさせるようにした。②保護者は応援の立場に徹したが、やるべきことはきちんとやるように指導した。③子どもの前で指導者や先生の悪いことを言わないように留意した、述べた。
話題はここから膨らむのだが、ここまで聴いていて、子どもの自主性を尊重した。親は子どもの頑張りを全力で支援した。というようなことが共通項として浮かび上がってくるようだ。話はこれからまだまだ続く。以降は明日レポートすることとしたい。

10月20日(土)午後、道立総合体育館(通称:北海きたえ~る 豊平区豊平5条11丁目)で、日本オリンピック委員会が主催する「アスリート・ペアレントサミット」なるものが開催されたので参加し、アスリートたちの保護者の話を聞くことができた。
シンポジウムに登壇したのは、
1)元女子プロテニスプレイヤー杉山愛選手の母親、杉山芙沙子さん、
2)女子卓球オリンピック選手平野早矢香選手の母親、平野美恵さん
3)女子バスケットボール日本代表長岡萌映子選手の父親、長岡大尚さん
4)女子スピードスケートオリンピック選手高木美帆選手の父親、高木愛徳さん
の4人だった。
私自身とても興味深いシンポだったこともあり、4人の発言をことごとくメモしたために、1回の投稿ではとても全てをレポートすることができない。そこで前後編の2回に分けてレポートすることにする。
司会を務めたJ0Cの職員が最初の質問として「子どものために心を砕いたこと」という問いがなされた。

※ 女子テニスの杉山愛選手の母親 杉山芙沙子さん
それに対して、杉山さんは母であり、コーチである立場から3点について述べられた。それは①家族哲学を持つ~子どもは社会からの預かりものだから、例え子どもといえども互いに尊重するように心がけた。②テニスは家族で楽しむためのツールと考えた。③選手のポテンシャルを引き出すために手伝うという気持ちで接した(コーチの立場か?)、と述べた。

※ 女子卓球の平野早矢香選手の母親 平野美恵さん
平野さんは、夫婦ともに学生時代に卓球選手だったが、①卓球は余計にすることのひとつと子どもに説いた。②自分たち(親)にできないことは、できる人に任せた。(一番良い環境を考える)③進む道は本人に考えさせて決めさせた。親はそれを支援するということを徹底した、ということだった。

※ 女子バスケットボールの長岡萌映子選手の父親 長岡大尚さん
長岡さんは、①保護者自身も、子どものゴールイメージを具体的に持ち、親はそれに向けて全力でサポートした。②周りの関係者との信頼関係を築くことに留意した。③指導者の考えを聴き、チームメイトの保護者の方たちも良い人間関係をつくるように努めた、と述べた。

※ 女子スピードスケートの高木美帆選手の父親 高木愛徳さん
高木さんは、①小学生時代はいろいろアドバイスしたが、中学生くらいからは自分で決めさせるようにした。②保護者は応援の立場に徹したが、やるべきことはきちんとやるように指導した。③子どもの前で指導者や先生の悪いことを言わないように留意した、述べた。
話題はここから膨らむのだが、ここまで聴いていて、子どもの自主性を尊重した。親は子どもの頑張りを全力で支援した。というようなことが共通項として浮かび上がってくるようだ。話はこれからまだまだ続く。以降は明日レポートすることとしたい。