今日の方が折り込み広告は多いのですが、昨日の広告は偶然かもしれませんが、特色がありました。
朝日新聞1月25日(金)号です。
全部で14件の広告が入っていました。
ナントなんと何と、そのうち8件がマンションの広告でした。
いずれも建設中のものです。
会社別(販売の)に見てみると、以下のとおりです。
住友不動産:2件
三菱地所 :2件
三井不動産:2件
アパ :1件
丸紅 :1件
1件が1棟とは限りませんんので、棟としては8件を越えます。
それらのマンションの高さは以下のとおりです。(高い順)
31階 ・ 30階 ・ 28階 ・ 26階 ・ 23階 ・ 20階 ・ 18階 ・
17階 ・ 16階 ・ 15階 ・ 13階 となります。
まあ立地条件が異なるので、高さはまちまちなのでしょうが、とはいってもいずれも街の真ん中と言ってもいいところに建設中です。
1件は全室温泉つきと謳っています。
こんなにマンションを建てても大丈夫なのでしょうか?入居する人がいるのでしょうか。他人事ながら心配です。
あれだけ偽装が騒がれ大きな社会問題となったので、耐震構造上は問題ないのでしょうが、それでもやはり疑問符がついてしまいます。本当に大丈夫なのか?と。
うちの町内にもマンションが出来上がり、今またすぐそばに建設中です。マンションの建設ラッシュといっていいのかも。
ここのマンションの場合はウリは何といっても自然環境でしょう。街中に近いし、広瀬川は流れているし、緑地公園があるし、こどもや高齢者にはいいところ、住みやすいところと思います。
郊外の一戸建てよりも、交通の便利のいい街中に移り住みつつあるということなのでしょうか。それなら少しは希望が持てるのですが。
でもその割には高校や大学は皆郊外へ行ってしまい、街から若い人たちが減りつつあるのではないかと心配でもあります。
若者は外に出て(出ざるを得ないというべきか)、高齢者は戻ってくる(帰ってくる)という現象か。
それと自転車です、確かにマナーはひどく、目に余るものが一杯ありますが、行政は自転車を目の仇にしているし、これではますます街中の賑わいは少なくなるのではないでしょうか。自転車の有効活用、これが必要です。
でも、2時間無料の路上の駐車装置はいいです。これをもっともっと増やせばいい。大規模な地下駐輪場を造るよりもはるかに安い費用で済むでしょうに。
本当は街中にこそ高齢者用の住宅が必要なのでしょうが、特養にしろ、有料老人ホームにしても土地が安いということなのでしょうが、まだまだ郊外に建てられています。
なんか話しがまとまらなくなってしまいました。もっと根本的に都市政策というものを見直さなければいけないのではないか、今までと180度視点を変えて考えていく必要があるのではないかということになるのでしょうか。