田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

ザックJAPAN無念!初戦を落とす…

2014-06-15 20:56:00 | スポーツ & スポーツ観戦
 大観衆とともにハラハラしながらも幸せな60分間(ハーフタイムも含めて)を送っていたのだが、わずか2分間の間に奈落の底に突き落とされてしまった。予想以上に手強いコートジボアールを相手にザックJAPANにそこから這い上がる力はもはや残ってはいなかった…。 

           
          ※ このように地球の裏側で戦うザックJAPANを声援続けたのだが…        

 考えていたことが甘かった。
 サッポロファクトリーでパブリックビューイング(PV)を観戦するために、開場時間の9時から5分過ぎた頃に着いたのだが、そこはもう長蛇の列だった。これほど札幌の人たちがお祭り好きだったとは…。(自分のことを棚に上げているが)
 列の後に付いて会場(アトリウム)に入ったときには、もう会場内は一杯だった。あわよくば椅子席に、悪くても階段席に陣取れると思っていたのだが、それは甘すぎた。
 開放されていた2階席も人が鈴なりだった。それでもスクリーンから遠い位置の2階席になんとか陣取ることができた。

          
          ※ 開場時(9時)に駆けつけてみると、ご覧のとおりの長蛇の列でした。

          
          ※ 会場のアトリウム内はご覧のとおりの大混雑でした。

           
          ※ 結局、私が陣取ったのはHISと表示された2階の左の柱横の立見席でした。
         

 会場はステージ上のフリーアナや私設応援団のリードで「ニッポン!」コールが響き渡り、おおいに盛り上がる中で試合開始のホイッスルを聞いた。
 試合開始直後から主導権をコートジボワールに握られ「厳しい試合になるなぁ」との感じを抱かせた。
 しかし、劣勢に立っていた日本が前半16分にワンチャンスを生かし、エース本田が決めてくれた。この時は会場内が最も盛り上がったときだった。

          
      ※ ステージには元コンサ選手で、一時日本代表にも名を連ねた吉原宏太さんが登場しました。

          
          ※ 私の席からパブリック・ビューイングを見た図です。

 先制点を機に、形勢は日本に傾くかと思われたが、そうはならなかった。
 局面、局面で相手にボールを奪われる場面があまりにも多い。そんな中、日本にも何度かのチャンスはあったものの、コートジボワールはそれ以上のチャンスを演出し、何度も日本ゴールを襲ったが、なんとかしのいだのが前半だった。
 会場はそんな劣勢の日本を勇気づけようと、地球の裏側へ届かないであろう声援を送り続けた。

          

 ハーフタイムに入って、私は思わず隣の若者に「あゝ、疲れますねぇ」と声をかけると、彼も頷いていた。そして私は、「日本はスタミナがあるから、後半は盛り返してくれるはずです」と話し、内心では勝ち点3を獲得することさえ夢想していたのだが…。

 後半の開始早々こそ2つのシュートを放ち、「これは!」と思わせたが、形勢に変わりはなかった。すると、コートジボワールが満を持してエース・ドログバを投入するや否や、後半19分、21分に立て続けにゴールを決め、あっと言う間に同点に、そして逆転されてしまった。
 会場は一気に静まり返った。しかし、コンサが得点されてもサポーターが懸命に声援を続けるように、思い直したように「ニッポン!」コールが巻き起こったのだが…。

 残念ながら日本にはコートジボワールの攻勢を突き返す力や術は残ってはいなかった。チャンスらしいチャンスもないまま、試合終了のホイッスルを聞く羽目となってしまった。
 試合全体を通して、「こんなはずでは」という思いが強かったが、それだけコートジボワールが日本に自由に試合をさせなかったということなのか?
 コートジボワールの強さだけが目立った試合だった。

 これで日本は一気に予選突破に赤信号が灯ってしまった。次戦対ギリシア戦の絶対勝利が条件となった。厳しい展開となったが、最後までザックJAPANを信じよう!!
 ガンバレ!ニッポン!

 ところでパブリックビューイングだが、試合の詳細を追うにはやはり不向きである。遠景からのシーンとなると、凝視しなければボールさえ見失いそうだった。
 また、私は正面に向かって右横の2階席からの観戦だったのだが、常に右向きの態勢での観戦を余儀なくされたため、首の筋肉が硬直して仕方がなかった。
 まあ、おおぜいで観戦を楽しむということでは、その目的を十分に果たした今日の観戦だったが、第2戦、第3戦は早朝ということもあり、自宅でゆっくり観戦することにする。