あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

結局、超プチ!『なよたけの碑』

2006-05-24 23:45:14 | プチドライブ・地域の事
朝から天気が良くて、風も爽やかな一日だった。

ばぁ~ちゃんはディサービスへ行き、久しぶりに誰もいない水曜日。
プチドライブへとは思ったが、家の前のpochiko農園を見回ったり
すでに納付書が届いていた税金を払い込みに行ったりで
思いがけず時間を取ってしまい、どこへも出かけずじまいだった。

近くのスーパーで買い物へ行く途中
何気に回り道をしたら、懐かしい場所を見かけて
プチドライブではない…強いて言えば超プチってところだろうか?

なんだ、結局ドライブはしてしまったという事だった…みたい(笑)

確か小学校低学年で、遠足だったか課外授業だったか定かではないが
市内の外れにある善龍寺で、家老西郷頼母の妻千重子の辞世を刻 んだ『なよたけの碑』だ。
なよ竹の風にまかする身ながらも たわまぬふしはありとこそきけ
会津の悲劇の歴史はまさにこの西郷家はじめ会津藩の婦女子の姿にあるという事だ。

昔ながらの石段を登ると、独特な建物が見える。
竜宮門または竜宮作りと呼ばれる珍しい建物で、市指定文化財とされている。

確かに竜宮城を思い起こさせる、類をみない様式の建物だ。

何十年、足を運ばなかっただろうか?
あの日あの時に行った時と変わらずにと言うより
新しくなったような気さえして…。


石段の両脇には鬱蒼とした木が生えて、風にザワザワと揺れて
フッと自分が小学生の頃に戻ったような気がした…。

嫋竹・・・しなやかな竹の意味で、か細い竹ではあるが
風に吹かれても、雨に叩きつけられても
また雪の重みにも耐えるしなやかな強さ持つ嫋竹。

この強さを見習いたいと思った…。





コメント (16)
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