田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

そらちフットパスウォーク 5 岩見沢市 前編

2013-06-10 18:03:01 | フットパスウォーク & トレッキング
空知支庁10市14町では空知総合振興局の勧め(?)で各市町それぞれ1コースずつのフットパスコースを設定し、それをまとめたルートガイドを発刊した。いずれもが各市町の見どころを満載したルートとなっている。私はこの24のコースを時間をかけて、ゆっくりと完歩したいと思い立った。

     

棚田広がる上幌ルート

 見渡すかぎり田んぼ、田んぼ、田んぼ…。米どころ空知を代表する岩見沢の水田地帯の中を巡った。

 
 夕張市でのフットパスウォークを終えた私はその足で岩見沢市に向かった。交通費のことを考えたら、やはり一度に二つくらいのコースを巡らなくては…。

          
          ※ スタート&ゴール地点の岩見沢公園の中にある室内公園「色彩館」の建物です。

          
          ※ 岩見沢公園の売りの一つ「バラ園」は開花前ということで残念!

 岩見沢市のスタート&ゴールは「岩見沢公園」である。この公園は岩見沢市の郊外に位置しているのだが、かなり広大な公園である。私は今まで公園内にある野外音楽堂「キタオン」にしか来たことがなかったが、バラ園、グリーンランド遊園地、キャンプ場、スキー場、パークゴルフ場等々…、あらゆるレジャー施設が整っているのではという公園であることを初めて知った。

          
          ※ 岩見沢公園を一歩外へ出るとご覧のような水田が広がっていました。

 岩見沢公園自体が郊外にあるので、公園を出ると直ぐに水田が広がる風景である。人などあまり歩かないのではと思われる歩道の両側には大きな水田が広がっている。
 そのように中に、まるで彩りでも添えるかのように「林農園直売所」という建物が目に入った。せっかくなので中を覗いてみると野菜などは市価より安いようだったが、ザックに入れて歩いては鮮度も落ちると考え購入することは止めた。

          
          ※ あまり人が通らぬような歩道には雑草が侵入してきています。

          
          ※ コースが主要道でないからでしょうか?このような直売店はここだけでした。

 近くに「性顕寺」というお寺があり、境内にミヤギノハギという木があるとマップに説明があったが、残念ながら花の時期ではないためどの木がミヤギノハギなのか分からなかった。

          

 暑い日差しの中、農村道を黙々と歩く。分岐点を曲がると地域の鎮守「上幌神社」があった。その隣には閉校してしまった「上幌小学校跡」の碑があり、校舎の一部は集落の集会場として使われているようだった。
 マップでは近くに「山田なつかし資料館」があるとなっていたので、近くを探したが見つからなかった。あるいは分岐点の反対側の道沿いだったのかも知れない。(見たかった!残念!)

          

          
          ※ 閉校記念碑の横に建つ二宮金次郎像が学校跡の何よりの証です。

 その後は緩やかな上りの一本道が約3キロにわたって続く。両側はもちろん水田オンリーである。緩やかな上りの道の両側が水田ということは、水田を造成するためには段差を付けなければならない。いわゆる段々畑=棚田である。
 このコースの名称にもなっている「棚田広がる上幌ルート」だが、私がイメージする棚田とはかなり違い、四角形にきれいに整備された水田は、日本の里山に見られる棚田とはかなりの違いである。(その意味ではちょっとガッカリかな?)

          
          ※ 確かに棚田は棚田なのですが…。

          
          ※ 両脇に水田を従え(?)一本道がずーっと続きます。

 延々と続く一本道の最後に英国コッヅウォルズ地方の雰囲気を味わえるというリトルロックヒルズという個人が整備した敷地がある。私有地のために入ることは許されず、説明を伺うと毎日ガーデンツアーが行われているということだった。
 丁度コースの中盤だったこともあり、そのリトルロックヒルズの敷地内にある石蔵カフェ「和徳石庵」で一休みすることにした。

          
          ※ 英国風の建物がいかにもイングリッシュガーデンの雰囲気を出しています。

          
          ※ 石蔵のカフェは雰囲気もありましたが、飲み物の料金もそれなりに請求されました。

 本日のレポートはここまでとします。(コース後半のレポートは後編で)