だからカルキ臭い水道水を飲まなくても、いつでも美味しい水が飲める事に感謝している。
一人暮らしをしている次女や結婚している長女のところも水道水だ。
家の水で育って来たので、水道水は不味いという。
地下水で炊いたご飯は美味しいらしい。
冬は温かく夏は冷たい…っても年間を通じてほぼ一定の温度だからなのだが。
収穫したスイカやトマトを冷やして食べる。
不思議と冷蔵庫で冷やしたより美味しいと思うのは私だけだろうか?
冷たさが優しい…水に旨味がある。
人間が快適に暮らせる温度は17~28℃と言われているが
地下水温度の範囲はおおよそ14~20℃で
人間が快適に暮らす為の気温に比較的近い温度なのだそうだ。
昔はゴミなどは家の辺りで燃やしていたが、今はそういう事は無くなった。
地下水に有害物質を浸透させないようにしている。
今日は朝から何週間ぶりに雨が降った。
久々の雨で、植物も生き返ったようで
おまけに思いがけなく涼しい一日を過ごせ、我々にも潤いをもたらしてくれた。
普段であれば新聞は、テレビ欄と三面記事くらいしか読まない私だが
今朝は珍しく時間が空いたので、何気に隅まで読んでいたら
『水六訓』と言うコラムを見つけた。
一、あらゆる生物に生命力を与えるは、水なり。
二、常に自己の進路を求めてやまざるは、水なり。
三、如何なる障害をも克服する勇猛心とよく方円の器に従う和合性とを兼ね備えるは、水なり。
四、自ら清く他の汚を洗い清濁併せ容るの量は、水なり。
五、動力となり光となり、生産と生活に無限の奉仕を行い、何等報いを求めざるは、水なり。
六、大洋を充たし、発しては蒸気となり、雲となり、雨となり、雪と変し
霧と化してもその性を失わざるは、水なり。
水を心とすることが、平和と健康と長寿の妙薬であります。 笹川良一
また人間にしても体の約60%を、新生児の場合体重の80%が水で占められている。
何日か食べなくても死ぬ事はないが、何日も水なくして生き長らえる事は出来ない。
そんな大切な水を、『水六訓』を読んで無駄に浪費していた事に気づく。
今更ながらだが…。
とうとうと流れる川に浮かぶ鴨をUPしてみた。