田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌ぶらり散歩 63 南円山の小さなハテナ(?)

2015-04-12 19:28:20 | 札幌ぶらり散歩 & Other
 これまで何度も歩いていた南円山界隈だが、仔細に見てみると新たな発見があった。これまでは、見れども見えずの状態だったのだろうか? 

 4月7日(火)、南円山界隈を歩いた。これまで何度も歩いたルートだったので、日常取り組んでいる一万歩を目ざすウォーキングのつもりだった。ところが、今まで気付かなかった光景にいくつか出会った。今回出会った小さなハテナ(?)をレポートする。

◇梯子に覆いは必要? 
 最近の新築の住宅では平らの屋根が多いせいだろうか、壁に金属製の梯子を併設している家が多い。
 南4条西21丁目に差しかかったときだった。ある集合住宅の壁に梯子が取り付けられていたが、他の梯子とは明らかに違う様子だった。
 というのは、梯子に覆いが付いていたのだ。覆いとはいっても、別に風雨が避けられる
ようなものでもなかった。はたしてどういう目的で覆いを付けたのだろうか?
 かなり細い筒状のものだが、普通の成人だと誰でも筒の中を上れそうである。
 まあ、大相撲で最近売り出し中の逸ノ城とか、照ノ富士のような大きな人はちょっと無理かもしれないが??

          

          

          


◇看板の文句は?  
 覆いのある梯子のところから1ブロック離れたマンションの駐車場にちょっと物騒な看板が掲示されていた。よく「関係者以外は駐車しないでください」という看板は目にするが、ここの看板は「関係者以外の車を見かけたらタイヤをパンク致します」と書かれ、さらには「3万円を賠償請求します」と書かれてあった。
 これは恐ろしい!
 しかしこの文句どおりに、もしパンクさせたとしたら、それは罪に問われないのだろうか?
 しかも、加えて3万円の賠償請求をするとある。その根拠は何なのだろう?
 まあ、私のように「恐ろしい!」と思われることを狙っているだけで、実際にそうしたことをするつもりはないとは思われるのだが…。でもなあ……。

          


◇新築に家に煙突が!?  
 こちらはハテナ(?)の物件ではなかったが、ちょっと珍しい光景と思ったので取り上げてみたい。上記の看板があったところと同じブロックにかなり資金を投入したと思われる新築の住宅が建っていた。
 私は円形の住宅を見ると文句なく建築費がかなりかかっている住宅では?と思うところがある。この住宅の前面も円形となっていてかなり高価な住宅に見えた。
 その住宅の壁のところに真新しい煙突が見えたのだ。最近の新築住宅で煙突を備えた住宅などほとんど目にしたことがない。それだけに新鮮に映った。
 これは家の暖房に石油とか、ガスではなく、最近では贅沢とさえ考えられているマキストーブを備えた家なのだろう。そのストーブもあるいはドイツ製など欧米から取り寄せた高価なストーブではないだろうか?
 時代は巡り、昔は庶民のだれもがマキストーブに頼っていたものが、今や庶民の暖房として石油やガス暖房が行き渡った状況の中で、マキストーブの方が高級感を醸し出しているということなのだろう…。

          

          


 今回のように、何度も訪れた地域においても別な視点、子細な観察によって新たな発見があるかもしれない、ということを教えてもらったウォーキングだった。