きのう夕方結構強い雨が降りました。でも時間にするとそんなに長いことでもなく、この程度の雨ではほんの僅かばかりの干天の慈雨で、渇水の広瀬川の復活まではまだまだ程遠いものと思っていました。(私はちょうど第九合唱の練習に出かけようとするところの雨で、自転車は止めてバスと地下鉄に乗って練習会場まで行くことにしました。でもちょうど地元の高校の文化祭があったりしてバスは超満員、雨の日の混雑しているバスはたまりませんね。ズボンは濡れるし、自分や他人の傘の扱いにも苦労しますし、・・・。)
でも夕方の広瀬川の散歩で分かったのですが、山の方は結構降ったようです。
夕方でこのような状態です。きのうまでとは10センチ以上は増水してるのではないでしょうか。だからきのうから早朝にかけてはもっと増水していたことになります。濁りが入っていましたが、広瀬川にすれば大したことはない濁りです。
分流も生き返ったようです。 流れが復活しました。 嬉しいですね。 流れがない白く乾ききった川底を見るのは忍びません。 このまま細々ではあっても流れは続いて欲しいです。
上が上流側で下は下流側を撮ったものです。
下って下の2枚の写真は 分流と本流の合流点付近の様子です。
分流の流れをよくするためか、晩秋のサケの遡上を助けるためか、分流側の川底の石を、ショベルカーで分流の右岸側に集めたようです。 河川敷の草刈り等の作業に小型のショベルカーが2台活躍していました。
さらに下って澱橋が見える上流の岩盤の瀬の様子です。 この強い流れ、白い泡立ち、いいですねえ、川が喜んでいるようです。
右岸側の露出していた岩盤の溝も、露出部分が少なくなりました。
あとはこの増水した流れに居残っていたアユが付いてくれるかどうか?深みから出てきてくれるか? それとももう産卵のため下り始めているか?
まだオトリが手に入るのであれば、あした川に入ってみようかなと切に思った次第です。 (お祭りの方の会計の仕事も忙しくなって来たのですが、・・・。それと9日と16日の日曜日は半日は交通整理で出動しなければならなくなりました。朝の定期立哨だけならまだいいのですが、両日とも地域を上げた大きなお祭り(雀踊りと大崎八幡宮の神幸祭)があります。)
そうそうこういう看板を発見しました。 アユ禁漁の告知です。最初に見つけたのは、西道路のトンネルが途切れているところの下の左岸河川敷です。 そこには去年の禁漁の告知の看板もあったのです。 2枚とも立ってはなくて横になっていました。
これは今年のことか?
去年のは、です。
去年と比べると今年の看板は大層仰々しく、それでいていい加減な内容となっています。 「お知らせ」が「告知」になっているし、今年のものには、何年のことかはっきり書いてないし、禁漁とする理由も産卵保護としか書かれていない。 告知板としては正確性に欠け、相応しくないとしか言えません。
それだけならまだしも、もっと不可解なことがありました。これが一番よろしくないことだと言わざるを得ません。
告知板は牛越橋の下流50メートルくらいのところと、牛越橋の左岸たもとにもありました。 下流50メートルに立っていた告知板は最初のものと同じで、『九月十七日より』となっています。
しかし、牛越橋たもとの告知はこうなっているのです。
お分かりでしょうか? 前の二つには『九月十七日より』と書かれているのに、これには『九月十八日(火)より』と書かれています。 開始日が異なっているのです。 これではどちらが正しいのか分かりません。判別できません。
17日は月曜日です。火曜日は18日です。 一日違っています。 鮎釣りができるのは16日までか、17日までか、いったいどちらが正しいのでしょうか? あした組合に電話してみようかなと思っていますが。
最後はこの生きものでお仕舞です。逃げないようにと注意して近付きズームで拡大して撮ったのですが、何のことはない、左手で捕まえることができました。 そんなに鈍感なバッタだったでしょうか? もちろんすぐ離してやりましたが。