田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

天売・焼尻を征く 4

2014-06-25 19:48:51 | 道内の旅

 日本海に沈む素晴らしい夕陽を堪能してきました。
 港は宿から歩いて約10分、心地よい風を感じながらの夕陽見物でした。
 その夕陽を見に行く途中で思ってもいなかった幸運に出会うことができました。
 港に向かっていたところ、どこからともなく笛と太鼓の祭囃子が聞こえてきました。近くにいた人に聞くと、小学生がお祭のために練習しているのだと言います。俄然興味が湧きました。音色につられて音が出るに向かいました。すると、ちょうどそこに父母の方がおられて練習風景をみても良いと言ってくれました。
 「加賀獅子保存会」と書かれた会館の中に入ると、14~5名の小学生の男女が一生懸命練習をしていました。
地域の伝統を継承しようとしている指導者と子どもたちの姿に接することができたことは、私にとって思わぬ僥倖に遭遇した思いです。(少しオーバーですか?)


天売・焼尻を征く 3

2014-06-25 18:06:21 | 道内の旅

 羽幌の街中を巡ってきました。
 羽幌の街は海沿いの街とは思えないほど碁盤の目状に整備され、しかもかなり大きな街でした。
 しかし、御多分にもれず過疎の波は押し寄せていて、街全体が閑散とした印象は拭えませんでした。書店を覗きました。そこの女主人に羽幌町の人口を尋ねたところ、7,000人余りとのことでした。「往時は?」と尋ねると、3万人を超えていたとのこと。「寂しいですね」という言葉に返す言葉がありませんでした。特に書店のような商売は人口減の影響をもろに受ける業態かもしれません。
 フェリーターミナルにも行ってきました。すると、乗船チケットは途中下船はその先無効と判明しました。私は焼尻経由で天売島までのチケット購入を考えていたのですが、ダメでした。それぞれに購入すると割高になりますが、利用客がそれほど多いとは思えない航路だから仕方ないことかもしれません。
 旅館の窓から夕陽が差し込んでいます。
 夕陽で有名な羽幌町です。鮮やか夕陽を見れるかもしれません。


天売・焼尻を征く 2

2014-06-25 17:14:51 | 道内の旅

 日本海を北上すること180キロ、本日の宿泊地 羽幌町に着きました。みのや雅彦(といっても多くの人は知らないでしょうね。シンガーソングライターで、町を紹介さるパンフでは羽幌町出身の著名人としていの一番に記されていました)の故郷は遠かったあ…。
 明日は第一便で焼尻島に渡ります。
 とその前に、ウォークの旅ですから羽幌の街中もちょっとだけ歩いてこようと思います。


天売・焼尻を征く 1

2014-06-25 12:49:47 | 道内の旅

 ザックJAPANが予選敗退したからということではないのだが、今日から天売島・焼尻島の二つの島をウォークしてこようと思う。
 二つの島については2~3年前から「行ってみたい」、「歩いてみたい」と考えていた島だった。(2年前には宿まで予約しながら台風のために断念もしていた)

 行くからには一番良い季節をと思い、密かに6月に!と考えていたのだが、思わぬ長雨で躊躇していた。そんな中、天候が回復したこともあって、「それ!実行」と本日旅立つことにした。

          
          ※ 天売島のシンボル(?)「赤岩」です。

 予定は、本日25日(水)羽幌町まで移動して、羽幌町宿泊
 26日(木)早朝、フェリーで焼尻島に移動して、焼尻島一周ウォーキング。夕方天売島に移動し、天売島に宿泊。夜、ウトウの帰巣光景見学。
 27日(金)、朝から天売島一周ウォーキング。夕方、フェリーで羽幌町に戻り、夜帰宅。

という予定である。
 旅の途中はまたi-phoneから随時投稿というスタイルを取りたいと思っている。
 それでは行ってきます!


無念! ザックJAPAN予選敗退

2014-06-25 08:58:49 | スポーツ & スポーツ観戦
 う~ん。残念ながら願っていたような結果にはならなかった…。予選敗退という結果を受けて、おそらくザッケローニの戦略・戦術はメディア・関係者から否定されるのかもしれない。しかし、私は彼が目ざした道が間違っていたとは思いたくない。 

          
          ※ 第三戦前日にメディアからの質問を受けるザッケローニ監督と長谷部主将です。

 W杯ブラジル大会に参戦した日本の予選リーグ第3戦はコロンビアと戦い1対4という大差で敗退し、予選リーグ突破はならなかった。
 しかし、試合としては攻撃的な姿勢に終始した日本の試合運びは観ている者を退屈させることはなく、試合が決まるまではワクワクしながら観戦することができた。
 惜しむらくはPKで相手に先制点を与えてしまい、日本のペースで試合をリードできなかったことか…。(あのPKは痛かったぁ…)

 予選敗退が決まり、中継放送をしていたテレビ朝日系列の解説者たちは早くも敗因を語り始めた。そこで当然のように語られ始めたのは、チームづくりを含めたザッケローニ監督の責任論である。
 スポーツ、特にプロスポーツの場合は、よく語られるように「結果が全て」である。そういう意味でその責任は最終的に監督に求められるのは当然かもしれない。
 しかし、そのことでザッケローニ監督が目ざしてきたことをもし全否定するとしたら、それはどうだろうか?と思う。

 この4年間、ザッケローニは日本人のストロングポイントを強化し、過去に比して最も世界に近づけた監督だと思われるからだ。
 テストマッチとはいえ、昨年末にはオランダと引き分け、ベルギーに勝利し、さらには大会直前には今大会で大活躍しているコスタリカに3対1で勝利するなど、世界の強豪と互角に勝負できるまでに進化していたと思う。
 だからこそ、現在の日本代表の国民的人気は過去とは比べものにならないほどの人気だということだった。結果が出なかったのは本当に残念であり、無念である。

 今後また、次期W杯(ロシア大会)を目ざして体制の立て直しが図られるのだろうが、ザッケローニが目ざしたことを全否定するのではなく、彼が目ざしたことの中から受け継ぐべきことは受け継ぎ、改めるべきところは改めて新しく再出発してほしいと願いたい。

 予定では、9月5日(金)に札幌ドームで行われるキリンチャレンジカップ(相手国未定)が再出発の舞台になるようだ。
 観戦たいなぁ…。 そして叫びたい! 「ニッポン!」チャッ、チャッ、チャと。


 ※ W杯の日本の試合のレポートのタイトル名が期せずして3戦ともに「無念」という言葉を使うことになってしまったことが無念である。