2010年に次いで2度目の定山渓小天狗岳だったが非常に辛かった。自分のペースで登れる個人登山と違い、グループ登山はリーダーのペースに合わせなければならないが体力の衰えた自分にはけっこう辛い登山だった。
登山教室の実習登山は、砥石山と定山渓小天狗岳のどちらかを選択することになっていた。どちらも一度登ったことのある山だったが、実習登山の翌週(16日)に定山渓天狗岳の募集登山に応募したこともあり、小天狗岳を選択した。
私たち小天狗岳登山第1班は班員9名、それにリーダー、サブリーダーの計11名で行動することになった。
当日9日(日)はこのところの好天同様、カラリと晴れ上がり気温も25.2℃と真夏並みの気温だった。
※ 小天狗岳登山のベースになる定山渓ダム園地に集った登山者です。
小天狗岳は山としては小さな山(高さ756m 標高差445m)だが、階段登行の多い山である。登山路に人工的な階段が造成されている山は私が大嫌いな山だったのだが…。
定山渓ダム園地の登山口から少しの間は緩やかな上りのトレッキングコースなのだが、直ぐに階段が現れる。そうなると高温も手伝い直ぐに汗が噴き出し始めた。そして息も上がり始めた。小休止のほしいところだが、グループ登山ではある程度は我慢しなければならない。
※ 定山渓ダム園地か少し行くと「登山口」の看板があり、同時に「熊注意!」の看板も目立ちます。
延々と階段登行が続く。登山路に人工的に造られた階段は高さを稼ぐには最も効率的な方法であるが、それだけにエネルギーも消耗も激しい。決められた階段の高さを若者も、高齢者も同じように乗り越えなければならないのだから、私には辛い。
先頭を務めた山のベテランは簡単そうに登っていくが、ついていく私たちは息せき切ってという感じだった。そのために登山中の写真を撮る余裕もなかった。
※ この写真は以前登った時のものを借用したもの。左にB7版のノートを置いています。
階段の段差の大きさを分かっていただけたら思い再掲示しました。
それにしてもさすがに山岳連盟の登山である。ひたすら登るだけで、周りの山野草や動植物などについての説明は一切ない。上り続けて1時間15分、喘ぎ喘ぎなんとか山頂に達した。「夏山ガイド」に出ていた所要時間と大して違わない。短い時間ながらも私にはかなり辛い登山だった。
※ 快晴のこの日はこのように日陰で小休止を取りました。
山頂での滞在時間は30分。小腹を満たす程度で下山開始となった。できればゆっくりと山頂で休みたいという思いもあったのだが…。下りは一度の休憩だけで55分で降りてきたが、その時の時刻はまだ11時45分だった。これほど余裕があったのだから…。
※ 辛い登りの末に見たこの光景はやはり何とも云えず美しく見えました!
小天狗岳を登っていて気になったことがあった。
再三言及しているように小天狗岳の登山路は非常に階段登行の多い登山路である。ということは登山路を造成した時にはかなりの労力と予算をつぎ込んだように思われる。
ところが、その登山路の階段状のところがずいぶんと崩れ始めているのだ。木製の柱状のものを鉄杭で止めるようにして造成したと思われるのだが、その木が腐って崩れてしまい、鉄杭だけが残っているところが多数見受けられた。リーダーも注意していたが、下山時にはそれらの鉄杭が凶器のように下山する我々に向かってくるような状況なのだ。
加えて、登山路に横たわる木がとても多くそこを乗り越えたり、潜ったりしなければならなかった。
※ 苦しんだ末での登頂に誰もが笑顔、笑顔の記念写真です。
いろいろな山を登っていると、地元山岳会の方々が登山路を整備されている山に出会うことが多い。小天狗岳はその点はどうなっているのだろうか?そうした人たちの好意を享受するばかりではいけないが、今回の登山で多くの登山者に出会ったところを見ると小天狗岳は人気のある山のように思われる。是非とも関係者の一考をお願いしたいと思った。
登山教室の実習登山は、砥石山と定山渓小天狗岳のどちらかを選択することになっていた。どちらも一度登ったことのある山だったが、実習登山の翌週(16日)に定山渓天狗岳の募集登山に応募したこともあり、小天狗岳を選択した。
私たち小天狗岳登山第1班は班員9名、それにリーダー、サブリーダーの計11名で行動することになった。
当日9日(日)はこのところの好天同様、カラリと晴れ上がり気温も25.2℃と真夏並みの気温だった。
※ 小天狗岳登山のベースになる定山渓ダム園地に集った登山者です。
小天狗岳は山としては小さな山(高さ756m 標高差445m)だが、階段登行の多い山である。登山路に人工的な階段が造成されている山は私が大嫌いな山だったのだが…。
定山渓ダム園地の登山口から少しの間は緩やかな上りのトレッキングコースなのだが、直ぐに階段が現れる。そうなると高温も手伝い直ぐに汗が噴き出し始めた。そして息も上がり始めた。小休止のほしいところだが、グループ登山ではある程度は我慢しなければならない。
※ 定山渓ダム園地か少し行くと「登山口」の看板があり、同時に「熊注意!」の看板も目立ちます。
延々と階段登行が続く。登山路に人工的に造られた階段は高さを稼ぐには最も効率的な方法であるが、それだけにエネルギーも消耗も激しい。決められた階段の高さを若者も、高齢者も同じように乗り越えなければならないのだから、私には辛い。
先頭を務めた山のベテランは簡単そうに登っていくが、ついていく私たちは息せき切ってという感じだった。そのために登山中の写真を撮る余裕もなかった。
※ この写真は以前登った時のものを借用したもの。左にB7版のノートを置いています。
階段の段差の大きさを分かっていただけたら思い再掲示しました。
それにしてもさすがに山岳連盟の登山である。ひたすら登るだけで、周りの山野草や動植物などについての説明は一切ない。上り続けて1時間15分、喘ぎ喘ぎなんとか山頂に達した。「夏山ガイド」に出ていた所要時間と大して違わない。短い時間ながらも私にはかなり辛い登山だった。
※ 快晴のこの日はこのように日陰で小休止を取りました。
山頂での滞在時間は30分。小腹を満たす程度で下山開始となった。できればゆっくりと山頂で休みたいという思いもあったのだが…。下りは一度の休憩だけで55分で降りてきたが、その時の時刻はまだ11時45分だった。これほど余裕があったのだから…。
※ 辛い登りの末に見たこの光景はやはり何とも云えず美しく見えました!
小天狗岳を登っていて気になったことがあった。
再三言及しているように小天狗岳の登山路は非常に階段登行の多い登山路である。ということは登山路を造成した時にはかなりの労力と予算をつぎ込んだように思われる。
ところが、その登山路の階段状のところがずいぶんと崩れ始めているのだ。木製の柱状のものを鉄杭で止めるようにして造成したと思われるのだが、その木が腐って崩れてしまい、鉄杭だけが残っているところが多数見受けられた。リーダーも注意していたが、下山時にはそれらの鉄杭が凶器のように下山する我々に向かってくるような状況なのだ。
加えて、登山路に横たわる木がとても多くそこを乗り越えたり、潜ったりしなければならなかった。
※ 苦しんだ末での登頂に誰もが笑顔、笑顔の記念写真です。
いろいろな山を登っていると、地元山岳会の方々が登山路を整備されている山に出会うことが多い。小天狗岳はその点はどうなっているのだろうか?そうした人たちの好意を享受するばかりではいけないが、今回の登山で多くの登山者に出会ったところを見ると小天狗岳は人気のある山のように思われる。是非とも関係者の一考をお願いしたいと思った。