森末慎二氏というとロスアンゼルスオリンピックの体操の鉄棒競技で10.0という満点を叩きだし、金メダルを獲得したことで有名である。その後、タレントに転身したが彼の講演を聴く機会があった。その講演はタレントらしく(?)漫談調であった。
10月21日(日)午後、道新ホールにおいて「北海道心臓協会市民フォーラム2012」が開催され、森末氏はそのゲストとして招聘されたようだ。
フォーラムの前半は札幌医大の三浦教授による「心臓病予防の肝腎かなめは腎臓にあり」と題する講演だった。三浦氏のお話は「血圧の適正化によって腎機能の低下を防ぐ」という内容の非常に有益な話だったのだが、パワーポイントを駆使し早口で話す内容を理解し、それをメモするだけの余裕がなかったのは残念だった。

続いて、森末氏が「緊張とプレッシャー」と題して講演した。
話の趣旨は森末氏がロスアンゼルスオリンピックで体操競技に臨んだ際の緊張感やそこからくるプレッシャーについて語り、オリンピックを観戦するときにそれぞれの競技者が大変な緊張感の中でプレーしていることを感じながら観戦してほしい、というのが趣旨だった。
話は森末氏の幼少のころ、競技を始めたころ、そして大学時代の転機など、それぞれの場面を面白可笑しく語るのである。
森末氏の転機は大学2年の時の見舞われたアキレス腱を断裂した時だったと言います。その時1学年上の具志堅選手(ロス五輪の体操競技で総合優勝を果たした選手)と同室になって、具志堅選手の影響でリハビリに励み筋肉質の選手に変貌を遂げたときだったと言います。その描写も会場の笑いを誘いながらの話なのだ。

オリンピックの競技の模様も同じである。
まるで自身を劇画の主人公のように見立て、面白可笑しく語るのである。
ロス五輪というと1984年の開催である。すでに28年が経過している。
その間、森末氏はいったいどれくらいロス五輪の体操のことを語ったろうか?それはきっと相当数にのぼると推定することができる。その中で話はどんどん劇画タッチに磨きをかけられたのではないだろうか?
肩の凝らない愉快な話をお聴きしたが、森末氏は現在タレントであると同時に日本体操協会の理事も務めているという。彼の生来の明るさが、競技に臨み緊張しきっている選手に笑顔をもたらすような効用を期待できるのではないかと思ったのだが…。
10月21日(日)午後、道新ホールにおいて「北海道心臓協会市民フォーラム2012」が開催され、森末氏はそのゲストとして招聘されたようだ。
フォーラムの前半は札幌医大の三浦教授による「心臓病予防の肝腎かなめは腎臓にあり」と題する講演だった。三浦氏のお話は「血圧の適正化によって腎機能の低下を防ぐ」という内容の非常に有益な話だったのだが、パワーポイントを駆使し早口で話す内容を理解し、それをメモするだけの余裕がなかったのは残念だった。

続いて、森末氏が「緊張とプレッシャー」と題して講演した。
話の趣旨は森末氏がロスアンゼルスオリンピックで体操競技に臨んだ際の緊張感やそこからくるプレッシャーについて語り、オリンピックを観戦するときにそれぞれの競技者が大変な緊張感の中でプレーしていることを感じながら観戦してほしい、というのが趣旨だった。
話は森末氏の幼少のころ、競技を始めたころ、そして大学時代の転機など、それぞれの場面を面白可笑しく語るのである。
森末氏の転機は大学2年の時の見舞われたアキレス腱を断裂した時だったと言います。その時1学年上の具志堅選手(ロス五輪の体操競技で総合優勝を果たした選手)と同室になって、具志堅選手の影響でリハビリに励み筋肉質の選手に変貌を遂げたときだったと言います。その描写も会場の笑いを誘いながらの話なのだ。

オリンピックの競技の模様も同じである。
まるで自身を劇画の主人公のように見立て、面白可笑しく語るのである。
ロス五輪というと1984年の開催である。すでに28年が経過している。
その間、森末氏はいったいどれくらいロス五輪の体操のことを語ったろうか?それはきっと相当数にのぼると推定することができる。その中で話はどんどん劇画タッチに磨きをかけられたのではないだろうか?
肩の凝らない愉快な話をお聴きしたが、森末氏は現在タレントであると同時に日本体操協会の理事も務めているという。彼の生来の明るさが、競技に臨み緊張しきっている選手に笑顔をもたらすような効用を期待できるのではないかと思ったのだが…。