田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

WC開幕!ブラジル白星発進

2014-06-13 23:46:45 | スポーツ & スポーツ観戦
 いよいよ待望のWCブラジル大会が開幕した。眠い目をこすりながらライブ観戦をしたが、ブラジルが誇るネイマールが、オスカルが、躍動し見事な白星発進をした。さて、我らが日本は? 

 日本時間で本日の午前5時、WCブラジル大会の開幕戦ブラジル対クロアチア戦のキックオフの笛が吹かれた。サンバの国、ブラジルでの熱狂の一か月の始まりである。
 キックオフの笛が日本人審判の西村主審によって吹かれたのも意義深い思いがする。

 開幕戦はレベルの高い両国による緊張した良い試合だった。
 ブラジルのオウンゴールでクロアチアが先制するも、ブラジルの雄ネイマールがペナルティエリア外から放ったシュートがゴールポストに当てながらぎりぎりに決まり、同点で前半を折り返した。
 後半25分、問題のシーンが起こった。ブラジルFWフレッジがペナルティエリア内で倒され(倒れた?)PKを得た。見ていた私も「?」と思えた微妙なプレーだった。
 このPKを再びネイマールが決め、結果的にこの1点が決勝点となった。

               
               ※ この大会で私たちはネイマールの写真を何度も見ることになるかもしれない。

 問題のシーンであるが、西村主審が判定したPKがその後ネット上では論議を呼んでいる。「果たしてPKが妥当だったか?」と…。
 見ていた私も「?」と思えたシーンではあったが、西村主審が自信をもって吹いた笛である。一瞬のプレーを瞬時に判断しなければならないサッカーの審判は、そこに全存在をかけているといって良い。私は西村主審の判断を尊重したい。
 サッカーにおいて主審の笛が微妙な場面はいくらでもある。それがサッカーである。

 試合は結局、その後試合終了寸前にもう1点加えたブラジルが3対1で勝利したが、非常にレベルの高い試合だった。もし日本が両チームと戦っていたら、個の勝負ではとてもかなわないな、と思わせてくれるほど個々の力は優れているように思えた。

               
               ※ 今日のブラジルでネイマール以上に目立ったのがこのオスカルだった。

 それなのに何故日本の躍進が期待されているかというと…。
 サッカーという競技が個々の戦いだけではなく、さまざまな要素が絡み合った上で成り立っているということが挙げられるだろう。
 そのさまざまな要素の中で、自チームの良い点(ストロングポイント)を拾い上げ、それを組み立て、チームとして機能させるのが監督の大きな任務である。その大きな任務をザッケローニ氏が担っているのだが、彼の手腕に関係者やサポーターは大きな期待をし、そこに大きな可能性を見出しているといえるのだと思う。

 ザッケローニの指揮にいかに選手たちが応えるのか、その本番は間もなくである。
 15日、午前10時のキックオフの笛は間近に迫ってきた。