空知支庁10市14町では空知総合振興局の勧め(?)で各市町それぞれ1コースずつのフットパスコースを設定し、それをまとめたルートガイドを発刊した。いずれもが各市町の見どころを満載したルートとなっている。私はこの24のコースを時間をかけて、ゆっくりと完歩したいと思い立った。
スイートな魅力がいっぱいの砂川ルート

過疎の影響をもろに受けた街という印象が強い砂川市だった。というのも、かつて砂川には二つの大企業があり栄華を誇ったが、それらが撤退してしまい街は寂しくなるばかりだったようだ。ルートが街の中心に作られていたため一層その感を強くした。
5月31日、6月1日と北見市の方に所用があった。そこで私はその行き帰りにフットパスウォークを織り込もうと計画した。行きの31日に砂川市ルートを、1日は滝川市ルートをそれぞれ楽しんだ。両日とも天候が良く、北海道の初夏の爽やかな空気を全身に感じながらの快適なフットパスとなった。

※ 砂川ルートのスタート & ゴール地点として設定されたJR砂川駅です。
砂川市のスタート & ゴールはJR砂川駅に設定されていた。車を駅の駐車場に駐車し、ウォーキングの準備をして早速スタートである。
すると早速、今の砂川を象徴するような光景に出会った。駅前から街の中心街に進もうとしたときだった。駅前の一等地(?)に位置するようなところの建物の前に雑草がはびこっているのだ。よく見ると、その商業施設は閉店されていた。う~ん、いきなり衝撃を受けた思いだった…。

※ これが砂川駅前の一等地(?)に建つ閉店した商業施設です。
ルートは国道12号線を挟む商店街へと導かれた。
商店街を歩いていて非常に商店街が広がっていることに気づいた。往時の繁栄ぶりが偲ばれたが、やはりすでに閉じてしまっている店も目立った。
また、国道12号線沿いにお寺が多かったのも特徴の一つのように思える。たまたま一つの立派そうなお寺をカメラに収めたのだが、寺の名前を確認しようと近づいたところ、境内が雑草が目立ち、すでに閉寺しているらしいお寺だった。

※ 遠目から見ると立派な寺院に見えたのですが…

※ 近付いてみると、ご覧のとおり雑草が茂り、本殿は閉じられていました。
街の中心に高くそびえる尖塔があった。あるいは消防署の望楼かと思ったが、それらしき消防車なども見えない。道行く人2人に聞いた。しかし、どちらも何の施設であるか分からなかった。答えは後編にて判明するのであるが、砂川市にはこうした尖塔のような建物が目立ったのも一つの特徴だった。

※ 砂川市内にはこうした尖塔の建物が目立ちました。
商店街をおよそ1キロほど歩いた後、ルートは「砂川オアシスパーク(遊水池学習館)」に導かれる。私は何の予備知識持たずに訪れ、公園の傍に水面が見えたので石狩川沿いに造られた公園と思っていたのだが、実は石狩川跡地に造られた遊水池の傍に造られた公園だということが後になってから判った。
広大な公園だったが、好天にも関わらず楽しんでいる人は数えるほどだった。

※ 砂がオアシスパークの一角に建つ遊水学習館の立派な建物です。
その傍には「遊水池学習館」という素晴らしい施設が建っていた。この建物も尖塔を構えていて、外観からは西洋の城のような建物だった。
建物そのものは立派だったが、学習館としての展示などは簡素過ぎるようにも思えたが…。

※ 遊水学習館の屋上から、遊水池を臨むパノラマ撮影を試みてみました。
オアシスパークから遊水池沿いに遊歩道が延び、遊水池と遊歩道の間にはこれまた広大なスポーツグランドが広がっていた。ところがそこでスポーツを楽しむ人は誰もいなかった。好天の、しかも土曜日にも関わらず誰も利用しないスポーツ施設なんて必要なのだろうか?

※ 利用者がいないから整備が行き届かないのか、整備が行き届いていないから利用者がいないのか?広大なグラウンドです。
遊水池の向こうには石狩川が流れている。その石狩川を挟んで残雪の残ったピンネシリをはじめとした一群の山々がきれいに見えた。

※ この写真は砂川オアシスパークから撮ったものですが、ピンネシリが綺麗に見えます。
そしてまたまた尖塔が見えてきた。傍に寄ると「パンケ歌志内川水門」と施設名が書かれた看板があった。
そしてしばらく行くとまた尖塔が見え、近づくと今度は「ペンケ歌志内川樋門」とあった。
調べてみると、二つの川は砂川市内を並走するように流れているらしい。ペンケとは川上、パンケは川下を表すということだが、確かに流れ込む石狩川の上流に流れ込むのがペンケ歌志内川のようだ。それにしても、なぜ二つの施設で「水門」と「樋門」というように呼び名を変えたのだろうか?確かに「パンケ歌志内川水門」の方がはるかに立派な施設だったが、そうした施設の大きさによって呼び名を変えるのだろうか?

※ こちらが「パンケ歌志内川水門」です。

※ こちらが「ペンケ歌志内川樋門」です。
ルートはこの後、一度市街地に戻った後、国道12号線(JR函館線)を挟んで、反対側の農村地帯を巡ることになる。(明日後編をレポートします)
スイートな魅力がいっぱいの砂川ルート

過疎の影響をもろに受けた街という印象が強い砂川市だった。というのも、かつて砂川には二つの大企業があり栄華を誇ったが、それらが撤退してしまい街は寂しくなるばかりだったようだ。ルートが街の中心に作られていたため一層その感を強くした。
5月31日、6月1日と北見市の方に所用があった。そこで私はその行き帰りにフットパスウォークを織り込もうと計画した。行きの31日に砂川市ルートを、1日は滝川市ルートをそれぞれ楽しんだ。両日とも天候が良く、北海道の初夏の爽やかな空気を全身に感じながらの快適なフットパスとなった。

※ 砂川ルートのスタート & ゴール地点として設定されたJR砂川駅です。
砂川市のスタート & ゴールはJR砂川駅に設定されていた。車を駅の駐車場に駐車し、ウォーキングの準備をして早速スタートである。
すると早速、今の砂川を象徴するような光景に出会った。駅前から街の中心街に進もうとしたときだった。駅前の一等地(?)に位置するようなところの建物の前に雑草がはびこっているのだ。よく見ると、その商業施設は閉店されていた。う~ん、いきなり衝撃を受けた思いだった…。

※ これが砂川駅前の一等地(?)に建つ閉店した商業施設です。
ルートは国道12号線を挟む商店街へと導かれた。
商店街を歩いていて非常に商店街が広がっていることに気づいた。往時の繁栄ぶりが偲ばれたが、やはりすでに閉じてしまっている店も目立った。
また、国道12号線沿いにお寺が多かったのも特徴の一つのように思える。たまたま一つの立派そうなお寺をカメラに収めたのだが、寺の名前を確認しようと近づいたところ、境内が雑草が目立ち、すでに閉寺しているらしいお寺だった。

※ 遠目から見ると立派な寺院に見えたのですが…

※ 近付いてみると、ご覧のとおり雑草が茂り、本殿は閉じられていました。
街の中心に高くそびえる尖塔があった。あるいは消防署の望楼かと思ったが、それらしき消防車なども見えない。道行く人2人に聞いた。しかし、どちらも何の施設であるか分からなかった。答えは後編にて判明するのであるが、砂川市にはこうした尖塔のような建物が目立ったのも一つの特徴だった。

※ 砂川市内にはこうした尖塔の建物が目立ちました。
商店街をおよそ1キロほど歩いた後、ルートは「砂川オアシスパーク(遊水池学習館)」に導かれる。私は何の予備知識持たずに訪れ、公園の傍に水面が見えたので石狩川沿いに造られた公園と思っていたのだが、実は石狩川跡地に造られた遊水池の傍に造られた公園だということが後になってから判った。
広大な公園だったが、好天にも関わらず楽しんでいる人は数えるほどだった。

※ 砂がオアシスパークの一角に建つ遊水学習館の立派な建物です。
その傍には「遊水池学習館」という素晴らしい施設が建っていた。この建物も尖塔を構えていて、外観からは西洋の城のような建物だった。
建物そのものは立派だったが、学習館としての展示などは簡素過ぎるようにも思えたが…。

※ 遊水学習館の屋上から、遊水池を臨むパノラマ撮影を試みてみました。
オアシスパークから遊水池沿いに遊歩道が延び、遊水池と遊歩道の間にはこれまた広大なスポーツグランドが広がっていた。ところがそこでスポーツを楽しむ人は誰もいなかった。好天の、しかも土曜日にも関わらず誰も利用しないスポーツ施設なんて必要なのだろうか?

※ 利用者がいないから整備が行き届かないのか、整備が行き届いていないから利用者がいないのか?広大なグラウンドです。
遊水池の向こうには石狩川が流れている。その石狩川を挟んで残雪の残ったピンネシリをはじめとした一群の山々がきれいに見えた。

※ この写真は砂川オアシスパークから撮ったものですが、ピンネシリが綺麗に見えます。
そしてまたまた尖塔が見えてきた。傍に寄ると「パンケ歌志内川水門」と施設名が書かれた看板があった。
そしてしばらく行くとまた尖塔が見え、近づくと今度は「ペンケ歌志内川樋門」とあった。
調べてみると、二つの川は砂川市内を並走するように流れているらしい。ペンケとは川上、パンケは川下を表すということだが、確かに流れ込む石狩川の上流に流れ込むのがペンケ歌志内川のようだ。それにしても、なぜ二つの施設で「水門」と「樋門」というように呼び名を変えたのだろうか?確かに「パンケ歌志内川水門」の方がはるかに立派な施設だったが、そうした施設の大きさによって呼び名を変えるのだろうか?

※ こちらが「パンケ歌志内川水門」です。

※ こちらが「ペンケ歌志内川樋門」です。
ルートはこの後、一度市街地に戻った後、国道12号線(JR函館線)を挟んで、反対側の農村地帯を巡ることになる。(明日後編をレポートします)