ホテルにチェックインして、ひとっ風呂浴びて、冷たいビール🍺を飲み、ホッと一息ついたところです。
今日は午前と午後で、天候が激変し、ちょっと戸惑いました。
朝は今期一番の冷え込みで、頰がビリビリする中でのスタートでしたが、こちらは予想以上の深雪とあって、すぐに背中に汗を感じるくらいに、身体全体が暑くなり、ミドルウェアを脱いでのトレッキングになりました。
ところが、正午少し前から凄い風が吹きはじめました。時には身体が揺らぐほどの突風も吹き荒れました。あの風に雪が付いたらと思うと、ゾッとします。
さて、今日はなんといっても深雪です。この時期の雪はほんとうに柔らかいです。ずーっと続く深雪ラッセルには、疲れ果てました。
ライブレポ④で、「中愛別橋」まではすぐそこのような表現をしましたが、実際は橋まで行こうとする気力を失っていました。
どうやら、明日も雪の状態は変わらないので、当初計画の変更を迫られそうです。
これから検討してみます。
どうも素人は自分の力量もわきまえず、過大な計画を立ててしまいがちです。反省です。
写真は大雪山の山並みが視界に入り始めた石狩川です。
中愛別駅に来ています。
実は本日の目的地は「中愛別橋」でした。その橋も視野に入っており、十分行ける距離でした。
ところが、今日の昼前くらいから猛烈な風が吹き始めました。
もし橋まで行って、吹きっさらしのバス停で30〜40分も待つことになるとしたら、かなり厳しいのではと思います。
それよりは例え無人駅といえども駅舎で待つ方がベターと、判断しました。
これが大正解!なぁ〜と無人駅なのに暖房が、入っていたのです。
さらに、当初はバスで愛別まで戻ろうと思っていたのですが、バスが14時21分にあったのですが、列車が14時34分にあることが判明しました。
バスの場合は下車してからかなり歩くことになるのですが、列車だと駅前の駐車場に車を置いてので歩く必要なしです。もちろん列車をチョイスしました。
これから上川町に移動して宿に泊まり、明日今日の続きをする予定です。
本日のスノーシュートレッキングについては、宿でゆっくり振り返ります。
写真は石狩川の川面に雪を被った石が見え、上流になって来たことをうかがわせてくれます。
10時05分、今日の唯一の目印の「豊愛橋」に到達しました。
いや〜、いつもに加えて大苦戦です。雪が柔らかくてスノーシューが沈みます。膝頭の下、弁慶の泣き所の辺りまで沈みます。その上、河岸は立木がはだかり、まっすぐ進めません。
救いは天候が良いことです。太陽も顔を出しています。
石狩川の川面には雪を被った大きな石が目立ってきました。上流になってきた証のようです。
遠くには大雪山の山並みも望めるようになってきました。
いよいよ大雪山の山懐へ向かっての雪中行軍です。
「豊愛橋」は今日の行程のまだ4/1程度です。
さあ、頑張りましょう!
写真は石狩川河岸に残した私のスノーシューの跡です。
7時10分過ぎ、車を駐車する愛別駅に着きました。車載温度計によると、マイナス18℃です。車内から外へ出ると頰がピリッとします。
天候は曇りですが、風がないのが幸いです。
準備に手間取ったり、駅からもかなり歩いたりで、石狩川河岸に立ったのは、7時50分過ぎでした。
いよいよスタートです。
石狩川の川面からは川霧が立ち昇っています。気温と水温の逆転現象のせいでしょう。
写真はスタート地点の愛別橋です。
今シーズン2回目の石狩川河岸遡行のため、前回のゴールだった愛別町に向かいます。
今回は自家用車を動員します。というのも、愛別町から先はバス便が極端に少なくなるからです。車とバスで尺取り虫のように進む予定です。
愛別町までは3時間から3時間半くらいかかりそうです。
ただ今、午前3時50分、辺りはまだ真っ暗です。
それでは運転に十分気をつけて行ってきます。