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田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

最後の詰めを誤った侍ジャパン

2015-11-19 23:31:15 | スポーツ & スポーツ観戦
 う~ん…。あまりにも酷すぎる逆転負け…。大谷投手の快投が露と消えた対韓国戦の敗戦はショックが大き過ぎる。侍ジャパンはこのショックから立ち直れるのか?!

             
             ※ 大谷投手の胸のすくような快投に酔いしれていたのだが…。

 スポーツ好きの私は侍ジャパンの戦いを欠かさずテレビ観戦してきた。しかし、そのことをブログで投稿しようとはしていなかった。しかし、今夜はあまりにもショックの大きかったこの一戦を取り上げないわけにはいかなくなった。
 別の投稿を準備しながら観戦していたが、急遽差し替えることにした。

             
             ※ 今日の試合でも大活躍だった中村選手と共に勝利インタビューを受けるはずだった小久保監督

 9回の韓国の攻撃を迎えて3対0での日本のリード、「勝利は間違いなし」と思われた。事実、テレビの解説者もすっかり勝利ムードだった。
 それが一転、9回の抑えを任された楽天・則本投手が韓国打線の猛打を許してしまった。
 おそらく、ネット上や後々発表される評論家たちからは小久保監督の投手起用について是非論が姦しく語られるのではないか。

 というのも、8回からマウンドに立った則本投手は8回を完全に抑えた。現代野球ではふつう救援投手は1イニングでお役御免の場合が多い。ところが、小久保監督は則本投手を9回も継続してマウンドに送った。
 この判断がどうだったのだろうか?敗戦後のインタビューで監督は「9回は則本で行くと決めていた」と言った。そして、その後の継投策については自らの責任と語った。
 しかし、「決めていた」という判断がどうだったのだろうか?ここのところが問われるのではないか、と私は思うのだが…。

 「9回は則本で行くと決めていた」という判断は、はたして8回にマウンドに上がる則本投手に伝わっていたのだろうか?あるいは、則本投手としては緊張のマウンドで8回を無事に抑えてホッとしてベンチに帰ったとき「もう1回行くぞ」と言われたとしたら、自らをもう一度奮い立たせるのが大変だったのではないか、とも想像するのだが…。

 9回、則本投手が連続ヒットを打たれ、そしてタイムリーで1点を失い、さらに死球で無死満塁となり、その後に出た松井投手、さらには増井投手の救援陣は完全に韓国の勢いに飲みこまれ、アッという間の4点献上劇だった…。

 今夜の韓国戦、先発した大谷投手は前回の韓国戦同様に素晴らしいピッチングで韓国打線を寄せ付けず、7回1被安打11奪三振という文句のない快投だった。韓国ベンチは声も出ないほど沈んでいたのに…。

 勝利が手の届くところまで来ていながら、そこからのあまりにも衝撃的な敗戦を喫してしまった侍ジャパンは、はたしてこのショックから立ち直れるのだろうか?
 少しの時間が必要かもしれないなぁ……………。