全行程7,800キロを人力で移動し、208日間で日本百名山を完全踏破した男、田中陽希さんは語る。「使命感に苛まれて、体調不良に陥ったりもしたが、それを救ってくれたのはたくさんの人たちの笑顔」だと…。

昨日12日、待望の田中陽希さんのトークショーがサッポロファクトリーで午後2時からあった。
午前11時から椅子に座ることのできる整理券配布があったので、私は午前10時に自転車で家を出て、10時15分にファクトリーに着いた。
ところが!! なあ~んと、整理券配布場所には長蛇の列が出来ているではないか!そして配布枚数の定員をすでにオーバーしていたのだ。があ~~ん。
実は一昨日、同じファクトリーであった園芸家の上野砂由紀さんのトークショーも聴いたのだが、その際は開始30分前(午後1時半)でも整理券を入手できた。田中さんの場合はそうはいかないと思い、10時に自宅を出たのだが、それではまったく遅かったということだ。田中人気を読み違えたようだ。彼が成し遂げたことはもちろん素晴らしいことだが、それを伝えたNHK・TVの威力が彼の人気を押し上げたものと思う。
すっかり意気消沈した私は、しかたなくファクトリーの近くの苗穂地区のウォーキングに出かけたのだった…。
そしてトークショーが始まる30分前に椅子の背後に立ち、彼の登場を待った。登場を待つとは言っても、実は前日に彼が会場においてグッズ販売をしていて、そこで対面を果たし、若干の会話を交わしてはいたのだが…。

※ トークショー前日にグッズ販売をするところを写真に撮らせてもらいました。
彼は爽やかに登場し、テレビで見る彼同様に飾り気のない表情・言葉で彼の成し遂げた「日本百名山ひと筆書き」を語った。
彼は冒頭、今回の挑戦について「前人未到のことに挑戦したかった」と述べた。それはやはり冒険者魂というか、冒険家の性であり、そうした思いがあったからこそNHKも取材価値ありと判断して、今回のような反響を呼ぶことに繋がったのだと思う。
さらにそうした前人未到の困難なことに挑戦した理由について彼は「一人の人間として成長したかった」と述べた。その過程を彼は次のように表した。〔変化〕⇒〔成長〕⇒〔可能性〕⇒〔達成〕と…。
彼の中にある達成感はきっと、自らが確実に成長したという思いに満ちているからだと思われる。
今回の挑戦について彼は「最初は旅だった」と言った。彼の言う旅とは、いわば「自分自身が楽しむ」ものだったようだ。
それが途中からはそうはいかなくなったという。TV放映で注目されるにしたがって、徐々に自分のやっていることに使命感を抱き始め、強いプレッシャーに苛まれるようになったという。それは体調不良という形でも表れたようだ。
そうしたピンチを乗り越えることができたのは、行く先々で受けるたくさんの人の〔笑顔〕と激励だったという。確かに画面を通しても出会う人たちと交わす笑顔での会話が印象的である。
時として勘違いをしてしまう人間もいるが、彼は誰とでも分け隔てなく話し、いつも笑顔で接していた。前日の私との会話もまさにそうだった。

彼は再び発つと言う。
日本には、百名山だけではなく、二百名山、三百名山とあるそうだ。彼はこの5月末から百名山のときと同様、完全人力で二百名山完全踏破を目ざすという。(二百名山とは、その中にすでに踏破した百名山を含むため、実際には残る百名山ということになる)
前回は北上する形だったが、今回は宗谷岬から南下して鹿児島県・佐多岬を目ざすという。彼の冒険は今回もNHKが追うようである。
再びテレビ画面を注目したい。そして彼がさらに成長する姿を見たいと思う。
ガンバレ!ようき!
それにしても1時間半の立ちん坊は辛かった。トークショーの前に約17,000歩、10キロ超のウォークを行っていた私にはかなり辛い1時間半だったが、田中陽希さんに対する興味・関心がかろうじて私を耐えさせたのだった…。

昨日12日、待望の田中陽希さんのトークショーがサッポロファクトリーで午後2時からあった。
午前11時から椅子に座ることのできる整理券配布があったので、私は午前10時に自転車で家を出て、10時15分にファクトリーに着いた。
ところが!! なあ~んと、整理券配布場所には長蛇の列が出来ているではないか!そして配布枚数の定員をすでにオーバーしていたのだ。があ~~ん。
実は一昨日、同じファクトリーであった園芸家の上野砂由紀さんのトークショーも聴いたのだが、その際は開始30分前(午後1時半)でも整理券を入手できた。田中さんの場合はそうはいかないと思い、10時に自宅を出たのだが、それではまったく遅かったということだ。田中人気を読み違えたようだ。彼が成し遂げたことはもちろん素晴らしいことだが、それを伝えたNHK・TVの威力が彼の人気を押し上げたものと思う。
すっかり意気消沈した私は、しかたなくファクトリーの近くの苗穂地区のウォーキングに出かけたのだった…。
そしてトークショーが始まる30分前に椅子の背後に立ち、彼の登場を待った。登場を待つとは言っても、実は前日に彼が会場においてグッズ販売をしていて、そこで対面を果たし、若干の会話を交わしてはいたのだが…。

※ トークショー前日にグッズ販売をするところを写真に撮らせてもらいました。
彼は爽やかに登場し、テレビで見る彼同様に飾り気のない表情・言葉で彼の成し遂げた「日本百名山ひと筆書き」を語った。
彼は冒頭、今回の挑戦について「前人未到のことに挑戦したかった」と述べた。それはやはり冒険者魂というか、冒険家の性であり、そうした思いがあったからこそNHKも取材価値ありと判断して、今回のような反響を呼ぶことに繋がったのだと思う。
さらにそうした前人未到の困難なことに挑戦した理由について彼は「一人の人間として成長したかった」と述べた。その過程を彼は次のように表した。〔変化〕⇒〔成長〕⇒〔可能性〕⇒〔達成〕と…。
彼の中にある達成感はきっと、自らが確実に成長したという思いに満ちているからだと思われる。
今回の挑戦について彼は「最初は旅だった」と言った。彼の言う旅とは、いわば「自分自身が楽しむ」ものだったようだ。
それが途中からはそうはいかなくなったという。TV放映で注目されるにしたがって、徐々に自分のやっていることに使命感を抱き始め、強いプレッシャーに苛まれるようになったという。それは体調不良という形でも表れたようだ。
そうしたピンチを乗り越えることができたのは、行く先々で受けるたくさんの人の〔笑顔〕と激励だったという。確かに画面を通しても出会う人たちと交わす笑顔での会話が印象的である。
時として勘違いをしてしまう人間もいるが、彼は誰とでも分け隔てなく話し、いつも笑顔で接していた。前日の私との会話もまさにそうだった。

彼は再び発つと言う。
日本には、百名山だけではなく、二百名山、三百名山とあるそうだ。彼はこの5月末から百名山のときと同様、完全人力で二百名山完全踏破を目ざすという。(二百名山とは、その中にすでに踏破した百名山を含むため、実際には残る百名山ということになる)
前回は北上する形だったが、今回は宗谷岬から南下して鹿児島県・佐多岬を目ざすという。彼の冒険は今回もNHKが追うようである。
再びテレビ画面を注目したい。そして彼がさらに成長する姿を見たいと思う。
ガンバレ!ようき!
それにしても1時間半の立ちん坊は辛かった。トークショーの前に約17,000歩、10キロ超のウォークを行っていた私にはかなり辛い1時間半だったが、田中陽希さんに対する興味・関心がかろうじて私を耐えさせたのだった…。