きょうも一日降ったり止んだりの冴えない天気。 しかも気温は上がらず19.5度とか。
今週は毎朝交通指導隊員として朝、交差点の立哨に従事しましたが、レインコートを着用しなかったのは一日だけ。ほかの日は白い真新しいレインコートを着ました。 寒いからコートを着て丁度いい感じでした。 夏は陽射しが厳しかったのですが、今は日陰になってしまい、暖かさが感じられないのです。
子どもたちも本当にいろんな子どもたちがいるもので、黄色い帽子を被っている一年生は、ここの交差点を通る子どもたちの約半数近くにもなるのではないでしょうか? それだけ小さい子どもたちが多いということで、信号待ちの時にいろいろ話しをするのが楽しみです。
やはり元気があるのは女の子ですね。2,3人かそれ以上の仲間と通学していますが、男の子はひとりだけという子もいて、全体におとなしいし、ひ弱な感じがして頼り甲斐は感じられません。これで大丈夫だろうかなとさえ思ってしまう子どももいます。
坂道が多いのですが、元気な子どもはよく走ります。 朝から走る。 訳もなく突然走り出す、それが元気な子どもです。 要領のいい子は8時20分まで着けばいいということで、10分頃にやってきます。悠々堂々としたものです。 将来大物になるか???
何にしても可愛い子どもたちには、大きくなるまでに絶対に交通事故にはあってほしくないものです。
前置きが長くなってしまいました。 きょうの豊齢学園の授業から。
午後からの授業の講師は、輪王寺の住職 日置道隆(りゅうどう)氏。 『いのちを守る森の防潮堤』 です。 住職ということで、いろいろと考えさせられるいい言葉が発せられました。
・仏教は森から生まれた宗教
・全ての存在は、自然の恵みに生かされ、つねに回りながらつながっている
・自然とともに生きること(=自然との共生)がわれわれを守ってくれる
・森の防潮堤はそれ自体が声明の塊
・科学技術は、自然とともに生きるための知恵として利用してはじめて生きてくる
・今必要としているのは、自然を支配する文明ではなく、自然とともに生きる文明、生命 を尊重する時代である
・防潮堤をコンクリートで囲ってしまうのは、次世代への犯罪である
表
A4版裏表のチラシです。
裏
A3版二つ折り、表裏印刷
提言している、そして一部岩沼市で実施しているこれからの防潮林です。
大震災によって大量に発生したガレキを、有用な地球資源として活用するために、穴を掘ったところでガレキと土を混ぜ、植樹地(マウンド)を形成し、そこにその土地本来の深根性・直根性の様々な樹木を植えていく。 それらの樹木は互いに支えあいながら成長していくので、2,3年は除草が必要であるが、その後は管理が不要とのこと。
このプロジェクトの優れた点は、被災現場の廃材の有効利用、無駄な運搬のコストの削減、燃やさなくていい、ということにあります。
このガレキ処理をどうするかということは、朝日新聞の連載企画 『プロメテウスの罠』 ””がれきの行方””に詳しく載っています。 「がれきの行方」11~13参照
しかし、環境省はそういう企画に反対なのですね。呆れてしまいます。
『燃やせば何も残らない。だが防潮堤にすれば、人々の生活の一部であったがれきが、津波の教訓とともに、千年先まで生かされる』
『津波対策に巨大堤防を築くより、沿岸部の陸上に小高い防潮林を点在させてはどうだろう。土台にはがれきを埋め、津波被害を後世に伝える鎮魂の丘にしよう』(岩沼市)
でも、環境省は丸太状の流木などの埋め立ては認めるが、木くずや建築資材はガスの発生や地盤低下、有害物質を含む可能性を理由に反対しているそうです。 岩沼市の場合は「市の責任で試験的にやる」ということで了解したんだそうです。
がれきの広域処理にこだわる環境省の存在意義、存在価値はなんなんでしょう。 何のためにあるのでしょうか。 無駄の最たるものでしょう。 受け入れてくれるところにはお願いし、それとともに地元でも極力処理していくという姿勢が大切でしょう。 その処理の一つとして 鎮魂の”森の防潮堤” ”小高い防潮林” が地元から提案されているのにどうして認めないのでしょうか。
今回の東日本大震災による地震、津波、原発被害に対する民主党の対応はめちゃくちゃです。 もう政党としての体をなしていないと言わざるを得ません。 だから官庁・官僚も戸惑いを隠せないということもあるのかもしれません。(甘いかな)
もうどう足掻いても民主党はお仕舞い!!野田の責任。 かといって自民党、安倍晋三総裁の自民党なんかは復活させるわけにはいきません。 そして橋下率いる維新の会も御免被ります。 公明党はとっくの昔に、反戦平和の旗を降ろしているから××× かっての社会党、今の社民党ですか、昔々”山が動いた”と土井党首に言わせた頃が懐かしい。 懐かしがっている場合ではないのですが。 当分の間悩みに悩むことになりそうです。