田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌ぶらり散歩 60 発寒地区は工場地帯? 

2015-04-06 19:19:03 | 札幌ぶらり散歩 & Other
 発寒中央駅から線路沿いに西に向かうと(琴似方向)、次から次へと会社の事務所や倉庫、そして工場が現れた。「やはり発寒は工場地帯だなぁ…」と思ったのだが、それ以上は現れなかった。本当の工場地帯はもっと別なところのようだ…。 

 4月2日(木)、JR発寒中央駅の駐輪場に自転車を置き、さっそく駅から線路沿いに西方向に向かって歩き始めた。
 すると、次々と大きな倉庫や工場が現れた。「やっぱり発寒は工場が多いんだなあ」と思っていたのだが、それは線路沿いだけで、本当の工事地帯はもっと別のところだったようだ…。

◇ホクヤク札幌西支店
 まず目に入ったのが大きな倉庫兼事務所の建物だった。門のところを見ると「ホクヤク札幌西支店」と書かれてあった。
 「ホクヤク」とは何ぞや? 帰宅して調べてみると、医薬品の卸売事業を全道的に展開している会社だと知った。全道くまなく支店を配置し、従業員数も550名を超える大きな会社のようだ。西支店の建物もたくさんの医薬品をストックするためであろうか、大きな建物だった。
 そんな西支店の片隅に石蔵がポツンと建っていた。(後日レポしたい)いったい石蔵は何なのだろうか?

          

          

          
          ※ 写真を見て初めて気付きました。西支店と北支店は同居しているようです。

◇寿みそ醸造所 
 続いて視界に飛び込んできたのは「壽みそ 札幌工場」と壁に大書された建物だった。
 壽みそといえば「みそ~こさん!(ハイ!) みそ~こさん!(ハイ!!) こ~とぶき味噌こさん!(ハイ!!!)♪」というCMソングが懐かしい北海道民には馴染み深い味噌である。
 工場前の看板には「清酒 千歳鶴」とも書かれていた。つまり「壽みそ」は札幌清酒株式会社が製造販売している味噌なのだ。
 意外に思ったのは、以前に醤油工場の前を通ったときには辺りに強い醤油の香りが漂っていたが、味噌の場合は周辺にはほとんど味噌の香りが漂っていなかった。

          

          

                   
 
◇札幌酒精工業 
 壽みそ札幌工場と集合住宅(雇用促進住宅)を間に挟んで隣り合っていたのが焼酎メーカーの「札幌酒精工業」である。
 この会社は、工場に接するように流れている発寒川の清流を利用して甲類・乙類の焼酎を製造しているとのことだ。甲類の「サッッポロソフト」という焼酎がヒット商品ということだが、そういえば酒屋やコンビニで目にしたことがある。(ちなみに私は辛党だが焼酎はほとんど嗜まない)
 工場は札幌の他に厚沢部町にもあるそうだが、授業員数は100名程度とそれほど大きな会社ではないようだ。

          

          

          


 というように次から次へと倉庫や工場が目に飛び込んできたので、「これは、その後も工場が次々と現れるのかな?」と思ったのだが、工場の後背地には住宅街が広がっていた。
 以前、発寒地区をウォークしたときには大小の工場に次々と目に飛び込んできたのだが、それはどうやら今回歩いたところとは違うところで、発寒地区のもっと北方向だったようだ。
 今年の夏にはそちらの方面もぜひ巡ってみたい。