やはり気温は上がりませんね。予報では雨でしたが、雨は降ったものの予報よりもかなり少なめで助かっています。気温は一日で10度も下がってしまうような予報でしたが、予報の16度よりは高くはなっているようです。
正午の気温は17.4度でした、きのうは24.5度でした。何にしてもこれでは20度は超えないでしょうね。先週はとっても暑かったですが、このまま夏になるのではなく、その間にモンスーン地帯にはなくてはならない梅雨があります。
今年はどんな梅雨で、その後の夏はどんな夏になるのか?神のみぞ知るとしか言えないのでしょうか。水量もほどほどあって、夏らしい夏であってほしいのですが、そんなニンゲンの都合のいいようにはならないでしょうね。
きのうの朝、この頃の夏は何かとお世話になっている広瀬名取川の組合員の人と話す機会がありました。広瀬川は上流部にはアユの稚魚を放流はしていますが、やはり澱橋下流の方はまだのようです。はっきりはしませんが今週後半頃に放流するのではないかということです。
今思い出しましたが、三陸海岸の汽水域でとれた稚魚も放流するとか言っていたような・・・・。何にしてもいったん狂った稚鮎放流計画はなかなか簡単にすんなりとはいかないようです。何しろ生き物を対象にしていますから。
こういう分流の景色は?
それにしても、今夏の鮎釣りはいつもとはかなり異なるやもしれません。というのも、放流する稚鮎は稚鮎と言ってもいいものなのかどうかと思うからです。放流量の計算はキログラムでしょう。特に小さければ小さいほどそうだと思います。
いつもなら4月の下旬に、4月の月末付近に放流している稚鮎ですが、それからもう一か月近くが経ちます。その間にかなり大きく成長していると考えるべきではないでしょうか。とすれば、匹数として勘定してみると割と?かなり?少なくなると思います。
そうなると、天候の具合は普通としたら、鮎一匹当たりの縄張りというか苔を食むエリアはいつ最寄りは広くなり、ということは鮎の成長も早くなるとは考えられないでしょうか。そう考えるのが妥当かなと思うのですがね。
解禁日は、それでなくても広瀬川の鮎は大きく育っているのですが、さらに大きく育った鮎が掛かる可能性があるということになりませんでしょうか。そう考えたら面白いですね。愉快ですね。それで数もそこそこ掛かったらもう最高でしょう!!
さて、果て今年の鮎釣りの解禁日、7月1日はどんな鮎が掛かり、竿を絞ってくれることになるのやら・・・・。数は少なくていいから、少しでも大きい鮎を掛けたい自分にとっては面白い夏になるかもしれません。仕掛け類も最初から太くて大きくて丈夫なものにしましょうか?!
(アゲハ蝶は12日の撮影です。なかなかアップできなくて)
それと、もう何年も前から地元の川にはカワウが棲みついています(どこからか飛んでくるのか?)。数年前は川幅分の長さの糸をはってカワウ対策としたことがあります。効果のほどは大してなかったと思いますが。
添いうカワウ対策では野鳥を傷つけるということで野鳥の会より苦情が届いており、なんでも今度は”空中作戦”ではなく、””水中作戦””に切り替えていくとか。つまり、水中でカワウに追いかけられても鮎の逃げ道を作って鮎の被害を少なくしようということのようです。
竹を組み合わせて水中に沈め、おもりをつけて流されないようにするのだとか。どこにどれくらいの数を設置するのかは分かりません。仙台特有のガラ掛けはもとより友釣りでも、場合によっては引っかかってばかりで釣りにならないような気がしますけどね。
なんにしても難しいですよね。それよりは、下流の堰(魚道)を徹底的に魚にやさしくして、鳥に食われにくくした方がいいのかも。汽水域にはたくさんの稚鮎がいるんでしょうし、時期が来れば遡上してくるわけですから、小さい鮎でも鳥の被害を少なくして魚道を上がれるように工夫した方がいいのではないかなあ、長い目で見ればそのほうがいいのではないでしょうか。