田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

サタデー・テーリング(1) 「北海道赤十字血液センター」

2007-06-08 23:45:24 | 札幌(圏)探訪
 サタデー・テーリング2007前期(4月~9月)は34ヶ所のポイントが設けられています。

 6月2日、記念すべき(?)最初のポイントに私は「北海道赤十字血液センター」を選びました。選定理由は、当日の行動予定から考えて最も効率よく回るためにはと考えたところ、たまたま血液センターが最初にきたというだけの理由です。(つまらない話でした)

 ところがこの血液センターが大はずれでした。
 血液センターは、地下鉄「琴似駅」から歩いて7~8分の商店街の裏手のようなところに案外目立たずにありました。

 スタンプは入り口の所にありましたが、そこに一枚のお知らせボードがありました。そこには「本日は見学することができません」とありました。
 そのボードがどうやら恒常的に掲げられているのではと思うくらい黄ばんでいるように見えました。
 センターの性格上、騒がしさや賑やかさは避けたいところでしょう。
 しかし、私が想像するにはスタンプを収集するのが主目的の小学生が騒がしく振舞ったために、センターが「これはたまらない」と見学の方を返上したのではないかと推測したのですが、うがちすぎでしょうか?

 かくして私も血液センターを見学することはできず、ただスタンプを押すだけに訪れたことになってしまいました。

サタデー・テーリング2007

2007-06-07 20:46:50 | 札幌(圏)探訪
 以前から札幌を訪れる度に目にする光景がありました。
 それは小学生が3~4人のグループでザックを背負い、スタンプ帳を手にして、地下鉄を利用し市内を巡っている姿でした。

  サタデー・テーリングとは、札幌市内に設定された施設などのポイントを地下鉄などの交通機関を利用して巡り、スタンプを押して回ることにより、札幌のことをより広く理解しようという取り組みです。

 サタデー・テーリングという言葉は、土曜日とオリエンテーリングを掛けた造語でしょう。
 学校週5日制が定着する中で、子どもたちに休日を有意義に過ごさせる手段の一つとして、私はこの取り組みを「札幌の特性を活かした素晴らしい取り組み」だと思っていました。

 今年四月、札幌に転居してからもその光景は見られました。
 私はそうした子どもに声をかけ(変なおじさんと疑われずに良かったぁ・・・)スタンプ帳を見せてもらったところ、それは札幌市交通局が実施していることを知りました。

 小学生を対象とした取り組みなのですが、札幌探訪を当面の目標としている私には恰好の取り組みです。私も参加してみることにしました。
 地下鉄の事務室で写真のようなスタンプ帳をいただき、6月2日(土)第一回目のサタデー・テーリングを行い、市内4ヶ所の施設を巡りました。
 この後、順次訪れた施設を紹介して行くことにします。
   

インターネットカフェ初体験

2007-06-06 17:29:06 | 札幌(圏)探訪
  ふ~ん、なるほどね。おもしろい空間ではあるかもしれないけど、やっぱり私にはちょっと異質の空間かなぁ? 

 今何かと話題のインターネットカフェとは、一体どのようなところなのかと、某日早番の勤務を終えた午後4時頃に体験的に入店してみました。(遅いって?)

 田舎にいたとき、友人が「札幌で列車の待ち時間などがあるときは、インターネットカフェで過ごすのが一番だ」と言っていたことを思い出したのです。
 私が体験したのは札幌駅にほど近いカフェです。

 お店に入ると、まずカウンターで会員登録をしなければなりません。登録のためには本人を確認するためのもの(運転免許証、保険証など)が必要です。
 そして利用する席(空間)を選ばねばなりません。この店にはさまざまな席が用意されていました。
 ◇カフェテリア席 ◇ブース席 ◇シアタールーム席 ◇ハイスペックオープン席 ◇オープンマッサージ席 ◇ビジネスPC席 ◇VIPブース席 ◇フルフラット席 といった具合です。
 どこがどのように違うのか、詳しい説明は聞かずに、ともかくパソコンとテレビがある席をお願いしたところ、「VIPブース席」に案内されました。

 店内は人間の背丈ほどの高さで区切られた小部屋がたくさん並んでいました。一つの広さは畳2畳分くらいの狭いところに、パソコンとテレビがあり、ゆったりできるチェアーが備わっていました。
 飲み物はたくさんのソフトドリンクが揃っており、セルフサービスで自由に飲むことができます。(食事も注文すると用意してくれるようです)

 飲み物を用意し、さっそくパソコンを立ち上げたり、テレビのスイッチを入れたりしましたが、どうも落ち着きません。無理もないことかと思います。私は単に体験するために来たわけで、パソコンを活用したり、テレビを見るためにカフェに入ったわけではありません。
 どちらも家に帰れば自由に堪能できるのです。
 小さく仕切られた空間は息苦しささえ感じ、小1時間で早々に退去することにしました。利用料金は1時間利用ということで560円でした。

 ここの店では、仕切られた部屋ではなくオープンなスペースで、パソコンやテレビを楽しんだり、店内にあるコミックや週刊誌を読むところもありました。

 客層は私が見たところ、年代は意外にも多岐にわたっており、ネクタイを締めたサラリーマン風の人たちも目立ちました。女性もけっこう利用していました。
 今話題のネットカフェ難民のような人は時間帯が違うためか遭遇することはありませんでしだが、料金表にはナイトパック料金があり、シャワーも備わっているということは、そうした利用者もいるということかもしれません。

 全てを体験したわけではありません。長い時間滞在もしていません。
 ですから分かりきったようなことを言うつもりはありません。
 確かに、待ち合わせや時間つぶしのためには便利な空間のように思います。しかし、日常的に利用したり、頻繁に通うのはどうなのでしょう。
 他に煩わされることなく、好きなことに熱中できるインタネットカフェの空間は、若者にとっては心地良い空間なのかなぁ・・・。

感動ビュー!藻岩山夜景

2007-06-05 18:12:14 | 札幌(圏)探訪
 妻の友人が来札したのを機に、藻岩山の山頂レストランから札幌市内の夜景を眺めつつディナーを楽しむという贅沢を味わいました!

 藻岩山に至るには、都心の「西4丁目」停留所から路面電車でコトコトと15分間ほど乗って「ロープウェイ入り口」で下車、そこから10分ほどロープウェイ山麓駅まで歩きます。そしてロープウェイで山頂へ(正確には山頂駅よりシャトルバスに乗って山頂に向います)というのが車を使わない場合の一般的なアクセスの仕方でしょう。

 私たちは山頂レストランを18時30分に予約しましたが、17時に路面電車で出発しました。時間に余裕がありましたから、山麓駅近くにある札幌市の文化遺産の一つである「旧小熊邸」を利用した「ろいず珈琲館」でコーヒーを楽しんだ後、ロープウェイに向いました。
 山頂に着いたのは18時20分、日没が19時09分でしたから、まだまだ明るく札幌市内が全て見通せました。

 予約したのは「レストラン531」の札幌市内を一望できるカウンター席です。4人が横一列になって暮れなずむ市内を眺めながらディナーをいただくという最高のシチュエーションとなりました。

 夕暮れが濃くなるに従い、光の量が徐々に増えていく光景をワインに快く酔いながらボーっと眺め続けました。やがて日没が訪れて空は深い群青色に包まれました。その空の下には無数の煌めく光が・・・。
 これはもう至福の時としか言えません。
 私たちは十分に札幌の夜景を楽しむことができました。

 と、ここで今日のブログを終えればいいのですが、天邪鬼な私はちょっと考えてしまうのです。
 しょせん夜景などといっても、それはCO2を撒き散らした結果ではないのか、と・・・。
 う~ん、このことに言及すると長くなってしまいそうです。
 このことについてはいずれ触れることにして、今はゆっくり余韻に浸っていたいと思います。

 

切り刻まれる大地 余話

2007-06-04 22:16:57 | 札幌(圏)探訪
 本当にクレーマーになっちゃいました!

 先に投稿したブログの最後に「クレーマーになっちゃおうかな?」と記しましたが、なんと私はそれを実行してしまったのです!

 あれから数日後、私は「札幌市民便利帳」の案内を頼りに中央区土木センター維持管理課の存在を知り、電話をしました。
 担当者は「私は担当の〇〇です」と名乗り、丁寧に応対してくれました。
 担当者の言は、結論的に言うと「予算難」ということでした。破損のひどいところ、懸案のところを順次手がけているが、追いつかないそうなのです。
 何ごとも先立つものが必要ってことですかねぇ・・・。

 一つ救いがありました。
 歩道工事の後の簡易舗装(本日の写真)の件については、工事終了後2~3ヶ月間地盤が落ち着くのを待って、現状復帰することになっているとのことでした。
 きれいな敷石の歩道が戻ってくることを期待したいと思います。

 クレーマーなどと称すると「ごり押しによる不当な強迫行為」(ウィキペディアより)のようにイメージしてしまいます。
 そうではなくて、自分の周りで気付いたこと、感じたことを担当者や関係機関に伝え・相談し、お互いが理解し合うことが大切なことではないかと考えます。
 そうすることによって、自分はどうすべきなのかという次への展開にも繋がってくるくるのだと思います。
 クレーマーという言葉を間違って使ってしまったようです。

  一般市民がマチづくりに参画するとは、マチづくりの直接の担当者や関係機関に思いを伝えながら、自ら参加できることにポジティブに関わっていくことでは・・・。

とちょっと真面目に考えてみました。


 ところで札幌市の担当者は、私を「クレーマー」に分類したのでしょうか?
 

サッポロジューン

2007-06-03 16:32:55 | その他

 札幌在住のライター林心平氏が著書の「札幌はなぜ日本人が住みたい街№1なのか」の中で絶賛するサッポロジューンに入りました。

 一時の低温の時期を経て、この数日は日向では暖かい陽光が降り注ぎ、木陰に入るとちょっとヒャッとする冷気が体を包む最高のシーズンに入りました。

 昨日のコンサドーレの戦い、そして今日の息子のサッカーの試合と、いずれも心地良い空気の中での観戦となりました。
 
 私がブログの背景を今のものに変えたのは、サッポロジューンの光景を象徴しているのではないかと思い採用しました。
 そこで私も同じような写真が撮れないものかと、私の通勤路のミニ大通で何度か挑戦していました。
 その中で今回載せたものが最も納得したものです。

 札幌はこれからヨサコイソーラン祭りの熱狂に突入します。
 老いも若きもサッポロジューンの青空の中で舞い、そして叫びます。
 
 林氏が絶賛する札幌の6月、私にとって初めての札幌の6月を満喫しようと思います。 


もう停まらない!コンサドーレサッポロ!!

2007-06-02 18:28:50 | スポーツ & スポーツ観戦
 コンサドーレの対京都サンガ戦を観戦し、厚別競技場から今帰ってきました。
 
 ゲームはご承知のように2対0で我がコンサドーレの完勝でした。
 心地良い風に吹かれながら観戦し、心地良い勝利に酔ってきました。

 ボール支配率(ボールポゼッション)はむしろ京都が上回っていたように思えたのですが、最後のシュートを打たせないサッポロの守備は見ていても安心できます。
 それでいてサッポロの攻撃は、数少ないチャンスを決めてくれるのです。
 確かに運も味方しているところもありますが、それだけではない強さを最近は感じさせてくれます。

 もう勢いは停まらないんじゃないかと思わせてくれます。
 今季4度目の観戦でしたが、4度とも勝利の美酒を味わわせてくれました。 

 ちょっと残念だなぁ、と思ったことは入場者数のことです。
 発表では8千人強とのことでした。
 う~ん、以前は厚別でも1万7~8千人入っていたこともあったと記憶しています。あれはバブルだったのでしょうか。
 
 大企業をバックに持たず、市民球団として健闘しているコンサドーレサッポロをもっと多くの市民の方々がサポートしてほしい。
というのが私のささやかな願いです。

 

自転車通勤

2007-06-01 16:35:29 | その他

  朝の冷気を感じながら自転車を走らせての通勤はなかなか爽快です!!

 勤務の都合で今日は勤務先と自宅の間を2往復することになりました。
 「徒歩での2往復は辛いなぁ・・・」と考え、初めて自転車を使うことにしました。

 札幌の朝の通勤・通学風景は実に様々です。
 徒歩、自転車、車がそれこそ波のように都心に向います。
 その中でも札幌の通勤・通学風景の特徴の一つが自転車族の存在かもしれません。
 老若男女、実に多くの人たちが自転車を利用しています。

 札幌に転居して、友人から自転車を譲り受けました。
 ママチャリではありません。写真のような本格的なロードレーサータイプのものです。
 スーツにデイバックを背負うというおかしな恰好(そうした恰好の人たちがけっこういるので目立ちません)で自転車にまたがり、札幌の朝の街を疾走(?)しました。

 いや~、実に爽快です。クセになりそうです。
 でも、やはりふだんは徒歩通勤で足腰の衰えを少しでもカバーしようと思っています・・・。