鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

みちのく歌壇

2012-10-17 21:02:09 | 思いつくまま

   天気予報では午後から雨ということでしたが、実際に降ってきたのは夕方でした。弱い雨脚でしたが、雨にも負けずまだ秋の虫は元気に鳴いていました。 この虫が鳴くのではなく、泣く泣く泣いて消え去るのはいつのことになるか、注意していこうと勝手に思っています。

 虫の音は”泣いても”いいのですが、沖縄の件は泣き寝入りしてはいけません。泣き寝入りすべきではありません。沖縄に米軍基地があるから、黄色人種に対する人種差別があるから、いつまでたっても米兵による婦女暴行・・傷害・強姦事件がなくなりません。今まで67年間もじっと耐えてきたのですから、この際何度も言っているように、沖縄の米軍基地をそっくり次期総理安倍晋三の地元長州に移転すればいいのです。当然オスプレイも。

 そして沖縄の進むべき道は ”日本からの独立” です。軍事基地とは完全におさらばして、永久平和国家としてにほんから分離独立するのです。 みんなでその方策を考えてみてはどうでしょうか。 独立したうえで、日本、韓国、台湾。中国等と善隣外交を展開していくのです。

 きょう安倍次期総理は靖国神社を参拝しています。公約の実践とか。 また、きのうの新聞によると15日にはアメリカの国務副長官と会談して、『日米同盟の強化や地域の安定化のために、集団的自衛権の行使の解釈を改めたい』と言ったそうな。 強兵による富国のためには徴兵制を敷き、軍備を拡大して、充実増強した軍隊を紛争地帯へ派遣して、米軍のお先棒を担いで実績を上げ、ご主人様のご機嫌をとろうとする、日本の軍隊をアメリカの海兵隊のように位置づけて悦に入ろうというのでしょうか。(かなり邪推が入っていますが、あながちそうとも言えなかったりして)

 まさか、尖閣諸島を口実に軍事衝突を真面目にやろうと考えているのではないでしょうね、そう思いたいけど、目の前に格好の餌を突き付けられては、次期総理としては今がチャンスだと内心ほくそ笑んでいたりして、・・・・。恐ろしいことです。

 

 ここからが本題です。 朝日新聞には「朝日歌壇」(全国版)と「みちのく歌壇」(地方版)の欄があります。 きょうの「みちのく歌壇」の歌です。

 海に向き首(こうべ)を垂れてひたすらに祈る人かと紛(まが)う向日葵(ひまわり)

                                   (宮古市の岩田さん)

 この辺り居間か風呂場か玄関か鎮魂の花礎石に置かる

                                   (仙台市の穴沢さん)

 最初の歌ですが、これを読んでハッとしました。強烈です。 歌っていることはとっても静かなのですが、全体としてはかなりショックな歌となっています。3・11を決して忘れるな!という強いメッセージを感じてしまいました。

 それなのに、まだまだ被災地の復興は先のことなのに、震災復興関連予算の使われ方、これは一体なんですか!!!補助金を受け取った企業の中には、受け取った金額が震災関連の予算から出ていることを知らない企業があるというじゃないですか。 

 被災した個人企業や会社ではなんとか会社を再建したいということで、あらゆる知恵を動員して懸命の努力をしているというのに!!再建のための国の補助金を申請してもなかなか認めてもらえないのが現状なのです。 大した金額ではないと思います。 優秀な公務員はこれ幸いとばかり屁理屈をつけて、予算を獲得して消化しています。呆れてしまいます。 公務員としての倫理、人間としての倫理観はどこへ行ってしまったのでしょうか。 猛省を促したい。

 こういう歌もありました。 山形県村山市の飯田さんの歌です。

 最上川に立谷沢川注ぎこみ清き流れの混じることなし

 懐かしい川の名前が出ていました。最上川は今に始まったことではないのですが、立谷沢川(たちやさはがわ)が懐かしい。 5,6年前くらいですか、立谷沢川が最上川と合流する前後で鮎釣りをしたことがありました。 最上川と比べたら立谷沢川は圧倒的に小さい川ですが、合流点の少し上流に大きな堰堤があったためか、この付近の瀬で結構いい思いをしたことがあります。 いい型の元気な鮎が竿をひったくっていったものです。

 この合流点の下流に有名な清川があります。


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