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私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

冬休み学習支援活動 終了!

2018-01-15 19:51:57 | ボランティア
 今回で5期目になるのだろうか?このほど、児童会館における子どもたちへの学習支援の活動が終了した。私たちの活動もかなり軌道に乗ってきた感があるが、嬉しいことにその動きが札幌市内の他の地域に広がりそうな気配が生じてきた。 

 退職組織の児童会館における「学習支援活動」が今季も行われたが、私は1月10日~12日までの3日間、二条はるにれ児童会館と緑が丘児童会館を訪れて、子どもたちの学習をちょっぴり応援した。

               

 退職組織の札幌中央支部では3年前から夏・冬休み期間中に、児童会館に集う子どもたちの学習支援に取り組んでいる。
 その内容はというと、児童会館において、長期休みの宿題だとか、学習塾の課題などに取り組むための学習時間が設定されている時間帯に私たちが訪れ、学習に躓いている子がいたら、その子たちにアドバイスをするのが私たちの活動である。
 今季は、その学習時間が「二条はるにれ児童会館」は8時45分~9時30分、「緑が丘児童会館」が10時~10時45分に設定されているため、私たちは二つの児童会館をかけもちで指導することが可能だったのである。

 活動は全体では1週間ほどあるのだが、その中から自分が都合の良い日を選び、一人が3~4回活動に参加しているのである。
 子どもたちのほとんどは、自分のペースでどんどん学習を進める子が多い。そんな中、時折躓いている子がいたときに私たちがアドバイスをするといった感じである。私などはアドバイスをするというより、現場を離れて10数年経って、今の子どもたち学習内容を改めて確認したり、学習の進歩ぶりに認識を新たにする時間になっている。
 活動に参加する会員も当初は支部の役員ばかりだったが、徐々に広がりを見せてきて、一般会員の方も参加していただくようになり、取り組みの定着を感じているところだ。

               

 ところで、先日退職組織の新年交流会があった際に、同じテーブルに座った他支部の方から、私たちの取り組みについて質問があった。というのも、その支部でも子どもの学習支援に取り組もうという機運が高まっているとのことなのだ。
 私は嬉しくなり、私たちの取り組みの仔細についてお伝えし、「ぜひ実現に向けて頑張ってください」と激励させてもらった。
 現在、札幌市内の私たち退職組織で同様の取り組みをしているのは、私たち中央支部ともう一つの支部だけなのである。これが市内10支部ののうち、3支部が取り組むとなると「ある種の風になる」と思うのだ。「それならうちの支部もやってみよう」と…。
 私は、このような活動が、私たちの退職組織が取り組むべき最もふさわしい活動ではないのか、と考えているのである。
 そうした意味で、ある種の風が吹くまで粘り強くこの活動に携わりたいと考えている。