鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

快晴にして、大安の憲法記念日

2016-05-03 15:05:12 | お知らせ

 おとといきのうと最高気温が12度台だったのに、きょうは20度はいったのではないでしょうか。 この日頃寒がり屋の私でさえ外を歩くと暑く感じるくらいです。

  

           (午前9時10分頃)

           

 

     

 でもきのう夕方のニュースでは京都は31度とか、名古屋、大阪も29度くらいまで上がっていました。羨ましいです。 仙台でも水量がもう少し増えて、暖かい天気が続いてくれたらいいのですがねえ。

 広瀬川分流の左岸を上流に向かって歩いていましたら、またしてもトンボが頭上を飛んで行った気配がしまして、よくみると近くの葉っぱに止まってくれました。 実際はこんなに大きくはないです。 前にも言いましたが、赤とんぼサイズです。

  

    オニヤンマです(よね)。

                          

 そしたら近くの葉っぱにもう1匹のオニヤンマが止まっていました。 1匹は横に、もう1匹は縦に止まっていました。

      

 そしてまたまた珍しいものを珍しいところで見つけました。これもいい天気が誘い出してくれたからでしょう。天気に感謝です。

 

 カナヘビです。15センチくらいもあったかな、結構大きいです。

           

 普通は長く伸びているのに、こういうヨガをしているカナヘビも見かけました。器用ですね、体が柔らかいからなあ。

       

 

 きょう5月3日は憲法記念日で祝日です。 前にも書きましたが、このところ就活ならぬ終活をしていまして、書類や本等の整理を少しずつしていますが、この前こういうものが見つかりました。

                 

 仙台市制施行八十八周年記念・日本国憲法施行三十周年記念として、仙台市が中心となって市民委員会の協力の下開催したものです。 昭和52年のことです。今から40年前になります。 この冊子は68ページもあります。

 むかしは燃えていたのですね。仙台市長 島野 武 という名前、とっても懐かしいです。 革新都市仙台のリーダーとして、全国的にも先駆的な事業を展開してきました。現役のまま急逝してしまったのが何としても惜しまれます。 その後の市長はひどい市長が続きました、刑事事件で逮捕されたりもしたのですから。

 巻頭言の「あいさつ」のなかで市長は言っています。 「憲法記念日は、一年の祝日の中で、最も意義深い祝日であります。十二年前、わたしが仙台市独自の憲法週間を設けることを提唱したのがきっかけとなって、いまでは憲法を暮らしに活かす、憲法を市民のものにする運動も次第に定着しつつあると思います。・・・・。憲法は、われわれの生活と、権利の基本であり、これを守り、活かすことは市民みんなの義務であります。・・・・市民ともども憲法を守るために積極的に立向う決意を新たにするものであります。」

 その中に、民衆の作った憲法草案として、「五日市憲法草案と千葉卓三郎」という項目があります。

 

            

 (全文204条の内、「国民ノ権利」と「国会」について規定した部分が115条と半分以上を占める。・・・・。)

  

           

 

 (タクロン・チーバー氏法律格言 ・・・・  〇国王ハ死ス国民ハ決シテ死セズ   〇国王ニハ特権ヲ与フルコト勿レ   〇若シ人民権利ト人君ノ権利ト集合スル時ハ人民ノ権利ヲ勝レリトス)  31歳とはあまりに惜しい早逝です。

           

 千葉卓三郎という啓蒙思想家が宮城県出身ということに誇りを感じます。 

 戦後70年国民の多くは平和主義と民主主義の日本国憲法を歓喜して迎え、最早日本人の血肉と言ってもいいものとして受け継いできました。 「押し付けられた憲法」だから日本人の手で書き換えなければならないなどとほざく連中がいますが、明治憲法ができる前から日本人の手で民主的な憲法草案が作られていたのです。 もともと日本人の中には現憲法を受け入れる素地というものがあったというわけです。そのことに誇りを持ちたいです。

 たとえ押し付けられたものだとしても、多くの国民にとってはまったく困ることではないし、困っているのは戦前の社会体制、政治体制に戻して再び権力を振るいたいと願っている一部の旧支配層の人たちであろうと勘繰らざるをえません。そんな輩に利用され、自分で自分の権利を放棄するような、自分で自分の首をしめるような行動だけは決してしたくありません。


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