田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌モーターショー2018

2018-01-20 20:46:40 | イベント
 車が好きなわけではない。札幌で開かれるビッグイベントを見逃す手はない、というだけの好奇心で札幌ドームまで足を運んだ。私の関心はただ一つ、旭川工業高生が修復した1971年製のボンネットトラックを見てみたいという思いだけだった。 

              
              ※ 会場全体を魚眼風レンズでとらえたものです。

 1月19日から21日までの3日間の日程で、「札幌モーターショー」が札幌ドームで開催されている。
 私は昨日、開催一日目に会場に足を運んだ。というのも、以前に観覧した時(’12/2/18)の混雑ぶりが記憶にあったので、初日でしかも平日なら混雑もそれほどではないのでは、と予想してドームに向かったのだ。
 私の予想は違わなかった。結構な人出はあったものの、人波のために展示車が見られないということはなかった。

 モーターショーは国産とヨーロッパのメーカーの車が所狭しと展示されていた。(アメリカのメーカーの出品はなかったようだ)それと目立ったのが、オートバイのメーカーの出品が目立った。
 そうした展示車を見ながら感じたのは、全体に大型化が目立ち、そのデザインもなんだか威圧的に感じられ、それらが街中を走ったら「そこのけ、そこのけ車が通る」みたいな雰囲気になりはしないのか、とさえ思われた。
 実際の街中では、小型化が進んでいるのかな?とも思われるのだが、はたしてどうなのだろうか?

              
              ※ 本年度のカーオブザイヤーに輝いたボルボのXc60 T5です。本体価格が6,790,000円だそうです。

              
              ※ 会場で異彩を放ったポルシェのラリーカータイプです。

              
              ※ 同じくポルシェのレーシングカータイプの車です。 

              
              ※ トヨタの光沢を消したカラーリングに目を奪われた車です。

 さて、私のお目当ての旭川工業高生が修復したというトラックは、会場の片隅に展示されていたが、なかなかの人気のようだった。旭川工業高生は校舎の片隅で埃をかぶっていた1971年製のボンネット型トラック「スタウト」を手間暇かけて見事に修復したということで話題となっていた。それは素人目から見ても見事に修復されていた。
 トラックの傍には修復に携わった生徒が説明役をしていたが、その顔はどこか誇らしげだった。そして生徒の周りには、その昔、実際に「スタウト」に乗って仕事をしていた人たちが懐かしげにトラックに触ったり、生徒に話しかけたりしていた。

              

              ※ 旭川工業高生が修復したボンネット型トラック「スタウト」です。

              

 私のもう一つのお目当ては、北海道発の電気自動車を開発しているコーナーの展示だった。高校や大学、専門学校などが競って電気自動車を展示していたが、残念ながら実用にはまだちょっと日がかかるようだったが、「北海道発次世代EV研究開発・利活用プロジェクト」の試作車はかなり実用化に近い車ではないかと思えた。

              
              ※ 寒冷地仕様超小型EV「ネイクル」です。キタキツネをイメージしたとか…。

 はたして私にとって、入場料(前売り券1,100円)に見合ったイベントだったかどうかは判断が難しいが、札幌では2年に1度しか開かれないというイベントだということだから、まあ良しとしようか?

              
              ※ カラーリングも含めて目を引いた、超高齢化社会向きの車椅子も搭載できる多用途車です。(ダイハツ製)
          



《藻岩山登山》
 来週に「石狩川遡行」の今シーズン第2弾を控えている私は、脚に刺激を与える意味もあって、久しぶりの藻岩山登山を行った。天気も良く気持ちの良い登山となった。写真は「今日の藻岩山山頂から」です。